ラデュレ

 

春から伸びた枝が細くてうつむき気味に咲く「ラデュレ」

我が家の中では黒点病に弱く毎年秋頃には葉の無い状態でしたが

今年は適宜の薬剤散布と夏場の活力剤のせいか

黒点病が抑えられて新芽の先に小さな蕾がたくさん付いています。

夏の摘蕾を逃れた１輪が開花

本来のラデュレに比べると花弁数が少なく色も赤味が強く出て咲いています。

 

 

ラデュレの今年の春の様子

 

 

 

 

 

鉢数が多かったときは一つ一つの様子にあまり注意することが出来なかったけれど

減らしてじっくり観察できるゆとりができるようになってきました。

毎年今の時期は黒点病で丸裸になった鉢が多かったけれど

今年は耐病性の無い薔薇は仕分け対象の候補になったので

酷い黒点病になっている薔薇がいまのところ無いようです。

ラデュレは黒点病の弱さからいくと仕分け候補になりそうな薔薇でしたが

この色の魅力が残留させました。

 

 

夏にマサコの枝に絡みついていた蔓を切り詰めたクレマチス「ベル・オブ・ウォーキング」

 

 

春の一番花に比べるとかなりあっさり気味に咲いています。

手が届きにくく、薔薇のトゲが周辺にあるのでどうしても蔓の整理がままならず

自由に伸び放題のまま

 

涼しくなってきてやっと花が目立つようになってきた

「セラトシグマ・デザートスカイ」

黄金葉にコバルトブルーの花のかたまりがとても映えます。

 

 

真夏には暑苦しく見えていた？赤のペンタスも

不思議なもので気温が下がるにつれ秋の雰囲気が漂う花色に感じてしまいます。

 

９月に入ってすぐに購入したスプレーマム

 

 

まだまだ咲いています。

 

 

左隅に映っている白の花弁の花は色がピンクに変わってきていますが

グリーンの花色は咲き進んでも花傷みの雰囲気を感じさせません。

 

 

真宙

昨夜は台風情報を気にしながらTVを観ていると

突然スマホから防災の緊急速報が鳴りだしました。

「土砂災害の危険性が高まることから高齢者の避難開始…」

ハザードマップで警戒地域に指定されている方は

きっとこの緊急速報は不安な気持ちで聞かれていたことでしょう…

とくに、高齢者の独り暮らしになれば尚更のこと。

明るいうちならば避難もしやすいけれど、夜間の避難は躊躇しますよね。

ここ数年の水災害の悲惨さをニュースで目にすることが多いので

早めの避難でみなさんが御無事で頂くことを願うばかりです。

 

有難いことに、強い風が吹くことも無くいつの間にか台風は通り過ぎて行きました。

今朝庭に出てみると蕾が２～３個付いた新梢が飛ばされて

片隅に寄せていた薔薇の１０号鉢が２鉢転がっていたぐらいでした。ﾖｶｯﾀ、ﾖｶｯﾀ

 

今のところ黒点病が広がらずにいるので朝一番薔薇の消毒作業をしました。

鉢数を減らしたので４㍑の噴霧器１回で済むようになりました。

壁面に誘引している「ヘリテージ」「マサコ」「ピエール・ドゥ・ロンサール」は

春の新芽の頃に消毒するのみであとは自然のままにお任せです。

 

台風が接近する前に撮り収めた「真宙」

 

 

「ジュード・ジ・オブスキュア」によく似た蕾

ここから少しずつ開き始めると真宙特有の豪華な花弁が覗いてきます。

 

 

 

春先の真宙の様子も紹介します。

 

 

春の方がピンクの色が濃く出ているでしょうか？

 

 

横に植えている「ゴールデンボーダー」とのツーショット

 

 

どちらも花保ちがよく褪色してもまだ一緒に並んでいます。

 

 

 

一昨年の夏に黒点病とネキリ虫でボロボロになってしまった真宙

昨年の初冬に植え替えて花壇の一角に置いておいたら

とても元気に育ち始めたのでチョッと場所をずらそうと思ったら

なんと鉢底からしっかり地面に根を下ろしてしまったのです。

その場所では周囲の地植えの薔薇が育ってくると狭すぎるので

冬に根を切って鉢植えのままにするか…地植えの薔薇を移動させて地植えにするか…

お気に入りの真宙、来年もたくさんの花を咲かせたいので悩みます。

 

しのぶれど と ユアーズインコンティニュードフレンドシップ

台風１８号が午後から近畿地方に接近

風が時折強く吹くものの、途切れた雲の合間から日が射しこみ

台風が接近している実感がわかずに薔薇の鉢移動をためらっています。

この連休は２０℃前後の気温が続いて

薔薇が暑さから解放されて元気に新芽を展開しています。

 

春の開花のあと休眠しているような状態だった「しのぶれど」が

秋の気配を感じ始めた頃からやっと元気を盛り返してきました。

 

 

 

 

今年はブログをサボり気味であまり春薔薇をUPしていなかったので

春の一番花の頃を思い出しながら載せてみます。

 

（撮影日　2017.5.23）

中大輪の花が房咲きになって春の一番花は見応えがあります。

 

 

今年の夏はどうも生育がよくなくってシュートも出ず心配していましたが

復活の兆しを感じられて安心

我が家の古参の薔薇でいつまでもそばで見ていたい薔薇なのです。

 

 

 

 

名前を尋ねられてもなかなかすぐには答えられない薔薇

「ユアーズ・イン・コンティニュード・フレンドシップ」

 

 

可愛らしい色とコロンとしたカップ咲

 

 

だけど、だけど、ものすごい頑丈な茎にものすごく痛そうなトゲがいっぱい

手入れをするときは要注意の薔薇です。

でも花保ちは抜群で我が家の薔薇仕分けでは残留組になりました。

 

 

鉢数を減らしたら少しでも長く咲いてくれないと寂しい庭になってしまうから

薔薇仕分けの基準の一つに花保ちが重要なポイントになりました。

 

さぁ～風も強くなりそうなので

少し枝が伸びて不安定な鉢はバックヤードへ移動させてきます。

繁殖力旺盛なユーフォルビア

 

このユーフォルビア・ブラックパール

このまま放置していたら

 

 

 

↑この画像はユーフォルビア・ウルフェニーなのですが

このように種ができて

ウルフェニーの花穂は地際で切り戻していましたが

ブラックパールは手を入れないまま放置していたら

 

 

 

種が落ちずにその場所で発芽している感じです。

 

 

 

落ちた種はこの株周りよりも風に飛ばされているのか

随分遠いところまで飛んでいっているようです。

お隣さんの北側通路に明らかにこのユーフォルビアの子孫が

壁に沿ってお行儀よく発芽しています。

好きな人にとっては有難いコボレダネだけど

ガーデニングに興味の無い嫌いな人にとっては迷惑な雑草扱いですよね。

お隣さんごめんなさい。

 

 

やぶ蚊の住処になっている庭の隅っこ

西洋ニンジンボクの足元で何やら花が咲いている様子

蚊に刺されるのが嫌で普段あまり近寄らないところだったので

気付きませんでしたが

いつ植えたのか…？八重咲きの秋明菊がやっと咲いたようです。

 

 

 

日が短くなり太陽の光も真上から斜めになって日陰部分が多くなってきました。

昨年はいつまでも暑くて短く感じた秋（長すぎる夏）でしたが

今年は早々と秋を感じます。

薔薇も朝晩の気温がぐ～んと下がって活発に芽が動き始めています。

 

 

 

徐々に復活のエアリエル

2014年、太い茎の大苗で届いたエアリエル

我が家での初開花は春から枝があまり伸びないまま鉢の地表のすぐ上で

すごーいボリュームの花を咲かせました。

 

（撮影　2014.5.08）

 

うっとりするような花色で好みの薔薇なのですが

とにかく全体の容姿があまりにも不恰好

花保ちは良く全体のバランスさえよければ申し分のない薔薇なのですが

その後の経過を見ても株の成長がすこぶる悪かったのです。

 

ひとシーズン過ぎても相変わらずの不恰好なまま…

 

昨年鉢をサイズダウンして養生してきましたが

まだまだ頼りなさげですが、細い枝を増やしています。

 

 

 

 

 

 

 

一番花が咲き終わった頃から我が家の薔薇を随分減らしてきました。

ここ数年、毎年「これが最後…」と言いつつ殖やし続けてとうとう自分で育てられる

鉢数のキャパを越えてしまったのです。

ご近所に最近薔薇を育て始めたお家があるのですが

一年を通して本当に感心するほど薔薇がきれいに手入れをされているのです。

それに比べ我が家の薔薇は…

狭い庭に所狭しと鉢を並べ庭に調和しているとは程遠く

ただただ並べているだけ…

どれ一つ自慢できるほど満足な咲き方をしている薔薇も無く…

体力的にも全てを管理する自信も無くなった今

庭に見合った鉢数、自分の体力に見合った鉢数に減らすことにしました。

どれを手放すか…

すぐに見切りをつけることが出来る薔薇もありました。

画像で見た雰囲気と随分違っていたり、気難しい薔薇

ルシファーは今年は一番花をすべて摘み取り二番花を待ちわびたのですが

やはり二番花が咲くころは梅雨時もあって雨に濡れてまたボーリング

どうにか咲いても雨に濡れた花びらが汚くて濡らさないように鉢の移動を…と

とても手が掛って諦めて真っ先に手放し候補に挙がりました。

 

その中でエアリエルはなんとかきれいに咲かせたい薔薇の一つで

居残り組のメンバーで今頑張っています。