LLEVO UN DIARIO

日々の記録

モロッコ 5日目 : カスバ街道を走る!

2006-09-18 16:21:13 | Viaje -旅、と散歩-
前夜着いたばかりのワルザザードを朝から出発して、
この日はエルフードに向かいます。
ちなみにワルザザードとは、ベルベル語で”静かな街”という意味なのだそうです。

= ワルザザード =
タウリルトのカスバ

その前に、ワルザザードにて。
タウリルトのカスバです。
道路を挟んだ向かいには映画の撮影所がありました。










カスバ街道
ワルザザードからエルフードへはカスバ街道をひたすら走ります。
その距離なんと410km!
カスバ街道には、約1,000のカスバが点在しているのだそうです。


カスバ街道の景色。
一面茶色い地面が広がります。
白く見えるのは塩なのだとか。

























名前は忘れてしまいましたが、
旧紙幣に描かれていたカスバ
なのだそうです。
17世紀のもので、
現在も家族が住んでいるようです。









ダデス渓谷。
地面に書かれているのは
”西サハラはモロッコのもの”

現在、西サハラは、サハラ・アラブ民主共和国(日本は未承認)とモロッコが領有を主張しており、国連からは「自治政府をもたない領域」とされているグレーゾーンなのだそうです。






途中、こんなところにも寄り道。
じゅうたんやさんです。

ベルベル人のつくるじゅうたんの模様には
物語があるのだとか。
素人が観ると、ラクダの絵や鳥の絵、人の絵というところまではわかるのですが(笑)

かわいいデザインのものもたくさんあり、欲しかったのですが、即決できず、断念。。。






その後、トドラ渓谷でランチ。
ここでのランチは野菜スープとチキンのタジンでした。
チキンのタジンはレモンとオリーブオイルでさっぱりとした味。とてもおいしかったです。
これは家でもできそう。




トドラ渓谷
その後、トドラ渓谷を散策しました。
ヨーロッパのロッククライマーがわざわざ訪れるというこの渓谷は、高さ250~300mほどの岩が、幅20mの道路を挟んで迫立っています。絶景!

  


カナート

トドラ渓谷を出発し、エルフードに向かう途中、カナートの見学。
カナートという言葉自体とても懐かしいのですが(笑)、中学校で勉強したとおり地下用水路です。
16世紀に作られたもので、現在は使用していません。

深い穴が1列にあけられており、これが地下でつながっているようでした。

近所の子供たちがその周りで遊んでいましたが、落ちないのかなぁ、と要らぬ心配。
日本だったら大騒ぎですね(笑)





夜はエルフードのホテルで夕食でした。
さぁ!明日はサハラ砂漠!

P.S.
エルフードのホテルはホテルマンがとってもフレンドリーでした。
モロッコに着いたときから感じてはいたのですが。
売店のお兄さんは商品の衣装を無理やり着せて写真を撮らせるし。
(始めは衣装を売るつもりかと思ったけれど、写真を撮ったらさっさと商品をしまってしまって別の話を始めたので、そうではなさそうでした。)
ポーターさんも暇だったのか、私を見つけると呼びつけて家族のことや趣味のことなど話始める始末。
とっても楽しかったですけど(笑)