外装も組み付け、いよいよ走行テストだ。
高速道路のパーキングで休憩。↑
一般道を含め、50キロほど走行テストをする。
その後、エンジンの最終調整をする。
ヘッドの増し締め、タペット調整等、最終チェックをし、エンジンは終了。
再度、走行テストをし、キャブのセッティングを調整して完成!
トータルで、200キロほど走行テストを行い、
走りの感覚は最高。
自分が当時、新車に乗った時と同じような感覚だ。
バイクはレストアすれば、新車同然になり、一生つきあえる相棒となる。
しかしこちらは、すっかりくたびれていくばかりだが、
この新しくした車に乗ることで、
もう一度、あの日の感覚だけは取り戻すことができる。
つまり、バイクをレストアすると同時に、オーナーのこころもレストアされる。
それがレストアすることの本当の意味だと自分は思っている。
<夢の赤鼻>に再び乗っていただき、
オーナーにとっての、遠いあの日を再生することができたら本望だ。