歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

特集 朝日新聞〝抗議″に答える (2)

2017-12-27 10:39:51 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

 

         

  

   これ見よがしに病院の待合室で、朝日新聞を広げて読んでいる70代の男性が居ました。悪びれる風もなく読む姿は、きっと愛読者なのでしょう。私も朝日新聞は買ってまで読む気はありませんが、置いてあれば読むのが楽しみです。何しろツッコミどころ満載ですから。

  ブログ『パチンコ屋の倒産を応援するブログ』に関連する記事を見つけました。切れ味の鋭い相変わらず素晴らしいブログですが一部抜粋して、ここに載せたくて堪らず、載せる事にしました。


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  朝日新聞はものすごい勢いで売上が減少しています。朝日新聞社は世界に対してデマを流し続けており、彼ら朝日新聞にとって日本を貶める事が社の基本となっています。

   そして自分達は選ばれた人間であると一握りのエリートであると思い込んでいるため、自分達の間違いは絶対に認めません。ですので彼らが反省することなど絶対にありません。

 そして小川榮太郎氏の書いた「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」に対して朝日新聞は謝罪と賠償を要求すると圧力をかけました。
 ところが朝日新聞の報道犯罪を具体的に指摘しているため、朝日新聞は具体的な指摘を一際せずに「虚偽の内容が書かれている」等で謝罪と賠償を要求したため、逆に小川榮太郎氏側から反論をしていますが、
     これに対しても一切の反論を朝日新聞はしていません。
  挙げ句に
【森友・加計「虚報と決めつけ」 朝日新聞が検証本著者の小川栄太郎氏を提訴】

  森友、加計学園問題をめぐる報道を「虚報」と決めつける書籍を出版され、名誉を傷つけられたとして、朝日新聞社は25日、執筆者で文芸評論家の小川栄太郎氏と発行元の飛鳥新社(東京)を相手取り、謝罪広告の掲載と計5千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

            
  書籍は10月に出た「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」。
 訴状によると、書籍は森友、加計学園問題の朝日新聞報道について「安倍(首相)の関与などないことを知りながらひたすら『安倍叩(たた)き』のみを目的として、疑惑を『創作』した」などと記載している。
  朝日新聞は「本社には一切取材もないまま、根拠もなく、虚報、捏造(ねつぞう)、報道犯罪などと決めつけている。事実に反した誹謗(ひぼう)中傷による名誉毀損(きそん)の程度はあまりにひどく、言論の自由の限度を超えている」とのコメントを出した。
  小川氏は全面的に争う姿勢を見せた上で、「言論機関が個人に対し、好意的でない文章を出したからと提訴するのは事実上の言論弾圧だ。朝日新聞の世論に対する影響力は高く、力の行使については政治権力と同じようなおもんばかりがなければならない。

   言論機関は言論の場で白黒つけるべきだ」と話している。小川氏は今月、正論新風賞に選ばれている。(2017/12/25 産経新聞)
  小川氏と著書の発行元である飛鳥新社を提訴しました。朝日新聞社としては自分達の一連の報道犯罪を具体的に指摘されているため、なんとしてもこれを潰したいので言論ではなく、いわゆるSLAPPで言論弾圧を行うという手に出て来たわけです。

       

   後に現場にいなかった元・前川喜平の部下の牧野美穂が創作した文書だと判明している、いわゆる玉木文書を朝日新聞が記事にしたときに
読まれてしまっては困る部分を黒く隠し、かつトリミングして読めないようにしていた事は事実です。

   小川榮太郎氏の著書に対して裁判で争ったところで朝日新聞社に勝ち目はありません。
  朝日新聞社としては裁判で時間がかかっている間に既成事実化を進め、負けそうになったら取り下げるのではないかと思います。この件で飛鳥新社が譲るとはとても思えません。
  小川榮太郎氏に件の本を上梓させた花田編集長は、かつて週刊文春を日本一の週刊誌に引き上げましたが、その際にやはり政治的な恫喝裁判を何度も起こされています。が、妥協せずほとんどの裁判で勝ってきました。
  花田編集長がこの件で、特に事実で争えば確実に朝日新聞に勝ち目が無い今回の内容で妥協するとはとても思えません。むしろある意味で編集者の鏡みたいな人物なのでこの裁判も逆手にとって本の宣伝に使いかねません。

  そうなると朝日新聞としては、言論弾圧をしようとしてかえって自爆することになるのですが、朝日新聞の中の人にとってそれだけ的確に,朝日新聞の報道犯罪の事実を指摘されているという事でしょう。
  言論で商売をしている連中が、言論で全く勝ち目がないからと圧力をかけて言論を弾圧する。そんな会社の新聞を購読しているなんて恥ずかしいですよね。朝日新聞を読んでいる人=恥ずかしい人 です。

  言論で勝負できないから圧力で言論を封じ込めようとする新聞なんて、読む価値はありませんし、読んでいたらバカになります。朝日新聞を解約しようという運動を上念司氏がやっていますが、ブログ主はこれに大いに便乗させていただきたいと思います。

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    面白くなってきました。鉄壁の牙城とさえ言われた朝日城に、落日の日が迫りつつあります。残った跡地にはぺんぺん草一つ無い様にきれいにサラ地にしたいと心より願っています。

 

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  月刊雑誌『正論』平成30年2月号。朝日新聞特集より


特集 朝日新聞〝抗議″に答える (2)

      

  高山 正之 【折説の記】・・小川 榮太郎 【文芸評論家】

       あんなもの送ってくる 朝日新聞こそ腐敗権力だな(笑)

 

 朝日新聞から抗議を受けた本四12月号「折節の記」の筆者が、同じような抗議を受けた朝日批判本の著者と語り合った。

    関連ニュース

「森友・加計」著書めぐり、小川榮太郎氏がHPで朝日新聞へ回答 「新聞社として恥を知りなさい」

     二階俊博・自民党幹事長が中国人ビジネスマンに脅されていた

 

 特異なエリート意識

 

 ♣小川・今の高山さんの話を伺うと、朝日の記者達の特殊なエリート意識と視野の狭さがDNAとなって社内的に遺伝していることに驚かされます。

 ♠高山・・入社同期の記者でいつの間にか朝日に移ったのが居た。僕が支局から社会部に上がってきてどこかの現場で会った。声を掛けたら、キッとこちらを見据えて「俺はもう朝日新聞の記者だ。『さん』付けで呼べ」と。

 もう俺はお前とは格が違うみたいな言い方をするんだ。本当に特殊な世界だね、朝日は。

 ♣小川・・しかし朝日の特権意識は今や根拠のない自信に成り果てたようです。私、回答を朝日新聞社に送りまして、ネットにも公表しましたが、すごい反響で驚いているところです。

 自分たちは特権的で優秀だと思ってる人たちの、その成れの果てがこの申入書のレベルです。変なエリート意識を持ち続けると人間、どこまでばかになるかという典型例でしょう。

 高山さんへの朝日の抗議は今日初めて拝見したけど、高山さんが「この新聞は『ずっと俺が日本の宰相を選んできた』と本気で思ってきた」と書いたのに対して「日本の首相人事は弊社が決めるわけではなく『ずっと宰相を選んできた』と思ったことはありません」

 と抗議してきたわけでしょう。これはユーモア文学なんですか。(笑)。一体、朝日の諸君はどういう顔をしてこれを書いたんでしょうなあ。

 ♠高山・・いや申入書を読んで、最初は言葉を失うと言うか、もう失笑のれんぞくだったけれどね。

 ♣小川・・これを日本のクオリティーペーパーが真顔で書いてきたとなると面白うて、やがて悲しくですが。

 ♠高山・・僕は正論の「折節の記」で朝日の事を「安倍を呪詛できると信ずる姿」と書いたんだけど、申入書には「弊社が安倍晋三首相を呪詛した事はなく、呪詛できると信じたこともありません」とあった。ここが一番笑えたね。

 朝日に言わせれば、藁人形を作ったり五寸釘を打ったりしていません、と言う事だろうけどさ(笑)

           

 問題は小川さんが書いた今度の朝日のモリカケ報道について朝日新聞は新聞協会賞を自ら申請していた。あの証拠も何もない。ただ邪推を重ねた噂話をネタを本気で出して居たのには驚いた。あたり前と言えば当たり前だけど18社中4票しか取れずに落ちている。

 新聞協会賞は普通、申請者が自分で推薦文を書く。あのがセ話でどんな推薦文を書いたのか。それが見てみたい。

 ♣小川・・私もぜひ読んでみたいな。私への抗議文みたいにネットで公開してくれないでしょうか(笑)

 ♠高山・・だから僕は、朝日新聞は一言でいうと行き過ぎたナルシズムだと思うね。

 ♣小川・・一体これは何なのでしょうね。森友・加計問題は朝日が安倍スキャンダルを無理やり演出して論調を作ったのだと言う事は私が著書で証明していますが、これはさらに多方面の方々が検証していけば事実として確定すると思います。

         

 この問題の中で、森友のキーパーソンが学園の前理事長、籠池泰典さんです。すっかり俳優さんみたいになっちゃって。そして加計では前文科省事務次官の前川喜平さんですが、この人も、売春の温床になっている出会い系バー通いがばれたら、貧困調査だといったんでしょ。

          

 この二人と朝日新聞に共通しているのは、また抗議文が来るかもしれないけど、一つには平気で嘘をつくこと。二つ目はナルシズム。普通の人間が、どうしても身を護る時などに、怖がりながらおずおずとウソをついていると言う嘘に付き物の罪悪感が無さすぎです。

 三者とも、嘘が役者の演技に成ってしまっている。これは病理と言うべきでしょうか。

 ♠高山・・信じこんでいるからこそ、そういう行動をとるのでしょう、だから、朝日新聞の部長が産経に殴り込んできたのも、あれは毒ガスだと信じ込んでいるから。(中略)

 もし自分で嘘だと思っていたら、あるいは少しでも疑問があれば、とても殴り込みまでいかない。もう頭から信じていないと吉田調書だってああいう風に読み下しちゃったら、もう「われわれが正しいんだ」で、新聞協会賞も申請するし。

 なにより朝日新聞が吉田調書の記事を取り消した後も、担当した記者は新聞労連のジャーナリズム大賞特別賞を受けて授賞式に出席し「たいへん励みになる賞をいただいた」なんてコメントを出している。

 産経はじめ他社がみんな否定し、自社が記事に取り上げてなお、自分で思い込んだらもう止まらなく成ってしまう。 (中略)

 

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  高山氏と小川榮太郎氏、百田氏、上念氏、有本氏、足立氏その他数限りなく朝日の敵は増えています。私も朝日に疑問を持ち始めて40年、いい展開になりました。夢のようですが相手はしぶとい、特定アジアのような連中です。手綱を緩めてはなりません。


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