遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

白馬八方尾根を 滑って・眺めて・食べて

2023年02月24日 | スキー旅

2月22日(水)

 

八方尾根・リーゼングラートの第一ケルンから

 

 ~  ~  ~ 

 

 

 

先ず朝食を食べて

▲ 今朝はベーグルだ

 

外に出てみると

▲ Harmonyは三台の・・キッチンカーに挟まれていた

これらが昨晩、ガラガラと音を立てながら入ってきたのだ。

折角入口に停めたら、これだ。が、ボクは遊び、彼らはお仕事。文句を言うわけにはいかない。

 

 

▲ 9時頃に、名木山ゲレンデへ出た。

第三駐車場からスキーを担いで歩いて10分ぐらい。いつもこれで準備体操は終えたことにしている。

 

予想どおり、晴れ。

▲ ハ~イ!!

 

 

▲ 兎平ゲレンデを見やって、昇り続ける

 

 

 

▲ 三回、リフトを乗り継いで

最後のリーゼングラートコースを見上げる処まで来た。

左端に見えるグラートクワッドが、乗り継ぎ最後のリフトだ。

 

 

▲ グラートクワッドで昇る

ここは展望コース。

先ず、左側にごっつい山が見えるね。正面には、唐松岳に至るお椀状の稜線がきれいに。

 

 

▲ 五竜岳、鹿島槍ヶ岳 

日帰りに難があり(笑)、どっちも登れずにいる。

 

 

▲ 正面をズームアップすれば

きょうも皆さん、唐松岳を目指して登っている。

以前、スキー靴でボクも歩き始めたが、靴が重くて無理。スノーシューか、登山靴にチェーンアイゼンを付けて登るか。一番やりたいのはスキーを担いで登って、滑り降りてくることだが、ヨーキ君じゃないからな。

第二ケルンが白く見えてる。

 

▲ さあ、頂上に到着。

八方池山荘の前を通り過ぎて、頂上ゲレンデに出る。

 

 

▲ ここから滑り降りる前に、たいていの方はスキーを外して

山と自分の撮影会に入るのが普通だ(笑)。多分ここは日本一の撮影スポットだろう。

 

 

▲ 左手にはワイドで、この山並み

 

 

▲ ズームアップすれば、白馬三山が。

 

 

 

▲ 前方のワイドでは

雲がたなびいているが、この時間には雲海になっていることも多い。

 

 

 

▲ 前方を境界線にそって進むと

第一ケルンが出てくる。冒頭の写真は、このケルンを撮った。

 

 

ケルンを過ぎると、急斜面に入る。

▲ 下に見えるは、

左へ降りれば、黒菱ゲレンデへ。正面にはピラールのレストラン。右へ降りれば、兎平ゲレンデだ。

よしっ、いくぞ。

 

 

 

▲ だいぶ下りた。

 

このあと、黒菱ゲレンデを何回か滑って。

 

次のコースへ。

▲ オリンピック滑走スタート小屋の後ろを回って、

 

 

▲ 黒菱の左端の不整地へ

大分前に、この右手の不整地でこけて、眼鏡を無くした。そのあとからヘルメットをしている。

今回、ちと色気を出したのは、もっと左端のスキー場の境界線上の稜線(北尾根)コースだ。

もちろん整地はしてないが、稜線なので障害物もなさそうだし。何より新雪で雪が柔らかいから行けるだろう。

 

 

 

▲ この境界線上から見る白馬三山は、一番近く見える。

 

 

 

▲ 大分下りてきたよ。

 

 

▲ もう少し

 

 

咲花ゲレンデまで、無事下りた。

 

▲ スノープラザ咲花

ほんとは、上まで戻ってピラールで昼食としたかったが、もう脚が疲れて・・

ここで、昼食・休憩とすることに。

 

 

▲ ゴーグル等を外したスキー客を見るに、半分は外人だね。

ここは欧米か?

 

 

▲ メニューはカレーものが中心で、1200円~1300円。

ゲレ食の定番、ラーメン等のズルズル麺類はなかったような。

ここは、欧米か?

 

▲ 海老フライがカリカリで旨かった。

 

 

昼食後、また上まで昇る。

▲ 途中の北尾根ゲレンデからの、景色は絶景。

左から、唐松岳、不帰峰、毛勝三山、天狗岳、白馬三山が一望できる。

 

 

▲ アップすれば。

こんな景色を眺めながら滑るのは、贅沢だ。

 

更に上がって

▲ スカイラインコース

広いねえ。スキーヤーが見えるかい?

ほんと、贅沢なコース。

下のコースを左から右へ滑って行くのが正道だが。ここから滑り降りて下で合流してもかまわない。これが、八方の自由な広さだ。

 

パノラマコースも滑って、いい加減疲れた。

 

下山しよう。

しかし、下山用のリーゼンスラロームコースが閉鎖されていた。そういえば午後からはロープを張るとかアナウンスが流れていたな。

▲ 右手のコースが綺麗に整地されてロープが張られている。明日に競技会コースになるのだろう。

で、名木山ゲレンデへ下りるには、規制コースの横の3mほどの細い通路を下りていかねばならなかった。汗、汗、涙、涙。

 

 

▲ 第三駐車場に戻ったのは3時ごろ。

3台のキッチンカーはお仕事に行ったのだろう、もう出払っていた。

少しだけ休んで、何はともあれ温泉に入ってこよう、と歩いて5分ほどの「郷の湯」の前に立つと。

源泉が故障とかなんとかで「臨時休業中」。あちゃー。

 

ということで、八方第二駐車場へ移動した。

 

▲ 第二駐車場と「八方の湯」

クルマは車中泊するつもりなので、奥のほうに停めた。

温泉に浸かると、体が冷えているからだろう。じ~ん、と温かさが体を駆け巡った。

南アジア系のガイジンの声高の私語が気になった。まだ黙浴順守だよ、きみたち。

 

 

▲ 白馬三山が良く見えるここでお泊りだ。

 

 

▲ 夕食は塩ラーメン。

かき揚げと玉子を加えて。

明日も、他の白馬スキー場に行く気は・・さすがにもうない(笑)。現役中は、当然ハシゴだったが。

 

 

 

2月23日(木)

 

▲ Breakfast

今朝は、ウインナーを添えた。

どうしようかと考えたが、今日は曇り。それに祭日なのだ。祭日なら高速が3割引きになるので、今日中に帰ることにした。

 

第二駐車場のすぐ近くの

 

▲ スノーピーク白馬店 に寄る

相変らずの隈研吾の木枠が目を引く。

左下の女性が・・なんかやってる

 

 

▲ 二人の子供に(一人は寝てるが)、一生懸命小さい雪ダルマをつくって

May I take a picture ?

Sure.

ということで。

 

 

▲ 店内

洗練されたアウトドアグッズが売られている。

見ていると、欲しくなるので、そこそこにして出た。それに、ボクはモノから入るより、行動を先ず優先する主義なので。

 

さあ、帰ろう。

 

31号のオリンピック街道を通って

▲ 長野市内へ入った。

行く先の前方に、白い山が目に入って来る。志賀高原だ。

来月になったら、おまえのとこへ滑りに行くからな。待っていてくれ。

 

午後4時半ごろに無事帰宅。

 

二泊三日スキー旅 総走行距離 475km

 

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