ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

ふるさとの山菜

2018-04-09 04:48:25 | ふるさとまわり
180328.wed.-2

文雄先生訪問レポートその2。

お昼をご馳走になりました。
先生の大好物のお寿司と次女Iさんお手製のお吸い物。
おこぎと菜の花のお浸し高野豆腐の卵とじとサラダ。

「わ!おこぎですね!!」
おこぎです! 
まさか、まさに旬のこの時期、東京で頂けるなんて思わなかった。
いつもは、連休に帰省して実家で食べるので。
去年は銀座NAGANOで見つけて買ってきたんですけどね。

おこぎは正しくは(たぶん)ウコギ。
ウコギ科の灌木の若芽で、南信州を代表する春の山菜です。
ちょっと歯ごたえがあって、なんともいえない風味がある。
「家の裏に生えてるんですよ。さっき取ってきたの」とlさん。
「えー、でも東京で取れるなんて聞いたことないですよねー」
「昔からあるんですよ。パパ、庭のおこぎはどうしたの?」
「植えた!」
ああ、やっぱり。きっと郷里のウコギを挿し木したのね。
そして、毎年奥様が摘んで、この時期の食卓を賑わしたのだ。(と勝手に想像(笑))

平成の名水百選に都内で唯一選ばれたという落合川と南沢湧水群一帯。
裏庭はその源流だということで、南信州のウコギが育つにはいい環境に違いない。
縁側から覗かせてもらうと、勢いよく枝を伸ばしているウコギが見えた。



私があんまり喜んだので、
Iさん、わざわざまた摘みに行ってくれて、お土産に持たせてくれました。



で、家に帰って早速お浸しに。



露地物の初物をまさか東京で味わえるとは、なんとも嬉しいことでした。

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