想定外の「審判部長特集」のために後回しになってしまった「スーパーじじい大会2日目」:真実のレポートである。(オモテのHPには「とても書けません・言えません」のでココで思う存分吐き出します・・・)
まず、開始早々、笑顔で元気に本部テントに訪れたのは、昨日の「救急車おじさん」であった。「昨日はどうもありがとうございました、検査の結果異常ありませんでした。」と、ご丁寧にお礼を述べられた行かれました。ついでに「2日目もゲームに参加します。昨晩はチームの連中と飲みに行きました・・・・」 たぶん、いや、絶対に、お医者様からは「何日間は安静に、お酒は飲まないように」と言われたハズです。『年寄りになると医者の言うことを聞かなくなる・・・』とは、よく聞く言葉ですが・・・。戦後生まれの若造には太刀打ちできない生命力です。
さて、私はこの日は「Cコート:ロイヤル部門」(70歳以上主体のフレンドリーマッチ)を担当したのですが、本来は「枯れて」「角が取れて」「人生を達観した」「紳士」の皆さんの、和気あいあいのサッカーだと思われるでしょうが、実態は「口の悪い」「文句の多い」「短気でケンカ腰の」「罵声の飛び合う」凄まじいゲームが繰り広げられます。(ちなみに、銀パン=70歳以上、金パン=80歳以上、紫パン=85歳以上:今年は例年より金パン・紫パンを多数お見かけしました。)
『サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にする』という有名な英国のことわざがありますが、ここに来れば、その先のフレーズとして、「紳士の成れの果ては、単なるワガママじいさん」であることを思い知ることができます。
片や、隣の「Aコート」「Bコート」では、少し若手ながら「毎日が日曜日の年金生活者」の皆様が、強烈なショルダー・チャージ(シニアでは禁止ですし、たぶんシニアでなくとも反則となるくらいの・・・)応酬と、ちょと激しいプレーには、あからさまな「報復と思われても仕方ないチャージ」が繰り広げられていました。。。。オトナって、怖いですね・・・。(40歳代のシニアリーグの方が、よっぽど「紳士の集い」です)
そして、この大会ではゲームをコントロールするレフリー達は、いつも以上に、そして確実にその技量を試されます。。。。判定のひとつひとつに十分な「説明責任」が求められます(クレームや文句に対して適格に答えけなければなりません)。「ファールを流す・アドバンテージの適用」については、その後の結果が不利になった方からの猛烈なブーイングを覚悟しなければならない。そして「ジャッジ・ミス」については・・・絶対に許してくれません。。。。ベンチ前を往復する線審のボウヤがとても可哀想でした。。。
以上、「スーパーじじい大会」の面白さを満喫させて頂いた2日間でした。 『毎年見てても、毎年楽しい』、素晴らしき爺さん達に心から感謝と尊敬の気持ちとパワーを頂きました。来年もヨロシクお願いします。
尚、このブログは不適切な表現が多いのがウリなので、大先輩諸氏に対するご無礼には何卒ご容赦のほどを・・・。
ついでに言えば、試合後に公園を訪れた一般市民の面前で、半裸状態の爺さんたちがフラフラしながら、ここそこで着替えする異様な光景が多く目についた2日間であった。。。←この「人生味溢れた光景」を撮影したかったが、おそらく発表の場がないので諦めたワタシであった・・・。