「おめでとうございます！」到着するなり不動産屋より声をかけられた

まだ朝8時半、不動産屋の担当2名は部屋に入ってくるなり、「この度はおめでとうございます」と
《まだ、契約してないのに・・・。まるで、結婚式場を探している時みたいだな》僕は1週間前と同じ部屋であるのに、張り詰めた空気を感じて緊張した。

朝、数人が入る会議室に通されると、もうテーブル上には、黒いシートが敷かれ、その上に不動産売買契約書、重要事項説明書、と書かれた文書が置かれてた。
そして、まず我々夫婦が買主側として、重要事項説明書の説明を30分ほど受けて、9時頃に、売主ご夫婦（共同売主）が登場し、不動産売買契約書の内容説明に移った。
夫の方は50代前半くらいか、契約書の字（フォント10.5）を見るのにメガネをかけてた。妻は50位か、マスクしてて良く分からず。
《向かい合って、無言というのが緊張するな》

「物件は、洪水の時の浸水区域にある」に《アレ、調べた時には千年単位のワーストケースでも水に漬からない筈が・・・》
一瞬、固まった我々夫婦を見て、担当者「あくまでも地域ですが、物件の場所は浸水リスクがありません」と説明してくれホッとした。
液状化地域でも、整備化地域でもなく、あっさり終わった。

その後、設備のはなしで、シロアリや雨漏りなどの重大な瑕疵があれば、引き渡し3ヶ月以内に対応する事を文書で確認した。あとは、自殺や病死等の瑕疵が無い事をも売主は保証した。最後に、ファーストオーナーが設置した家の裏口にある物置は売主が自費で撤去することを合意してくれた。《数万円以上かかる話で、先方は放置のままにしかったらしいが、ウチの要求を呑んでくれた。》

双方からの疑義がないのを確認して、不動産屋担当者2名は、不動産売買契約書、重要事項説明書に双方が記名と捺印（実印）をするように促した。
無言でそれら作業が終わったあとは、手付金二百数十万円の現ナマを売主である旦那の方に渡して、不動産屋が枚数計測機を出して終わる筈が、使い慣れてないのかモタモタしていた。数は数え終わった。

担当者2人は、売主と買主夫婦それぞれを見て、「売買契約の成立、おめでとうございます」
《まるで、十数年前の結婚式当日の会場スタッフの対応を見てるみたい。でも、結婚・出産に次いで、人生のビッグイベントが決まった》
これまでのビッグイベントに比べて、全然短い、開始から1ヶ月半で、あっけなく決まってしまった・・・。

2024年6月15日

居住物件の内見に行ってきた

藤沢駅から、一応、徒歩圏内にある物件（現況居住）へ

初の内見に行ってきた。

途中の車の中で、不動産屋は「家の中のどんなところでも、言えば見せてくれる」
と語っていた。

しかし、そのお宅に到着し、玄関で居住人（30代後半の母親と、5歳くらいの子供）に迎えられると
こちらが監視されている感じがした。

ちょうど、客と服屋の店員みたいな感じだ。
≪家の中のいろんなところを見せて貰うほど、断りにくくなる≫

その家のリビングには、子供のおもちゃ（プラレール）があったのだが、
長男がそれを勝手に取り出し、遊ぼうとしているので、
注意したら、「ギャー」と泣き始めた。

やむを得ず、電車のおもちゃを1個だけ借りて握らせて貰って、家の中の見学に出発。

クローゼットの中も、不動産屋がためらいなく開けるので、こちらが戸惑うほど。

築年数の割に、きれいに使われていて、まぁまぁの印象。

あとは、価格か。中古の割に設定金額は安くないのが引っかかる。

住宅展示場に行ってみた

住宅展示場に、家族で行くのは初めて。

藤沢駅と辻堂駅のちょうど中間にある展示場。

GW中ということもあり、駐車場は満杯。

ある業者のブースを訪問すると、
「耐震性、省エネ、50年以上長持ち」の家を建てるのに、
3千万円かかる、と言われて、帰ろうかと思ったが、

嫁が詳しい話を聞きたがったんで、
そのモデル住宅の中に入り、案内された。

30分程、その会社の作る家の良さを力説された。
二男を抱っこ紐で抱えていたので、
家の中を歩き回るのに疲れた。

同じ物件、また見に行くことに

いよいよ、現実味を帯びてきた

お目当ての物件は、隣にアパート

大船駅から徒歩20分以内。
90ｍ２足らずの土地に建つ新築物件
4LDKで3800万円→しんどい価格だ。

だが、周辺は古いアパートが立ち並び、
目当ての物件の隣にはボロボロのアパートがあった。

≪これはちょっと・・・≫

せめてもの救いは、モノレール駅まで徒歩数分。

息子を初めてモノレールにのせてやれた。