空中疾走できるかの18

2008-12-11 00:44:39 | ゲーム
ジタンの戦闘スタイル【エアマスター】って…
声優ネタか?そうなのか?!

ジタンに空中戦のイメージはあまりない。
FF9といえば物理攻撃で押していく殴りゲーであり、コンボゲーじゃない。
全員強攻撃、特にジタンはスピードと破壊力に優れる最強キャラで、サラマンダー立場なしという感じ。走っていって一発殴る!ってコンセプトは7からずっと変わってないけど。
そもそもアクティブタイムの設計がおかしいために、スピードの意味が無い。召喚魔法で時間を稼いでその間にリジェネで回復できるのは9だけ。ラスボス戦でゾンビ化してリジェネで悶死するのも9だけ。
しかし盗賊刀って何だ。あの馬鹿デカい携帯しにくそうな武器が鬼の破壊力を持っているために、なおさら強攻撃の印象。むしろ大斬り。
特技の攻撃技はあまり使えない。トランスすると超攻撃が出せるようになるけど、9は全部単発なのですぐカンストしてしまい、最強技が意味無いという。むしろリジェネの時間をかせぐための最強技なのだ。
そんなジタンくんがムービーシーンでたまに見せた身軽さを遺憾なく発揮してくれるのでしょうか。FF9はグラフィックは素晴らしいけどロードが遅くてもっさりしすぎである。

FF9といえばハゲジジイからハゲの英雄(ヨーゼフ)の話を聞けるイベントが重要なシーンに突っ込まれてて、意味がよくわからなかった。
ルーファウス神羅歓迎式典の曲とか、よくわからない過去ネタの使い方は好きだぜ。ただ、9は先が続かなかったんだよな。PS時代最後の作品で、ヒゲの遺作(違)なのに、シリーズの歴史の中で中途半端な位置づけになってる気がする。
PS時代のFFは8が代表だろう、やっぱり。7なんかグラフィックが全然違ってて、無理やりSFCの絵をポリゴンにしたみたいな変な頭身のキャラクターたち。
で、今作られてるFF7たちは、8以降の技術で作られた別物だ。
7のリメイクを…って話を何度も聞くのはそのせいだろう。8のリメイクはさほど必要と思えない。

FF1の話をするかという17

2008-12-10 00:12:18 | ゲーム
無軌道に書くシリーズ
まだ2の話をし足りないのだが、ここらへんで1の話にしてみる。

ファイナルファンタジー。スクウェア最後の作品となるべく作られたRPGで、得体の知れない人脈を持つ坂口博信という男を中心に作られたと信じられている。
少なくとも俺は信じている。
坂口博信はゲーム内容にはあまり関与してないという見方もあるが、それでもどうも中心にいたようなのである。

ストーリー
この世界は暗黒に包まれている。
お姫様がガーランドにさらわれた。
4人の光の戦士が助けに行く。
ううむ、シンプル。

姫を助けたクリスタルの勇者たちは、世界に光を取り戻すため旅に出る。それぞれがクリスタルを携帯してる。これ重要。WSC版から例の六角柱?みたいなのが鎮座してるけど、ファミコン版では台座に丸いクリスタルを置くだけとシンプル。
クリスタルというのは、まあロトの血とか装備とか、そういった意味合いに近い。そのクリスタルに輝きを取り戻せば世界は救われていく。
この世界は暗黒に包まれていて、風は止み海は荒れ大地は腐っていくので、ゆっくりしていると世界は滅びる。
そして、旅の最後にこの世界を滅ぼそうとしていた存在が明らかになる…!

光の戦士たちはどこから来たのか?
一切語られない。
ガーランドは優れた騎士だった。なぜ王女をさらった?
一切語られない。(「おうじょはおれのものだ!」とは言ってるけどね)
カオスとはいったい、どこから来た?

ファイナルファンタジーのシナリオ部分は大変少ない。
単に要領の都合ではしょっただけなんだと思うが、目指すところがあのウィザードリィだから無理もないという気もする。戦闘システムは実はドラゴンクエストよりもずっとウィザードリィに近い。職業自由のパーティ制、魔法回数制、攻撃回数、耐性、属性防御、即死攻撃、役立たず魔法にランダム成長。少々のバグ。
シーフが異常に弱いのは、まあ調整不足だろうな…
ゲームバランスはかなり厳しく、余計な敵には逃げるを多用しろとしか言いようが無い(って、今調べたら逃げやすいのはバグだったのかよ!)。逃げられない敵パーティは覚える。
ストイックに旅するRPG。それがファイナルファンタジー。
美しいビジュアル、重厚なBGM。果てしなく続く旅路。
今でも全く色あせない傑作だ。
素人には理解できんかもしれんがね。プレイヤーに要求されるのは理不尽な仕様を乗り越える知恵と勇気だ。

NTT出版の記憶とか15

2008-12-09 20:01:55 | ゲーム
NTT出版の聖剣伝説3の攻略本には特徴的なCGで描かれた武器のイラストが載ってた。高橋政輝さんの手による。
高橋さんは、後にレジェンドオブマナではゲーム中の武器CGを手がけていた。あと、ベニー松山のウィザードリィ関連書籍でもイラストを手がけてる。
聖剣3の攻略本も結構間違いが多い(このゲームの仕様がかなりギリギリまで変更されていたふしがあることも影響してるのだろう)が、イラスト類は公式資料と考えていいのかな。

NTT出版の誤情報はいろいろあるけど、むしろ基礎知識編・徹底攻略とか分冊しまくる商法がここの特徴だったかもしれない。今は大作になるとだいたい2~3冊の攻略本が出る。ソフトと同時発売の攻略本なんかあまり役に立たないけど、当然データ類はソフト会社からもらってるはずだからそれなりに正確なはずだ。
NTT出版の場合は、幾つかはたぶんもらったデータが間違ってた。

NTT出版のやってきたことは、今のアルティマニアとおおむね同じ位置にいる。でもこの頃はまだ深いデータは載ってないか間違ってたし、読み物も少なかった。設定資料としてはそれほど優秀でもなかったし。
デジキューブがよく出してた役立たずの「最速攻略本」、最近はちょっと減ったかな?
レーシングラグーンは「横浜最速攻略本」なので注意。ソフトと同発のくせに完全攻略…!今はちょっとしたレア本らしい。

攻略本といえばFF9だな。当時発売されなかった。これはコミュニティの中で攻略法をつくりだしてほしいという製作側(というか、坂口博信か?)の意思を反映したものであるが、ネット上でばんばん攻略されて、エクスカリバー2の入手法もやがて明らかになり、攻略本も同人誌で製作された。有名攻略サイト「いっしょにTALK!」が誕生したのはFF9のためである。
しかし、これ以降大作RPGはネット上で全部攻略できちゃうよという風潮が出来てしまった。取り逃し要素集とか普通の攻略本よりずっと詳しい。これがスクウェアの望みだったのか…?
Wiki形式が流行ったのは、攻略本が今一歩なガチャフォースのおかげっぽい。もっともそのガチャの攻略本も今ではレア本だが。
「FF9あるてまにあ」は私も持ってる。
面白い本だけど、ネガティブなプレイ日記を載せるのはどうかと思った。
その後、ずいぶん後になってFF9はウェブ上でアルティマニアが公開され、後に出版。
パソコンは紙媒体の読みやすさには絶対勝てない。印刷禁止の電子ブックなんて嫌だ僕は。

FF攻略サイト界隈は有名人が何人かいて、そのうちの一人が後にアルティマニア書いてたりするということもあるわけだが。
その人が書いてた「FFタクティクスの攻略本の間違い」リストは今は読めなくなった。
その本は「もらったデータが間違ってた」+「適当な解析法で思い込みの記事を書いてる」というひどいものである。
「もらったデータの間違ってない部分」だけは信用できる。
攻略本なんてもらったデータだけ載せてりゃいいのよ、って、危険なバグとかあったら書いといてほしいけど、大人の事情でそれは無理なんだろう、みたいな本は見かけたりとか。アレとかコレとか。
その点、名著「ウィザードリィのすべて」の無法ぶりは素晴らしかった。「一生使うことはないだろう」って、ひどすぎるぜベニ松!あまり知られてない魔法封印バグとかも載ってるし。

まだある。攻略サイト界隈といえば転載。
雑誌もいつもデータがもらえるとは限らない。
某サイトから某誌がデータを転載した話とか。転載対策に嘘データ載せてる某サイトとか。
参考にするのは仕方ないけど、丸写しや、そのサイトの独自語を使っちゃいけないよ。

ディケイドさんの情報が出始めた

2008-12-08 21:24:23 | 未解明
原作信者激怒!なアニメ化は昔から腐るほどあるわけで、ああご愁傷様でした、きっと二度とアニメ化されないんでしょうね(血涙)で済んでいく話なのだけど、
アニメが話題になりすぎて原作に悪影響が出てしまうと言うのは、もう何もかもやりにくい時代になったとしか言いようがない。

モンキー・パンチ先生はどう思っているのだろう(関係ない)

果てしなき戦場の14

2008-12-08 19:57:59 | ゲーム
この一連の記事が何であるかというと、ファイナルファンタジーをあれこれ振り返ってるうちに魔境へといざなうというものである。

ネコの爪
「ファファード&グレイ・マウザー」というファンタジー小説に出てきた短剣が元ネタだそうな。だからナイフなのは間違ってない。
というか元ネタ関係無しにナイフで出てるんだからナイフだろう、普通。
FF1ではリメイクでもナイフ。FF2ではリメイクで3以降の爪に変更。なぜだ。

NTT出版のFC版1・2の攻略本では、爪になっていたはず。この本のイラストは4以降に攻略本などで描かれた点描画を載せてるため、4以降に存在しないサンブレードなどの絵は載ってない。
実は昔の攻略本には載ってた。徳間書店版とか、FF3の攻略本(これはNTT出版)とかに載ってたマンガっぽい線の武器イラストは、4以降全部デザイン変更の憂き目に。
まあグローブ型の爪を選んだやつは何考えてるんだである。黒魔導師がグローブを持つわけがないので、1のリメイクではNTT出版のマイナー攻略本は無視してナイフになってるわけだが、2ではNTT出版のデザインに近づいている。サンブレードなどの旧版のイラストは丸ごと黒歴史だ。ナヅェダドンドコドーン

このNTT出版の本についてはいまだにいろいろ言われており、かなり最近では12に出てきた「トウルヌソル」のデザインが5の攻略本のエクスカリバーであるとかエクスカリパーであるとか話題になってた。あれってどこまで公式資料と言えるのだろうか。
そしてNTT出版と言えば比較的間違いの多い3の攻略本もあるな。イラストは点描になる前、一部2と共通絵。なお猫の爪はちゃんとグローブに描きかえられてる。本物の武闘家が爪を使うのかどうかは知らないが。
「こてつ」が短いのはなぜだろう。1の「さすけのかたな」のイラストを流用したんではないかと推測してるのだが、1の攻略本は持ってないのよ。
謎なのはダブルトマホークで、たぶん描き下ろしなんだけど剣になってる。バイキングが持てる斧に近い剣とかいう説明だけど、ゲームでは普通に斧だ。なぜ?
公式なのかどうなのか、NTT出版!

NTT出版は確かデジキューブの台頭くらいまではスクウェア関連の攻略本を一手に出してて、なんだかんだでこれらの書籍群は結構知られてるようだ。誤記とかも含めて。
その後スクウェア系を出さなくなってからも2005年までは細々と続けてた、らしい。
今はやめちゃったのね。

「涙を拭いて」な13

2008-12-08 18:31:06 | ゲーム
まずだな
エネループを買ってくる
WSCに差し込む
動いた(電圧がアルカリ電池より弱いので保障はできかねます)

えー、箱の中に一緒にしまってあった電池が腐ってた。
それから買った記憶の無いグンペイがささってた。アレ?買ったっけ?
いや、やった覚えが無い、じゃあ買ってないってことか?
まあいいや。買ってきた魔界塔士サガを起動。

「涙を拭いて」が流れる。

不意打ちだった。

この曲は、シリーズでも特別な曲でして。
地竜アディリスの、失った友への哀悼の歌なのです。もとがサガ1・2の曲であり、ロマサガではこの曲だけが植松伸夫作曲。
あの疾風の靴を借りて返さないつもりの四天王が、本当に大切なものを失ったときに流れる歌…という設定がなぜかゲーム中では全然関係ない条件で流れる歌なんだけど、
でも、特別な曲なのです。
ロマサガ2にもあるようですね。

ほとんどFF2しかプレイしなかったWSC。ロマサガは買ったけどバタバタしててそんなにやらなかった。
久しぶりに見ると液晶がとても見にくい。初代GBAより若干ましだったと記憶しているが、SPですら見づらいと感じる現在ではもう旧型機以外の何者でもない。
操作も存外やりにくいなー

君たちは■に騙されてる、といえば、まだFF2の話題だが、本当にしつこいのはわかってるが、
WSC版のオリジナルモードを本当にファミコン版モードだと思ってる人がちらほらいるらしく。
いや、気持ちはわかる。すげーわかる。オリジナルだって書いてあってその実ダッシュができなくなっただけで何もファミコン版と同じじゃないモードだなんて誰も気付かんだろう、普通。
存在意義の無いモードのため、GBA版であっさり消された。

あとFF2の変な仕様と言えば、金の胸当てが同じ店で高値で売ってる黄金の鎧よりほとんど全てにおいて勝ってるのはおかしい。もちろん、アレンジでも修正されていない。
FF2の胸当ては軽いから有効なだけではない。単に防御力の数値で比較しても胸当て≧鎧となっている。鎧が勝っているのは属性防御だけ。設定ミスだと思うのだが、誰も指摘しないのが不思議で仕方ない。

横から見てるだけ~

2008-12-07 21:55:47 | 未解明
橘さんが主役級の某サウンドノベル
どこかで見たおじさんだと思ったら、行方不明になっていたリュウオーンさんじゃないか!
それに御園木課長も出てる!
ピンポイントで知ってる人が出てるような。

悠久の風が吹く12

2008-12-06 18:12:40 | ゲーム
ポジティブ・ファイナルファンタジー!な文章を!

やっぱり私は2が一番好きなのかなあ。
リメイクの愛の無さ(たぶん当時の製作者の一部が率先して変えているんだが)に激しくイライラする。
ディシディアはフリオがパッケージのあの剣の構えをしてるだけで、もう全部オッケー。FF2はあのフリオしか考えられないんだよ。他のイラストだと服が違うけど。というかあのフリオは他のイラストには全く出てこないな。謎だ。
元のフリオのキャラクターなんて激しく薄いので、どんな改変も彼にとっては改変ではないかというと、そうでもない。やっぱりその基本的な性格というか、FF2らしい、ちょっと世界観の違うフリオニールならいいなあ。
セリフだけ抜き出すと魔界塔士が入ってて愉快なイメージ。

カオス軍団
FF2代表:皇帝
FC版の名称は「こうてい」。他の機種でもこうてい。近年FF12などで出てきた「マティウス」の名は寺田憲史の小説版にしか出てこないため、一種の裏設定と取るべきか、小説版独自の名前と取るべきか。
…皇帝。本名はこうてい。10人そろいに揃ったカオス勢で、唯一名前じゃなくて称号で名乗るこの人物。
この人にはもうひとつ特異な点がある。
こいつだけが、本気で「世界征服」を目指しているということだ。規模はでかいが、目的がせこい。(エクスデスもそうか?まあいいや)
私の中の皇帝陛下は、やたら強い小悪党というイメージです。
だからこの人の善の部分が、という追加シナリオには激しく違和感が…お前のどこに善人部分があったよ…と…
何回やっても何回やってもGBA版批判が終わらないよ

ただの完全移植に興味はありません、としても11

2008-12-05 19:51:57 | ゲーム
FF2よ永遠なれ
もう知ってて当然というレベルで有名なFF2攻略サイト。FF2とロマサガその他の解析で神とされる人物のサイトです。
当然、今回の一連の記事でもかなり参考にしております。
機種ごとの改変点はこのサイトを見れば一目瞭然、なんだけど、並のプレイでは気にならない変更点(そして、慣れたプレイヤーには致命的変更点)が多いため、ある程度ファミコン版に詳しくないと何が書いてあるのか自体理解できないかもしれない。
重要なのは、GBA版はものすごく簡単だってことです。

GBA版あたりはもうすでに攻略サイトが十分ある状況のため、とりあえず盾を装備する・ブラッドソードは強すぎるので禁止、くらいのことは、なぜか新規で入ってきたプレイヤーも知ってる状態。彼らはこうした理由を理由をうまく説明できるのだろうか(正直、ザコ戦でブラッドソードはあんまり有効じゃない)
・自重しない場合のGBA版
テレポで大半のボスを含む、ほとんどの敵は楽勝、適当に使ってるだけであたるあたる。テレポて。一番最初に手に入る即死魔法だよ?もちろんFF2なので全体化できる。ほとんどの敵はテレポで壊滅。効かない相手は、そのときはデスペルなどの対抗手段があるけど、まあそのときこそ普通の攻撃魔法かな。古代の剣を使ってもいいヨ。
魔法使いは両手盾で理想形。理由は省略。
ブラッドソードは確保。ラスボスなどには即死は効かない。どこで入手するかは攻略サイトでも見なさい。
まーどこでもセーブできるから、そもそもピンチにならないと思うけどナー

FF2は、「効率的にプレイする」が本道と思う。だから過剰なレベル上げは既に邪道。
また、正直言ってファミコン版の時点で奇妙な仕様が山積みであり、その大半が移植後も残ってるから、まともにアレンジする意思は放棄しているのだと判断せざるをえない。

奇妙1:二刀流の謎判定。ファミコン版の二刀流は単に攻撃力が下がるだけで、あまり意味が無い。
ここだけが移植で修正された。

奇妙2:回避率と素早さのそごう。FF2の素早さは主に回避率を高める効果がある。行動速度も回避率に影響されており、素早さはその元となる。つまり、盾を装備すると回避率が上がるため、行動速度も上がる。おかしくね?重装備だと回避率が下がるから、そこからついでに行動速度にも反映したんだと思う。
また、素早さの成長には回避率が高いと上がる、らしい。素早さが回避率のもととなるけど、そもそも回避率がないと素早さも上がらない。
これは先人の研究の成果で判明したことで、私自身がちゃんと検証したわけじゃないが、後列の魔法使いに何も持たずに成長させた場合、あるいはマリアに弓を使わせるなどした場合、確かに素早さがぜんぜん伸びていかないようだ→行動も遅い。
対策として、マリアも何らかの方法で回避率を高めたほうがいい。無装備の場合はナイフ持つ程度でいいから(武器にも回避率が設定されている)。

奇妙3:使いにくい魔法が多数存在する。即死魔法だけで何種類もあるけど、たとえばファミコン版ならトード以外は実質命中率が低いだけの劣化トード(機種によって命中率は違うみたい)。白魔法ならミニマムだけど、ミニマムとトードの二択ってことかな。
そして似たような変化属性の補助魔法は即死と比べて存在感がない。スタンとかフィアーとかいらない。

奇妙4:魔法のレベルを上げにくい。エスナが育ってないと石化がヤバいけど、普通に使っててもぜんぜん成長しないので、戦闘中に無駄うちの必要がある。
魔法に関しては、考えようによってはGBA版ではむしろ成長しにくくなってる(ABキャンセルを無くしたのはいいとして、戦闘中に実際に行動しないと経験が入らなくなってやがる)。エスナを育てるよりバカ安くなった店売りの金の針を使ったほうがいいかも。

奇妙5:回避率が重要すぎ。打撃の追加攻撃は耐性をつけても防げない(敵も味方も)。よって回避率が無いとコカトリスの石化など致命的攻撃をまったく防げない!
まあ、耐性アイテムじたいがあんまり無いんだけど。
逆にこっちの追加攻撃も全部の敵に通るので、古代の剣の呪い(能力が全部半分)は凶悪すぎる。だから封じ手とされるわけです。
そしてもうひとつ、ブラッドソード。シリーズおなじみの体力吸収武器だが、FF2のみダメージ計算式が終わっており、1ヒットあたり、最大HPの1/16吸収効果。16ヒットでラスボスだろうと死亡する。(HPの低いザコ相手だとパッとしない)
敵も何体かがブラッドソードを持っていて、最大攻撃回数は8回。これだけ言えば回避率の重要性はわかるだろう。HPなど上げても無駄無駄無駄~!

まだあると思うけど、このへんで。
オリジナル仕様を再現しないのだとしたら、なぜブラッドソードのダメージを改めない?なぜ古代の剣とかそのままにするよ?
なぜ半端に仕様を残そうとする?味方側の反則を残してやるとでも言うつもりか?