オーバー60サッカーマンの祭典『スーパーエイジサッカー刈谷大会』が例年通り残暑真っ盛りの9月第2週の土日に開催された。
サッカー爺にとって残暑などは敵ではない、ただ運動公園のそこここでケツを見せながら着替え、ゲームが終われば「パンツ一丁」で徘徊するという迷惑行為に対する一般市民からの苦情の声が一番の脅威である。(当人たちに全く自覚は無いが、今どきのルールで言えば確実にセクハラ、モラハラ、そして景観条例違反である)
それにしても、多数の台風の来襲の隙間をつき、秋雨前線の活発化による雨の予報をくつがえし二日間とも晴天のもと・・・。
数年前にも言った事があるが、「全国から元気で血の気の多いサッカーバカの爺さんたちが集まる『高血圧集団』のもとに、雨を降らせる低気圧が恐れをなして近づかない・・・・」 高血圧が低気圧に勝つ!。。。。のである。
今年から、刈谷オーバー50の年長組である「KAS60」が、大会デビューである。
この大会に出ることが人生の大きな目標であった卓主将は前夜からワクワクして寝付かれなかったらしい・・・・。
まぁ、20年近くも関わって、毎年繰り広げられるジイさん達の「ハッスル・プレー」に腹を抱えて笑わせてもらった大会に自分自身が「デビュー」できる日が訪れたのである。。。。感慨もヒトシオである。。。。
というコトで、本部でのお仕事(・・といっても、周囲の皆さんにツッコミを入れる役目)や、戦場カメラマンの役割は後輩どもに押し付けて、「KAS60」のゲームに集中した大会デビュー戦の二日間であった。
初日「開幕戦」の栄誉をいただき、「雲一つない快晴」の午後1時から、盟友「名古屋500クローズ」さんとの初戦。
予想外の先取点を上げるが、この日1か月以上のブランクでゴールを守る大魔神様の「安定感のなさ」(←ここ数年有った記憶がないが)に不安がつのり、後半は第2守護神ホンマに代ってもらう。(大魔神様は日光浴で体調管理に専念)
後半も想定外の攻勢が続き、3ゴールを上げて何と!4-0でスパーエイジ大会初戦にて初勝利をモノにする(500CRさんのショックは大きかったようだ・・・)。ちなみにゲームMVPは先制ゴールを挙げたクロカワ選手であった。
遠方から刈谷くんだりまでお越しいただき、駅前に宿泊されているチームの方々が、毎年この大会の初日の夜は、「派手なシャツとハーフパンツ姿」で夜の繁華街を闊歩(占拠)することが恒例となっている。「ホームチーム」としてはこの行事に参加しないワケにはいかない・・・というコトで、「パパチャチャ」にて大反省会を開催。
初戦勝利に沸き立つ我がチームであった。。。。(翌日に備え、二次会は控えた←オトナになったモノである)
翌日、天気予報は「曇りのち雨」、日焼け対策を全くせずにグラウンドに向かう。
この日の1試合目は「名大OB」、サッカーで勝たずして何で勝つ!・・・・との意気込みでキックオフ。
これまた予想以上に奮闘し3-0で前日に続き連勝。
このゲームMVPは「相手GKのクリアを身体を張って(←顔に当たった・・)ゴールに押し込んだホンマ選手」が獲得。。。チームメイトから祝福のブーイングを受ける。
ちなみにその時の写真が無いのは、この大会ほぼフル出場だったので、カメラなんぞにかまってられず、本部席にカメラを置いてその辺にいるシニアの後輩に「ホレ」といって撮影されたモノばかりである。(←よって、今大会の写真はワタシの悪意がこもってない・・・)
この日の最終戦(京大OB戦)まで3時間近くの時間が空き、全員「一夜干し」状態になる。加えて、得点源であるイソムラ、そして「チーム兼務」のトーカ先輩という我がチームの攻撃班のカナメが帰宅・・・・結果として「専守防衛戦」しか選択肢が無くなった我がチームであった。
大変失礼ではあるが「京都帝国大学」のOBとは思えないパワープレーに圧倒されながらも、前半は耐えて耐えてゴールは死守した。
しかし、後半も半ばを過ぎると「守り疲れ・・」からゴールを奪われると続けざまに追加点、ダメ押し点を決められ0-3で終了。大会を2勝1敗(W杯なら予選リーグ通過の成績)で終了。
いや~楽しかった。 そして疲れた。。。。
来年もガンバロウ!