野の花 庭の花

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ピンクのやわらかい色の花が夏には目立つ「ナツズイセン」(夏の花 2022-71)

2022年08月13日 07時14分57秒 | 

ピンクのやわらかい色の花が夏には目立つ「ナツズイセン」。スイセンではなくヒガンバナ科の花だ。「ハダカユリ」という別名は、花が咲くときに葉がないからだ。ヒガンバナも花が咲くときに葉がないが、花が開いた後に葉がでてくる。ハダカスイセンは春に葉がでて、葉が枯れた後に花が咲くので「ハダカ」なのだ。

(2022年夏 川崎市)

夏の花シリーズ(2022年夏)

「キンシバイ」(初夏の花 2022-01)
「どくだみ」(初夏の花 2022-02)
「アマリリス・アップルブロッサム」(初夏の花 2022-03)
「カラー・ピカソ」(初夏の花 2022-04)
「ペンステモン・ハスカーレッド」(初夏の花 2022-05)
「オルレア」(初夏の花 2022-06)
「 サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス」(初夏の花 2022-07)
「アスチルベ」(初夏の花 2022-08)
「ゴデチア」(初夏の花 2022-09)
「ルリマツリ」(初夏の花 2022-10)
「アネモネ・ヴィルジニア」(初夏の花 2022-11)
「ハタザオキキョウ」(初夏の花 2022-12)
「サフィニア」(初夏の花 2022-13)
「エケベリア "七福神"」(初夏の花 2022-14)
「ホタルブクロ」(初夏の花 2022-15)
「ハクチョウソウ」(初夏の花 2022-16)
「マルバシモツケ」(初夏の花 2022-17)
「ブルビネ・フルテスケンス」(初夏の花 2022-18)
「オオヒエンソウ」(初夏の花 2022-19)
「キリンソウ」(初夏の花 2022-20)
「西洋オダマキ”イエロークイーン"」(初夏の花 2022-21)
「シラン」(初夏の花 2022-22)
「ワスレナグサ」(初夏の花 2022-23)
「トキワツユクサ」(初夏の花 2022-24)
「コウホネ」(初夏の花 2022-25)
「トリアシショウマ」(初夏の花 2022-26)
「タチアオイ」(初夏の花 2022-27)
「アルストロメリア・プルケラ」(夏の花 2022-28)
「ストケシア」(夏の花 2022-29)
「オランダハッカ」(夏の花 2022-30)
「ペンタス」(夏の花 2022-31)
「ダイヤモンド・フロスト」(夏の花 2022-32)
「ヒルガオ」(夏の花 2022-33)
「トレニア」(夏の花 2022-34)
「アカリファ」(夏の花 2022-35)
「サニークラウン」(夏の花 2022-36)
「ヒメヒオウギスイセン」(夏の花 2022-37)
「サルビア・ガラニチカ」(夏の花 2022-38)
「カンパニュラ・メディウム」(夏の花 2022-39)
「ルドベキア・ヒルタ」(夏の花 2022-40)
「エキナセア」(夏の花 2022-41)
「アガパンサス」(夏の花 2022-42)
「アカンサス・モリス」(夏の花 2022-43)
「シロタエギク」(夏の花 2022-44)
「ザクロ」(夏の花 2022-45)
「ネジバナ」(夏の花 2022-46)
「ヒルザキツキミソウ」(夏の花 2022-47)
「ハンゲショウ」(夏の花 2022-48)
「メマツヨイグサ」(夏の花 2022-49)
「アベリア」(夏の花 2022-50)
「オニユリ」(夏の花 2022-51)
「コバノランタナ」(夏の花 2022-52)
「ミズキンバイ」(夏の花 2022-53)
「ユウゲショウ」(夏の花 2022-54)
「キキョウソウ」(夏の花 2022-55)
「コメツブツメクサ」(夏の花 2022-56)
「ハマナデシコ」(夏の花 2022-57)
「ハマボウホウ」(夏の花 2022-58)
「ミヤコグサ」(夏の花 2022-59)
「カワラサイコ」(夏の花 2022-60)
「温帯スイレン」(夏の花 2022-61)
「ビヨウヤナギ」(夏の花 2022-62)
「 ムラサキナツフジ」(夏の花 2022-63)
「ノウゼンカズラ」(夏の花 2022-64)
「キクイモモドキ」(夏の花 2022-65)
「天竺斑蓮」(夏の花 2022-66)
「艶陽天」(夏の花 2022-67)
「浄台蓮」(夏の花 2022-68)
「キキョウ」(夏の花 2022-69)
「サルスベリ」(夏の花 2022-70)

 

 

ナツズイセン
学名…Lycoris squamigera
和名…ナツズイセン(夏水仙)
別名…ハダカユリ(裸百合)、ケイセイバナ、ツツラ、ピーピーグサ
科名…ヒガンバナ科
属名…ヒガンバナ(リコリス)属
原産国…中国
花色…ピンク
草丈…50cm~90cm
日照…日なた~半日蔭

ナツズイセンは、中国、日本に分布するヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の球根植物です。
日本では、本州、四国、九州に分布しており、人里近い山野や道端で普通に見ることが出来る夏の花です。

日本に自生しているナツズイセン(Lycoris squamigera)は、中国原産のリコリス・スプレンゲリ(L. sprengeri)とリコリス・ストラミネア(L. straminea)の自然交雑種で、古い時代に中国から渡来し、帰化したものと考えられています。

ナツズイセンの花期は8月。
花期になると、地面から花茎を真っすぐに伸ばして花序を形成し、薄桃色の花を数輪まとまって咲かせます。
花は長さ7㎝前後の筒状で、先端が6裂してラッパ状に開きます。
一本の花茎には6~7輪の花が咲きます。
花色はピンクのみ。
上品な色合いの花は、群生させると見事な風景を作り出します。



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