後期リーグも残り2試合。前節不覚のドローを喫し、連覇するには2連勝しかない我がチーム。
この日の相手は「無敗の羅針盤倶楽部」である。
ゲーム前は寡黙な時間が続く(前のチームがギリギリまでやりやがった!)
日曜のナイター。世間は「笑点」とか「サザエさん」とか見ながら晩飯を食べながら、日曜も終わりを迎える、ホッコリした時間帯に50過ぎのオッサンが「ガチ」でサッカーのゲームを繰り広げるという「一般人には理解しがたい」シニアサッカー・ワールドである。
ゲームはキックオフから、両チームとも「フル・スロットル」の展開となった。
今季「破竹の勢い」を見せる羅針盤倶楽部、気合を前面に出して刈谷軍に襲いかかる。
押し込む羅針盤とカウンターの刈谷軍、目まぐるしく攻守が変わる好ゲームとなる。
前半も半ばごろ、右サイドに流れたボールを刈谷が拾いゴール前に、イトーちゃんが粘りに粘ってこぼれたボールを敏クンが押し込み刈谷が先取点を上げる。
一部でオフサイドのアピールもあったが、逆サイドの真横で見ていたワタシが副審の名誉のためにも証言しよう。最初に右サイドに渡ったボール、確かに微妙といえば微妙な位置だったが、それより、あれは羅針盤の選手がキックミスしたボールであった・・・・よって、オフサイドではなかった(逆に副審よく見てた、そしてよく耐えた・・・)。
当然のごとく、反撃の猛攻にさらされる刈谷軍であるが、何回か紙一重でピンチを逃れ逆襲をかけるといった、「一瞬も気を抜かないプレー」が続いた(・・・あ、一回だけ敏クンがタッチライン際で「謎のスルー」をした・・)
後半に入ると、交代要員のいない羅針盤の動きが徐々に落ち始める。(冷静に考えれば、前半からあんだけ飛ばしたら大方のオッサンはそうなるハズ)
しかし、ハートはまだ熱いままである。結果的に接近戦が激しくなる・・・・刈谷軍も応戦して何度かチャンスを作るが決めきらない。「取るべき時にゴールしないとヤバい」例の状況になって来た。
最後の気力を振り絞り羅針盤倶楽部は最後まで諦めない闘いを続けるが、「逃げ切った」刈谷軍が接戦をモノにした。
いやー・・・ハードなゲームであった。スゲちゃんとイハラに聞いたら「楽しくない・・・」と言っていた。。。
一応「年間優勝」はしたらしいが、最終戦も勝利して「完全優勝」で今年を終わらすためにも、両新人には次のゲームも我慢してもらおう。。。。