この王冠という品種は、真ん中の両性花が美しい。大柄でシンプルな装飾花が冠の輪だとすると、真ん中に装飾花の色とあった青で両性花がきらびやかに立ち上がる。葉もあじさいには珍しいシンプルな形だ。
(2019-06 東京都 神代植物公園)
この王冠という品種は、真ん中の両性花が美しい。大柄でシンプルな装飾花が冠の輪だとすると、真ん中に装飾花の色とあった青で両性花がきらびやかに立ち上がる。葉もあじさいには珍しいシンプルな形だ。
(2019-06 東京都 神代植物公園)
しばらく前に、近くでソケイの仲間のキソケイが咲いていた。黄ソケイかと思ったら、木ソケイらしい。
ソケイの郁々たる香はないが、花の形はそっくりだ。木の花としては、この花の黄色はとても目立ち、離れていてすぐにわかるほどだ。
(2019-06 川崎市 路傍)
キソケイの基本データ
【分類】モクセイ科/ソケイ属 常緑広葉/低木
【学名】Jasminum humile var.revolutum
【別名】ヒマラヤジャスミン イエロージャスミン
・キソケイはヒマラヤ地方を原産とするオウバイの仲間。
・初夏に枝いっぱいに咲く黄色い花は、葉の色とのコントラストが美しく、生け花にも利用される。香りはほとんどない。
・ソケイに比べて枝葉がしっかりしていることから「木ソケイ」と名付けられた。
・黄花種と白花種があるが、黄花種は寒さに強い。
【似ている木】
・香油「ジャスミン」を採取するソケイはインド原産の落葉低木で白花を咲かせる。寒さに弱く、日本の屋外で越冬させるのは難しい。