季節のあしあと

小さな庭で移り変わる四季を感じています。

真宙

2017年09月18日 | 薔薇

昨夜は台風情報を気にしながらTVを観ていると

突然スマホから防災の緊急速報が鳴りだしました。

「土砂災害の危険性が高まることから高齢者の避難開始…」

ハザードマップで警戒地域に指定されている方は

きっとこの緊急速報は不安な気持ちで聞かれていたことでしょう…

とくに、高齢者の独り暮らしになれば尚更のこと。

明るいうちならば避難もしやすいけれど、夜間の避難は躊躇しますよね。

ここ数年の水災害の悲惨さをニュースで目にすることが多いので

早めの避難でみなさんが御無事で頂くことを願うばかりです。

 

有難いことに、強い風が吹くことも無くいつの間にか台風は通り過ぎて行きました。

今朝庭に出てみると蕾が2~3個付いた新梢が飛ばされて

片隅に寄せていた薔薇の10号鉢が2鉢転がっていたぐらいでした。ヨカッタ、ヨカッタ

 

今のところ黒点病が広がらずにいるので朝一番薔薇の消毒作業をしました。

鉢数を減らしたので4㍑の噴霧器1回で済むようになりました。

壁面に誘引している「ヘリテージ」「マサコ」「ピエール・ドゥ・ロンサール」は

春の新芽の頃に消毒するのみであとは自然のままにお任せです。

 

台風が接近する前に撮り収めた「真宙」

 

 

「ジュード・ジ・オブスキュア」によく似た蕾

ここから少しずつ開き始めると真宙特有の豪華な花弁が覗いてきます。

 

 

 

春先の真宙の様子も紹介します。

 

 

春の方がピンクの色が濃く出ているでしょうか?

 

 

横に植えている「ゴールデンボーダー」とのツーショット

 

 

どちらも花保ちがよく褪色してもまだ一緒に並んでいます。

 

 

 

一昨年の夏に黒点病とネキリ虫でボロボロになってしまった真宙

昨年の初冬に植え替えて花壇の一角に置いておいたら

とても元気に育ち始めたのでチョッと場所をずらそうと思ったら

なんと鉢底からしっかり地面に根を下ろしてしまったのです。

その場所では周囲の地植えの薔薇が育ってくると狭すぎるので

冬に根を切って鉢植えのままにするか…地植えの薔薇を移動させて地植えにするか…

お気に入りの真宙、来年もたくさんの花を咲かせたいので悩みます。