野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

山道にひっそりと咲くツルカノコソウ

2019年06月06日 07時34分08秒 | 
五月半ばの高尾山の山道でひっそりと咲いていたツルカノコソウ
次々と枝分かれして花をつけるために
小さな花がさらにひっそりとした感じになる。
さびしい花である。
(2019-05 東京都 高尾山)




ツルカノコソウ
ツルカノコソウ(蔓鹿の子草、学名:Valeriana flaccidissima Maxim.[1])は、スイカズラ科[1]カノコソウ属に分類される多年草の1種[2][3]。種小名(flaccidissima)は、「最も軟弱な」を意味する[4]。和名の「ツル」は、つる枝をのばして繁殖する特徴に由来する[2][4]。別名が「ヤマカノコソウ」[4]。中国名が「柔垂缬草」[5]。

特徴
茎高さは20-60 cm、細く[3]中空で[4]、柔らかい[2]。花の色は白色に近く[2]時に紅色を帯び[3]、集散花序[4](散房花序[3])。苞は線形、花冠は漏斗状で長さ約2 mm[3]。雄蕊は花冠から突き出ない[3]。開花時期は4-5月[2]。花茎がのびきる頃に、地面の上に長いつる枝を四方に出して繁殖する[2]。果実は痩果で広披針形で[3]、萼は花後に痩果上で白色の冠毛状になり、風によって散布される[4]。根葉、茎上葉、つる葉がある[4]。葉の裂片に波状の鈍鋸歯がある[3]。

清楚なシロカタバミ

2019年06月06日 06時48分15秒 | 
道端の奥まったところで白いカタバミの花をみつけた。
イモカタバミの白花だというが、
どうやってこんなところまでやってきたのか。
清楚でしとやかな感じの花なのだが。
(2019-06 神奈川県川崎市 道端)




シロカタバミ 「白傍食」
道端や空地などに生える低い多年草で、ムラサキカタバミと同じ南米原産の帰化植物。本種は、イモカタバミの白花をいう。5~6月頃花茎を出し、多数の花をつける。雄しべの葯はイモカタバミと同じ黄色(ムラサキカタバミは白色)である。

小さな花がかわいいヒナキキョウソウ

2019年06月06日 05時40分26秒 | 
小さな花で見落としそうなヒナキキョウソウ。
よく見ると可憐なかわいい花だ。
くるくると巻きながら立ち上がるように伸びて、てっぺんに一つ花をつける。
(2019-05 東京都 調布野草園)





途中の葉のところどころに閉鎖花をつける。閉鎖花の写真もつけておく。




ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)
1年草
北アメリカ原産。1931年に横浜市で帰化が報告され、その後、関東地方以西で散発的に見いだされている。市街地の道ばたなどに発生する。茎は直立してあまり分岐せず、高さ40cmほどになる。葉は卵形で低い鋸歯があリ、無柄で互生、基部はやや心臓形になるが茎を抱くことはない。葉腋に直径15mmほどの紫色の星形の花を一つずつつける。ただし、多くの花が閉鎖花となる。果実は上部に穴があいて種子をだす。花期は春〜夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Triodanis biflora
キキョウ科キキョウソウ属
ヒナキキョウソウは種子がでる隙間は果実の上方にでき、キキョウソウは果実の中央にできる。またキキョウソウは葉が茎を抱く。