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野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

見捨てられても健気に咲き続けるメキシコマンネングサ

2019年06月07日 06時33分03秒 | 
ベンケイソウの仲間でもメキシコマンネングサは道端で健気に生きている。
キリンソウのように見栄えがしないからか。
この写真のメキシコマンネングサは電信柱の下でなんとか花をつけていた。
(2019-06 神奈川県川崎市 道端)




メキシコマンネングサ
メキシコマンネングサ(メキシコ万年草、学名:Sedum mexicanum)は、ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草。日本では帰化植物である。

特徴
花茎は直立し、高さは10-15cmになる。茎や葉は鮮緑色になり、黄色や赤色を帯びない。葉は線状楕円形で、長さ1.3-2cm、幅2-3mmになり、ふつう茎に4輪生、まれに3-5輪生する。

花期は4-5月。茎の先端に集散状花序をつくり、枝を水平に伸ばして20-40個の5弁の花を互生につける。萼片は5個で長さ3-6mm。花弁は長さ4mmあり、菱状狭卵形、鋭頭で濃黄色になる。雄蕊は10本あり、葯は裂開直前に濃黄色になり、裂開直後に赤みを帯びる。

分布と生育環境
メキシコという名前がついているが、はっきりとした原産地は不明。米軍の関係者が日本に持ち込んだという説があり、本州の関東以西、四国、九州に帰化している。比較的容易に栄養生殖で増える。

栽培されるようになったキリンソウ

2019年06月07日 06時18分44秒 | 
ベンケイソウの仲間たちはなかなか判別しにくいものが多い。
どれもこの時期に咲く黄色い花が魅力的だ。
キリンソウは最近では栽培されているようだ。
整った形が見栄えがする
(2019-06 神奈川県川崎市 道端)




キリンソウ
キリンソウ(麒麟草、Phedimus aizoon var. floribundus)は、ベンケイソウ科に属する多年草である[2]。和名は「黄輪草」と表記されることもある。

特徴
茎は太く高さ5-30 cm。葉は肉厚で、長さ2-7cmの倒卵形または長楕円形で互生する[3]。葉の縁は中央から先端にかけて鋸歯形状となる。茎の先端が平らな集散花序となり、マンネングサに似た多数の黄色い花を付ける。花弁は5枚で[4]、花期は5-8月[5]。シノニムの種小名kamtschaticumは、カムチャツカを意味する[6]。別名は「キジンソウ」「キジグサ」ともいい、和名は「傷薬の草」を意味し、これが転訛して「キリンソウ」となったとする説がある[6]。また、中国の古書に登場する伝説上の動物麒麟に由来するという説もある[7]。

分布
シベリア東部・中国・朝鮮半島と日本の北海道・本州・四国・九州の山地の日当たりのよい岩場などに分布する[3][6]。伊吹山の上野登山道の岩場に群落がある[8]。田中澄江が『新・花の百名山』の著書で弓張山地を代表する花の一つとして紹介している[9]。