スーツマンのゴルフ競技挑戦

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ゴルフのハンデ

2020年07月23日 14時38分08秒 | ゴルフ練習
今年からホームコースのハンデキャップを、世界標準のハンデキャップ算出方式に準ずるように変更された。クラブ会場以来50年以上にわたって使われてきた、ホームコース内でしか通用しない独自査定内容(査定基準は何度も修正されているが、あくまでもクラブ独自の方法)のハンデキャップでクラブ内の競技を行ってきた。

一方、数年前以上から世界統括のゴルフ協会(英国と米国)では、世界統一基準のハンデキャップシステム普及を推進していた。日本でも数年前に導入を決定し、各クラブへの普及を進めており、自分のホームコースも採用したのであり、悪い事ではないと思う。
ただ、多くのクラブメンバーは、その仕組みを理解しておらず、又、あまり単純な仕組みでは無いので、説明が難しい。会報委員会では、メンバーの皆さんに少しでも理解を深めたいと思い、工夫しようと考えている。

とにかく、この新しい仕組みは、直近の個人の実力が世界的に平等な評価基準で査定されるようになっており、間違いなく公平性が高いものであると思う。ある程度、仕組みの勉強をしてみたが、知れば知るほど上手く出来ていると感じるのである。逆にあまりにも詳細に作られているので、誰にでもわかるように説明するのが困難な感じである。
海外で、気軽にゴルフの試合をする事があれば、平等なハンデキャップを勿論使って楽しむことは出来る。平等に勝負が出来る良い仕組みが出来たと思う。

しかし、今一番の疑問は、ここまで精密な仕組みによる世界的に平等なハンデキャップを、本当に望んでいる人が一体何人いるのだろうか?、逆に言うと、一体何のために、誰の為にこのような精密な仕組みを作ったのであろうか?というものである。
あくまでも競技のゴルフは、ハンデの無いスクラッチ競技である。プロの競技もオリンピックも、一般の地域競技でも、クラブ内の上級者競技でも同様である。ハンデを使った世界競技でも開催の予定があるのだろうか?
ハンデキャップを使った競技の必要性を自分が感じないので、このような疑問が生じるのだが、自分だけなのだろうか?自分が努力して、腕前が上がるとハンデも変わるので、努力が勝ち負けに直決しないのでは?という疑問にもつながる。
仕組みが難しいので、本当に遊びのゴルフ、会社コンぺなどには使えないだろう。