電気設備の年次点検にかかせない計測器。
★年次点検:自家用電気工作物において、
年に1回停電をして直接電気の状態を把握するために行う点検
□絶縁抵抗測定器(高圧電路用・低圧電路用)
□各種保護継電器動作用試験機
□接地抵抗測定器
これらを駆使して電気設備の状態を確認していきます。
通常は一人で作業をせずに複数の人数で年次点検を行います。
それは、作業を分担して点検を行うことと、
思い込みでの事故を防いだり、
相互に安全を確認するためです。
併せて、
点検で使用する計測器も各自複数同じものを持ってきます。
目的は『試験機の予備』として準備します。
電気設備の機器の状態を調べる時に測定をしますが、
時々思わしくない値が出る時があります。
そこで、
確実な状態を把握するために、
念のために呼び(別)の計測器で同じ測定をします。
測定結果が同じであれば、
『間違いない!』と結果に自信が持てるようになります。
★計測器もその時に壊れたり、
測定用の配線が断線したり、
内蔵バッテリーが少なくなったりすると測定結果が
変わってくる可能性もあります。
そうです、
現場では何があるか分りません。
・・・・ 電管太郎【電】