LLEVO UN DIARIO

日々の記録

モロッコ 3日目 : 喧騒の街、マラケシュ

2006-09-16 16:19:44 | Viaje -旅、と散歩-
この日は朝からカサブランカを発ち、バスでマラケシュへ。
その距離200km!

途中のドライブインでは、モロッコの名物料理・タジンを作っていました。
タジンというのは、モロッコ人が毎日食べるという煮込み料理です。
三角帽子の蓋をかぶせて火にかけます。
この旅でも毎日出てきましたが、具はさまざま。



タジンの調理場の横ではネコがのんびり。
どうやら三つ子ちゃんのようでした。




= マラケシュ =

マラケシュはベルベル語(だったかな?)で”赤い街”と言う意味なのだそうです。
この街はフェズに続いて2番目に古い街。
メディナ(旧市街)は物を売る人、買う人であふれていました。

メナラ公園

はじめに行ったのはメナラ公園です。
12世紀に作られた庭園で、
中央には150×200×3mの貯水池が
あります。
昔はここで水泳の練習をしていたそうです。
周りをオリーブの林が囲んでいました。

これらのオリーブは
樹齢400~500年くらいなんだそうです。















ここでランチ。本日は、
  パスティラ(パイ皮にお肉を包んで焼いたもの)
  ブロシェット(炭火で焼く串焼き)
  オレンジ(シナモンがかかってました。うーん。。。ビミョウ)
  ミントティー



続いてメディナ(=旧市街)の散策へ。


アグノウ門

メディナの南側にある門。
モロッコのメディナは城壁で
囲まれており、
こういった門をたくさん観ました。
どの門も手作業で作ったとは思えない
とても美しい装飾が施されていました。






サアード朝の墳墓群
サアード朝の代々のスルタンが葬られている墓群です。
どの部屋もきれなモザイクで装飾されていました。
左写真の地面の四角いものはお手伝いさんのお墓、中央写真はアル・マンスール王のお墓です。
ちなみに、イスラムでは頭をメッカの方角に、右肩を下にして埋葬するのだそうです。




ジャマ・エル・フナ広場&スーク
続いて、私が楽しみにしていたひとつ、スークの散策です。
私は海外に行くと、必ずスーパーや市場に行きます。
こういうモノがごちゃごちゃしているところって、見ているだけでもたのしいです。
それに、そこに住んでいる人を感じることができますよね。
こういうところに行くと、現地の人と会話をする機会も増えるので大好きです。

モロッコにはかわいい雑貨がたくさんありました。
でも、今回はじっくり見る時間がなく、あまり買えませんでした(泣)

ちなみに、マラケシュのメディナは世界遺産です。




これはサボテンの実。
硬い種がたくさんありましたが、普通においしかったです。
実そのものはやわらかく、甘さを抑えた南国フルーツという感じ。




民族音楽ショー
夕食には民族音楽ショーをしているレストランに行きました。
ここがスゴイんです!
海外ツアーでよく連れて行かれるような舞台でちょこっとダンスをしているのを観ながら食事をするものと思っていたのですが(こういうのはあまり好きではない)、ここはテーマパークのようでした。
入り口から食事をする部屋までかなりの距離があったのですが、あちこちで歌ったり踊ったり。
ここまで徹底されていると圧巻です。
食事をしている間も、絶えずいろいろな民族衣装を着たグループがやってきては演奏したり、歌ったり、踊ったり。
食事のあとは、中央の広場で10頭以上の馬に乗った人たちがパフォーマンスをしていて、とても楽しかったです。



夕食のメニューは
  ハリラ(日本の味噌汁に替わる汁物)
  タジン(この日はミートボール)
  クスクス
  フルーツ