遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

大内宿雪まつりはフィナーレへ

2023年02月14日 | 一般旅

2月11日(土)

 

気を付けてくださいね

 

     

 

朝の6時半には服を着て、クルマを移動できるように待機。

▲ 昨晩で5cm ほど積もった。

7時過ぎに上段Pの除雪が終わったあと、除雪車が下段Pへ下りてきて、上へ移動してくれとの指示。

 

▲ 上段Pへ移動して、「詰めて停めて」の指示どおりに。

左横の建物は観光案内所。そこの  は24時間利用できる。ベスト位置。

 

では落ち着いて朝食に。

▲ ホットサンドでいこう

からしも少し塗って。

 

▲ できあがり

卵焼きも挟もうかと思ったが、食べ過ぎになるだろう。

食事後は、またブログ書き。

 

11時半ごろにパトロール・昼食に出る。

▲ 雪まつりの最終日の今日は、絶好の晴れ日!

みなさん、駐車場から大内宿のメインストリートへ向かう。

 

▲ 平日の昨日までは、通りを歩く観光客の半分以上は外人さん。

土曜日になると、さすがに日本人の比率は上がっているようだ(笑)。

 

また通りの先の見晴台へ上がってみる。

▲ 子安観音の向こうの見晴台へ向かう

 

 

▲ 晴れていて気持ちがいい風景

 

 

 

▲ アップすれば

通りを歩く観光客数は多くなっている。

茅葺きの屋根に積もる雪も、昨夜の降雪でたっぷりと。

イイ感じだ。

 

 

観光客にとっては、イイ感じの積雪だが・・

▲ ここに住んでいる方は・・

この機会で、雪下ろしをしなければ。

 

 

▲ まず、左側の雪を切り下ろして

 

 

▲ なぜか左側を中途で止めて、今度は右側の屋根部分の雪下ろしを。

この方は、全く命綱を腰に巻いて無かった。

大丈夫かいな・・

ボクも福井県の出だから、屋根の雪下ろしはやったことあるが、瓦屋根。これは茅葺きだから足がずり落ちるリスクが高いと思うが。ま、左端の軒下は雪でかなり高くなっているので、転げ落ちてもなんとかなるだろうとは思うが。気を付けてくださいよ。

 

昼食は、石原屋さんで。

▲ 左端にある入口から入っていく

大内宿の入り口は、たいてい横に作ってある。通りに面した部分は、できるだけショーウインドウ的役割を持たす為だろうか。

 

 

▲ 待つことなく、どこでもお好きなところにどうぞ。

「どこでもお好きなところへ」というのは特にこのコロナ下で嬉しくなるフレーズ。恐らく、この夏ぐらいからは順番待ち、座る席も指示されるに変わっているだろう。コロナ下だって、客にとっては悪い事ばかりではない。

で、囲炉裏の前のあの席に余裕で座った。

 

 

▲ ここのお薦めは、いちばん上の「梅おろしそば」。じゃ、それで。

ねぎそばは、もういいや(笑)。

 

 

▲ 梅おろしそば

「紀州産の大粒の梅と大根おろしでさっぱりと食べられる、当店自慢のそばです」

福井のおろしそばが好きなもんで。

汁は掛けても、漬けてもいいと。ボクは掛ける。一番気に入った。

 

サイドオーダーで甘味も。

▲ そばがきしるこ

そばがきと蕎麦の粉を餅状にしたもの。ずいぶん柔らかい餅になる。

 

 

▲ ぬいぐるみで、観光客に写真撮影サービス

キツネ?猫?オオカミ? よく分からんかったが、そんなことまでは尋ねなかった。

 

いったん、クルマまで戻った。

 

▲ 第一駐車場の横には、第二P、第三P と続くが、そこももう満杯模様だ。13:00PM

 

観光案内所で、これからのスケジュール確認。

▲ 16:00 から、よさこいの演舞だな。

そして、17:00 から御神火 18:00から花火。それまで、クルマで休憩だ。

 

   

 

16:00 から「よさこい演舞」が、町並み展示館の前広場で始まった。

▲ 地元下郷町の小学生・中学生だと思う

白虎隊?みたいな出で立ちで、音楽に合わせて舞をする。

「よさこい郷人 演舞」

 

 

▲ 次は二人の男子が

大きな旗ざおを大きく舞わす。旗ざおには、「会津」とか「演舞」とか書いてあった。

 

 

▲ 最後は、男子女子での「よさこい」舞。この6月に札幌で行われる「よさこい祭り」に参加するとか。

案内役の大人の方の口からは、「会津魂」を見せる・・とかの言葉が何度か出た。会津白虎隊の自決とかの集団心理の発露は、ボクは好きではない。(サッカーに肩を組んで応援するような集団心理も嫌いだ)

しかし、「会津魂」の使いかたはともかく、自分の郷土を持ち、郷土に誇れるものがあるのはいいね。

ボク? ボクはあっちこっち移り住んできて「デラシネ」(根無し草)だな。かっこよく言えば「コスモポリタン」的に生きてきたかったが。さてさて。

 

▲ 最後は、「外人さんも加わってください」との案内者の呼びかけで。一緒に踊る。

この前の若い娘たちは寒くないのかね。東南アジアには冬服がないのだろう(笑)。

 

 

17:00からは、「御神火載火の神事」だ。

 

▲ 昨日に行った「高倉神社」前で、神火を運ぶ6人が。

 

 

 

▲ 神主さんのお祓いを受けて、御神火を受ける。

 

 

▲ お神酒を引っかけて、出発だ。

 

 

▲ 御神火をたいまつにして

 

 

▲ 高倉神社を出発

 

 

▲ 参道を駆け足で下りていく

 

 

▲ 花火打ち上げ場所にもなる野っぱらを、走っていく。

 

 

▲ 大内宿の街道ストリートを一往復する。

ボクも、高倉神社から走者の後を追ったが、雪道で追えるわけはなく、ストリートに着いた時は、街道走りぬけは終わっていた。一番のハイライトなのに涙。

 

街道走りぬけの後は

▲ 先ほど演舞のあった町並み展示館広場で、御神火載火。つまり聖火点灯だ。18:00PM

 

御神火載火が終わると

 

▲ 花火が打ち上げられた

展示館の屋根越しに花火が広がった。

 

 

 

 

 

▲ 高倉神社第一の鳥居の向こうに花火

 

花火のベスト撮影場所を探して、慌てふためいたが。

 

▲ よく分からずで、

上を見上げてシャッターを切るだけ。

 

 

 

▲ しかし、三脚無しでは手振れが酷くて、ロクな写真は撮れなかった。すみません。

 

 

▲ ベストな位置は、宿場越しよりあの野っぱらだろうと、野っぱらに戻った時は、花火は終わった。

 

うなだれて、他の観光客と一緒に駐車場へ戻る旅人。人生うまくいかないもんだ。(笑)

 

それはともかく、夕食だ。

▲ 取り出したるは

今晩はすきやきだ。

 

 

▲ とにもかくも、これで大内宿での雪まつりイベントは全部終わった。

無事にね。

では、カンパーイ