遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

セツブンソウが 踊る・語る 自生地

2023年03月09日 | 山旅

3月7日(火)

 

旅人さん、私たちをやっと見に来るそうよ

~・~・~・~

 

 

▲ ここは大学受験会場ではない。

税務署だ。昨晩の11時半にやっと確定申告書の作成が終わって、今朝提出に来た。10時。

いつもの如く、税務相談を受ける人が列をつくっている。ボクは提出するだけなのですぐ終わった。帰りに郵便局へ寄って幾ばくかの税金を納めて終わり。やっと、面倒な庶務事項が終わった。くびきが取れた。自由になった。自宅で焼きそばをつくって食べて。GO!

 

▲ 秩父・男鹿野町の節分草園に、一気にワープ。午後2時47分。

 

 

▲ 入園料300円を払って入園。

 

 

▲ ここは秩父・小鹿野町の堂上というところにあるセツブンソウの自生地だ。

「小鹿野町両神小森堂上の節分草自生地は日本有数の規模と言われています。節分草は、キンポウゲ科の球根植物で本州、四国などの落葉樹林下に自生し、地面から10cmほど伸びた茎の先に白色五弁のがくを付けます。」 

パンフレットより

 

 

▲ 雪が降りたみたいに、一面に白いセツブンソウが広がる。

 

 

▲ 「私たち、セツブンソウでーす。」

基本的には、太陽光線が来る方向に向かって花弁を開くのだが・・

皆さん、個性が強いようで、それでもかなりてんでバラバラに咲いている。

 

 

▲ 枯れ葉に埋もれないように、首を伸ばして咲く。

 

 

▲ 「ほら、ほら、いいでしょ、わたしたち。」

 

 

▲ 「見て、見て、わたしたちを」

うmmm、精巧な作りだね。自然の力は偉大。

神は細部に宿る。(好きだねえ、そのセリフ)

 

 

▲ 樹の根元にも。

 

 

▲ 踊るようにセツブンソウが。

 

 

▲ 斜面にも。

 

 

▲ びっしりと

寄り添って

 

 

▲ よく見ると、

踊りながら、互いに語らっているように見える。

 

 

▲ 横一線に、咲いているところも。

 

 

▲ ここでも、

みんなそれぞれが、ペチャクチャと話している。

 

 

▲ そんなセツブンソウを、熱心に撮る。

 

 

▲ ほんと、飽きずに撮る。

ボクも2周して、膝間づいて、寝転ばって(そんなことはしない)、撮っていたが。

 

 

▲ 「どう? 旅人さん、わたしたち、キレイでしょ。」

う、うん。

 

 

▲ 「色々なとこから見てね、わたしたちを。」

 

 

▲ 「わたしを見て!」

 

 

▲ 「わたしもよ!」

 

 

▲ 「あらいやだ。シワっぽく撮らないでえ。」

いや、あるがままの皆さんで、そのままで、綺麗だよ。

 

 

▲ 「わたしたちのこと、絶対に忘れないでね。」

ウン、忘れないよ。

 

 

▲ 「ほんと? 絶対によ。」

うん、絶対。

 

 

▲ ぼちぼち、行かなきゃ。

日が暮れるから。

 

 

▲ セツブンソウの自生地でした。

じっと見ていると、セツブンソウは必ずあなたに話しかけてきます。ほんと。

 

 

▲ 売店もあって。

なにか買うモノはあるかな。

 

 

▲ バイバイ。

また来年ね。

 

~・~・~・~

 

10分ほどで

▲ 道の駅・両神温泉薬師の湯 に着く。

 

来るときのチェックで分かっていたが

▲ 残念ながら火曜日は、併設する薬師の湯は休み

こんなのが多いな。

出かけるのは週末を避けるからな。すると週央に出動することに。まだコロナで週央に休んでしまうところが多いのだ。

 

 

▲ 夕食

あはは、簡単にスーパーご用達でござい。

フリーズドドライの味噌汁もつけて。

申告も終わって、かんぱーいだ。

 

【続く】