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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
趣味を楽しむブログです(^ω^ 三 ^ω^)

写真散歩_東京_浅草

2019年03月24日 | 写真
今日は久々に浅草を徘徊してきた。
浅草は雷門や仲見世通り、浅草寺が有名である。上野や浅草は羽田や成田から電車一本で来れることから、とにかく外人が多い。浅草は上野に比べたら欧米人がやや多い印象。雷門や仲見世はもうどこの国か分からなくなっているので、避けて浅草を嗜むようにしている。
雷門を右手に見て、北西へジグザグに進むとドンキホーテやWINSが有る通りへ。その先に進むと、ひさご通りがある。その入り口にお気に入りのラーメン屋、めんまるが有る。


ラーメン320円。昔ながらの中華そばである。これが美味い。この為だけに浅草に通ったことも。。 このラーメン、僕が知った何年か前は290円だった。中華チェーンの幸楽苑が320円に値上げした時も、めんまるは頑なに290円だったけど、しばらく前に320円になっていた。
浅草のラーメン屋は他にもいくつか有るけど、大抵は中華屋で500円前後で食べられる。

めんまるを出るといつもはふらふらと花やしきを左手に見ながら浅草寺方面へ。喫煙所で一服。
伝法院通りに出て仲見世通りとの十字路に有る芋屋?へ、夏はそこで紫芋ソフトクリームを嗜む。
オールドカメラにハマっていた時は、その目の前に有るヴィンテージ カメラショップの早稲田カメラを覗いた。

今日はひさご通りをまっすぐに進んでみた。
ひさご通りはマクドナルドや銀ダコが入ってるような新仲見世通りと違って、硬派な地元商店街だ。ぶっちゃけ何にもない。
めんまるの目の前に創業100年?のすき焼き屋が有るが、多分三社祭りの時には盛況なのかもしれない。
しばらく進むとゴトーパーラーなるフルーツパーラーに人が並んでいた。家族経営の果物屋が心機一転お洒落な内装で開店したのか、若い人で賑わっていた。その先は何も無い。

引き返してWINSを右手に見ながら西参道通りへ、からあげ屋のとお山にて、秘伝タレのからあげを嗜む。なかなか美味しかった。
それから伝法院通りへ、団子屋の楓にてみたらし団子と餡子団子を頂く。この団子屋もいつものコース。手軽で安定の美味しさ。

伝法院通りというと、今から30年くらい前に親に連れられてきた時に天麩羅を食べた覚えがあり、何処だろうなぁと思ってた。
今日探してみたら見つかった。

大黒屋である。
ちらっと店内見たら記憶と繋がった。今度行ってみようと思う。
30年前の浅草はあんまり覚えてないけど、仲見世通りの人形焼き、刀屋、カメラ屋、煎餅屋、おもちゃ屋は、今も変わらずに有る。
前職の同僚に生まれも育ちも浅草というメンズがいたんだけど、彼に聞くと仲見世終点のおもちゃ屋は小学生の時の同級生の家の店と言っていた。床を走り回るおもちゃとか、本当に何も変わらないと。。

ちなみに浅草三社祭りになると、浅草がどういう町なのか、はっきりと分かる。普段は外人や観光客がひっきりなしに訪れて、毎日大量の金銭を落としていく。祭りになると足の踏み場も無いくらい人で溢れる。観光客ではなく、祭りに参加する住人達である。彼らは裸にふんどし姿で道路に座り酒盛りをしたり、神輿を担ぐ。彼らは一様に見事な刺青が入っており、視界の80%は刺青という、他では経験出来ない状況になる。
前述した同僚の話によると、カタギでない人達は三社祭りの重要な出資者となっているらしい。同僚は浅草でブティックを経営する家の息子で、青年会の一員だった。全く興味無さそうなのに、毎年神輿を担ぐ羽目になるという。。

浅草からへのアクセスとしては、都営浅草線、都営地下鉄銀座線、東部伊勢崎線の3つの他、都営大江戸線の蔵前から徒歩15分も利用出来る。
京成線、JR山手、総武線などが通る上野に比べたら交通の便は良くないが、東京駅からバスも出てるらしい。JR総武線の錦糸町からもバスで行ける。

浅草は食べ歩きの町である。メンチカツ、からあげ、団子、餅、きびだんご、揚げ饅頭、肉まん、カレーパン、たいやき、たこ焼き、タコ煎餅、煎餅、人形焼き、雷おこし、メロンパン、パイナップルパン、ソフトクリームなどなど、、観光地に便乗して新興勢がよく分からない名物を立ち上げていたりする。東京でこれだけ多様な食べ歩きが出来るのは浅草だけである。

6年前くらいは今ほど外人が多くなかった気もするけど、最近はもう足の踏み場も無いほど外人だらけである。上野も同じ状況。急激に増えた。喫煙所で見渡すと7割外人だ。上野公園の入り口はスラム街みたいになっている。
ところで京都も外人でごった返していると聞く。booking.comでホテル検索しても手頃なホテルが取れない。なんでも日本人観光客が減っているとニュースで見た。浅草であの状況なのだから、京都はかなりヤバそうだ。そりゃ日本人行かなくなるよね。
僕が最後に京都に行ったのは約15年前。。外人が増える前に行けて良かった。機会が有ればまた行きたいと思ってたけど、今行ったら後悔しそうだ。
そうだ京都へ行こう。ってキャッチコピーが大昔に流行った。今ではそんな簡単に行けなくなっていると思う次第である。というか、もはや京都としても、旅行会社としても日本人観光客を求めなくてもいい状況なのかもしれない。





最近の仕事は綱渡りと穴埋めであると気付いた件。

2019年03月23日 | 仕事
最近の僕の仕事は綱渡りと落とし穴を探すことである。仕事を依頼する客が遮二無二狂ったように穴を掘りまくるので、自分と会社が落ちないようにしっかりと見張って穴を埋めたりしている。
埋められないと判断した深い穴は、その上にロープを張って綱渡りをしながら、その先にある新しい穴を埋めにいく。
最終販売先まで2社経由する仕事をしてるんだけども、4人くらい客として登場人物がいる。
そのうち2人はひたすら穴を掘っていて危ないことこの上ない。。大体Aが掘った穴をBが見つけるんだけど、Bは埋めてるつもりで実は穴掘りしている構図。そこ掘られてますよって突っ込むのが僕の毎朝の日課である。
どうすればあんなに穴を掘りまくれるのか、不思議でならない。
その様子を見て最終販売先のバイヤーが激怒しており、Aがこっぴどく叱られる話は無視している。メールCCで、穴が深いようなら私も考えなければなりません。とのこと。
ちょっと待って、、考える前に穴に落ちるんだこっちは。高みにある高級マンションで穴を監視するのはいいが、こっちは綱の上なんだ。
Aに対してはその穴は埋められないんだ、すまんって感じである。ていうかその何でもかんでも共有する的なCCは超大手だけでやってほしい。綱の太さが軽く10倍以上は違うのである。
先日、Aにあまりに大きな穴を掘られてしまい、埋めてはみたが埋まらず、片足がハマった。今度会社にきてもらって穴を埋めてもらう予定である。そもそも穴掘りしたり埋めたりしている現場は大きな穴の中の話なのである。。

穴を掘るのは客だけじゃない。
海外の工場にいる穴掘り名人も忘れてはいけない。どちらかといえば近くにいるので、自分がハマるのはこっちの穴だ。
名人ともなると、そこを掘ったら火山が噴火したり間欠泉が吹き出るような穴をノールックで高速で掘る。気付いた時には埋めるどころの話ではないのだ。
名人は先輩にもこっぴどく叱られているが、一向に穴掘りをやめようとしない。穴を掘るなと電話で言われながら片手で穴を掘るという、高等技術の持ち主で、業界歴は驚異の10年。その国じゃその仕事、5年でベテランの域である。
ちなみに穴に気付いて自分で埋めた後、穴が空いてました!埋めました!あっちの穴どうしましょうか?って言ってくる玄人もいるが、稀である。どちらかと言えば僕の担当は名人が多い。

4月になったら穴埋め要員が追加されるらしく、僕は名人とおさらば出来るようにしてもらう予定。上手くいけば。片手で穴を埋めながら片手で綱渡りするのも緩和されて、せめて綱を用意する時間や、穴掘り用の高性能な道具の準備が出来るようになれば、、
要は残業が減るという仕組みである。

メーカーというのはこんな仕事なんだなと。
ちなみに穴の話はメーカー歴15年以上の先輩方と同じイメージを持っていて驚いた。

先日、同じ服飾学校卒の先輩の話が確信を突いていて全力でうなづいていた。
別に大学出てなくてもアパレルは出来るけどさ、大学とかそういうの関係無いんだよね。なんか人としてどうなのかって、ほんと基本的で根本的な部分でやべぇ登場人物をシャットアウトする仕切りが欲しいよね。
って感じ。要は穴を掘りまくるやつは最初から退場してくれってことである。









次はレスポール気になる症候群にかかってしまう。

2019年03月23日 | 音楽


ストラトキャスター気になる症候群が収まってホッとしたのも束の間。今度はレスポール気になる症候群になってしまう。。



しかも王道の2ハムPUのタイプではなく、シングルPUのP-90を積んだlespaul specialというモデル。さらにレギュラーではなくカスタムショップ。。お値段35万円前後。
このTVホワイト色は日本から別注して作られたカラーで、本数が少ない、、らしいが、昨今のエレキギター不況もあってか、ネットで検索すると大体2-3店舗は在庫があって、すぐ買える状態。
レスポールスペシャルといえば、有名アーティストが持つTVイエローが人気のようである。

先日御茶ノ水の楽器屋で触ってきた。
かつてはスタンダードの廉価版としてJr.という名前で売り出されたのが起源のスペシャル。といえど、今では多様性の時代を経て、カスタムショップ製品として作られるように。
カスタムショップは初めて触ったけど、なんか重く感じた。実際3.5kgくらいなんだけど、もっと重く感じた。密度が高い感じ。
ネックは細くてまるでレスポールの感じがしないけど、中音にコシがあっていい感じ。3シングルPUのストラトとも違うギブソンの2シングルPU。なんか新鮮である。

なかなかいいじゃないかと思ったんだけど、、
店員さんがこれもイイっすよみたいな感じで、カスタムショップのスタンダードを渡してきた。
チェリーサンバーストのボディーに2ハムPU、太いネック。。これぞ王道。お値段48万円也。笑
しかし一回持ってみただけだけども、カスタムショップのスタンダードは全然違うね。レギュラーと。別にレギュラーのトラディショナル持ってるわけじゃないんだけど、なんか全然違うと感じた。実売価格で約2倍、、でも何が違うって聞かれたら上手く答えられないけど、なんか違う。



こんな高いギターだけど、ちょっと壁に立てて倒れでもしたら一発でネックが折れる。
ボディーにボルトで固定しているストラトやテレキャスと違って、ギブソンのレスポールはセットネック、接着剤で圧着している。さらにヘッドの部分で角度が付いて弦が装着される。ヘッドの根元に負荷が強く、それが折れる原因。今だと綺麗に完璧に直せるらしいけど。。

僕が高校生の時に使ってたフェンダーのテレキャス(フェンダージャパン)は何度も倒れたり、部活の時に教室や会議室の机から転げ落ちたりしたけど、ビクともしなかった。

レスポールといえば選択肢として日本製のギブソンコピーも気になる。ハイスタの横山健が使っていたESPのナビゲーター(ハニー)や、ギブソン公認フジゲン製オービル、ギブソンにどつかれる80年ごろまで製造された神田商会のグレコなんかも満足度の高い品が有りそう。
御茶ノ水の中古屋で聞いたら、わざわざ海外からグレコの中古レスポール買いに来るそう。特にヨーロッパで人気が有るとか。。
前の会社の上司が70年代?のグレコのレスポールを持ってて触らせてくれたけど、ゴツさがレスポールらしくていい感じだった。
エピフォン、君はダメだ。。
中古で2-3万の割に信じられないくらい作りも良いし、音も良いし、色も選び放題だけど。
なんというか、、何かが満足出来ないのである。何かが。









カメラBAG検討の末に。ほーBRIEFING良いじゃないか。

2019年03月17日 | 写真
最近のブログアクセスランキングを見ると、ノースフェイスのテルスフォトか、エンデュランスシリーズを検討する記事が1位になっている。

https://blog.goo.ne.jp/explore10011230/e/ce826c335947a4c11cdae41a6e3f33ce

転職と沖縄一人旅のドサクサですっかり書き忘れていたのだけど、、、
結局、あの記事の後にノースフェイスのテルスフォトを買った。沖縄一人旅に間に合わせたかったしね。デジタル一眼レフのニコンD7000は留守番、富士フイルムのミラーレスX-Pro2に単焦点レンズを2本(50mmと21mm)という最低限の装備と、iPad pro、充電器やケーブル類のデジタル関係、眼鏡や本など入れた。飛行機に持ち込みたいもの、スーツケースをホテルに置いたらすぐに出かけられるような感じで荷造りした。
飛行機に持ち込める点は優秀だなと感じた。非常に安心感のあるBAGだ。カメラインナーケース気室にカメラを、下部に着替えやらタオル、上部にipadなんかを入れた。取り出しやすい上に程良い堅牢感、そして持ち運びやすい。
しかしながら、ホテルに着いて、さて出かけるかとなった時、正直なところテルスフォトを担ぐ気にはなれなかった。。やはり重い。バックパッカーなら全然有りだけど、長期間ホテルに滞在するとなると行き先も様々だし、やはり選択肢が増える。実際ブログにも書いたように、下のような装備で出かけた。


あれから冬を迎えて、転職も終わって春になりそうなこの頃。相変わらず、ワイルドシングスのサコッシュと裸のX-proという装備のままである。
X-pro2は、カタログを見たことある人は分かると思うけど、傷が付いてなんぼの精神に乗ることにした。手荒く扱ったりはしないけど、大事にケースにしまったりするのはやめてみたら、精神衛生上良くなった次第である。

サコッシュはそれはそれで便利だ。財布、ハンカチ、モバイルバッテリー、タバコが入る。ちょっと散歩に出るならこんな優秀なBAGは無い。

しかしながら、サコッシュの弱点はまさにその軽快な容量に有る。ちょっと心許ない。
折りたたみ傘、飲み物、いざという時にX-proを裸で入れたい。
段々とカメラBAGの話から離れているんだけど、この記事の趣旨はここからが本題である。。
つまるところ、軽快なサコッシュと、裸でカメラが入るくらいのBAGの間にあるサイズ感が欲しい。

●サコッシュ
●ここが欲しい←←
●裸でデジイチが入る (ポータータンカーのリュック)
—————————————↓A4サイズ
●インナーケースでカメラが入る
●ビジネスBAGサイズ
※↑に行くほどサイズ小さい。

経験上、A4サイズの壁は以前敷いた通りである。A4サイズは軽快さが無い。どちらかと言えばビジネスBAGに近い。休みの日にそんなBAGは持ちたく無い。
裸でデジタル一眼レフが入るサイズは、A4サイズがちょうど入らないくらい。僕の手持ちで言うと、PORTERのタンカーシリーズのデイパック。これも悪くないけど、色々入れてしまい結果的にでかい。

僕が欲しいくらいのサイズはこんな感じ。


これは旅行先で使えるような小さく折り畳める簡易ショルダーバッグだ。実は沖縄に行く前、これとサコッシュでかなり悩んだ。結果、飲み物が入らないサコッシュに苦戦したりと、万全ではなかった。やはり↑くらいのサイズは最低限欲しい。

じゃあどんなBAG?ってなると、これが難しい。
デイパックやメッセンジャーだとでかい。サイズが選びやすいトートは両手が空かないのでNG。結果的に↑のようなショルダーか、サコッシュをちょっと大きくしたようなものになる。

USA生産の日本ブランド、ブリーフィングを見ると、良いものが見つかりそうな感じ。








このブランドの良いところはバリスティックナイロンという、防弾ベストやミリタリーウェアに使われるような耐久性のある素材を上手くタウンユースに落とし込むところ。タウンユースどころか、痒いところに手が届くアイテム展開の幅広さが良い。こんなの無いかなぁ、、が有る。
実は沖縄に行く直前、サコッシュ買った後に店舗に行った。僕が今回欲しいサイズが有って、先に見れば良かったとちょっと後悔笑。
ポーターとの違いは、ビジネス用も趣味用も機能的なデザインであること。定番のナイロン素材でのアイテム展開が幅広いこと。ポーターも十分優秀だし定番で耐久性も文句無しだけど、ブリーフィングと比べてみると1つの素材で改めて見てみると選択肢が狭い。

あとブリーフィングの良い点として、カッコいいよね。カメラBAGの展開は無いけど、インナーケース使ってかなり良いカメラBAGにもなると思う。めっちゃ頑丈。
ミリタリー系だと、ミステリーランチというブランドも有る。あれはそもそも軍用も作ってる。タフでなかなかそそるけど、ちょっとダサい。。原宿の店舗行ったけどね、なんか垢抜けない。
個人的にポストPORTERのブリーフィングはなかなか良いと思う。
ラフなカメラBAGというお題で書いてみた記事でした。





結局買わないストラトキャスター気になる症候群。

2019年03月10日 | 音楽
ハムバッカーの音が好きなのに、久方振りにギターに興味を持つと何故かシングルPUのストラトキャスターが欲しくなる、、これをストラトキャスター気になる症候群と命名してみた。
そのまんま。
みなみけ。のカップ焼きそば現象と同じレベルだ。ちなみにカップ焼きそば現象とは、焼きそばを食べたい時とカップ焼きそばを食べたい時は違う。カップ焼きそばは、焼きそばに似てるものだけど、違うもの。勝っても負けてもいない現象。
そのまんまギターに例えるなら、ストラトを弾きたい時とレスポールを弾きたい時は違う。
ストラトはレスポールに買ってもないし負けてもいない。。。?いや、レスポールスタジオとトラディショナルを弾きたい時は違うが正解、、?

よく分からないのだけど、僕の場合はストラトを弾きたかったってことなのかと言うと、そういうわけではなかった。単純に何か無性に所有欲が湧くのである。そういう意味ではもしかしたらギターでなくてもいいのかもしれないと思うようになり、、今に至る。
サーフグリーンやソニックブルーといったレアカラーが欲しくなったのだけど、、、色々見ていると、結局フェンダーUSAの最高品質カスタムショップまで行き着いてしまう。さすがに3ヶ月で触らなくなったらヤバい金額なのでまたもや保留となった次第。フェンダージャパンの年代シリーズでサーフグリーンを買う気にもならなかった。

ところでカスタムショップって、塗装にハードなダメージ加工がしてあるものと、そうでないものが有る。昔見たカスタムショップはわざとらしいなーダサいなーって思ったんだけど、最近のやつはリアル経年ダメージと区別がつかないと思った。
経年加工と言えばデニムパンツである。デニムパンツもダメージ加工のクオリティには千差万別というか、イケてる・イケてないがある。イケてないのは楽天で売ってる¥2,980以下の安いデニムパンツだ。個人経営の安いショップなんかが加工の質より量を取った商品は往々にしてダサい。ヨーロッパ系のジースターやディーゼルなんかもダサい。これは元々彼らにとってインディゴ染めのワークパンツ自体が輸入文化にあたるからだと思う。
リーバイスやEDWINくらいだと感じる。経年加工の格好良さで売れるのは。かっこいい加工が入ったデニムは大体4〜5万円くらいだ。加工賃として1万から2万くらい乗っていると感じる。

ところで、そもそも経年加工がかっこいいのかどうかという視点で考えると、かなり間口が狭まる。今の若い人の認識では、ブリーチ加工で経年加工したデニムパンツは、水色のパンツの認識なのである。15年前に流行ったハード過ぎる継ぎ接ぎやタイダイ染め、柄生地でリペアなんかは好まれていない。
じゃあ15年前の流行を通ってきた30代の人ってどうなの?っていえば、、ダサいファッション、絶対に着てはいけない世論に戦々恐々としながらクローゼットの奥深くにひっそりと封印しているのではないだろうか。購入価格的に捨てるにはもったいない、俺個人としてはイケてるから捨てられないみたいな。

カスタムショップに戻ると、、40代後半以上しか手に取る人いないんじゃないかと。僕30代の意見としては、ギター塗装のダメージについては全く価値を感じない。じゃあ新品のアメプロとかアメオリとか買っとけよって感じなのだが、、。
僕が価値を感じるのは中空加工されてない昔ながらのボディや太いネック、80年代を感じるハードな音が出せるPU、実際に弾き続けられた跡を感じる状態、その年代のプロダクトアウトな仕様に惹かれる。時代や需要といった理由があって作られた物がいい。
というわけで80年代ヴィンテージ いいなと思ったんだけど、、やっぱりサーフグリーン、ソニックブルーの色がいいなーって思った結果、、カスタムショップのダメージ加工無しレアカラーカスタムに落ち着いてしまった次第。

今の住居の近くにたまたまバンド練習スタジオがあって、個人練習でデカイ音出すのはなんか楽しそうかなって思ったりするのだけど、、しばらく様子見かなー。オーディオも様子見になってしまったし、衝動買いは禁物である。








ほーいいじゃないかフェンダーUSAストラトキャスター80年代ヴィンテージ 。

2019年03月03日 | 音楽



フェンダーUSAのストラトキャスターが気になり始めてしばらく。。オーディオ関係は保留のままで興味の赴くままに久々に楽器屋巡りしているこの頃。
ストラトキャスターというのは今までちゃんと弾いたことがないのに、ふとしばらくぶりにギター良いなと思うと欲しくなる。本当に不思議なギターである。というのも、管理人のギター遍歴にストラトキャスターが無く、今まで横目で見つつも頑なに手にしなかったというのが理由かもしれない。
中学生の時、ギター好きな担任の勧めで教室に置いてあったクラシックギターを触った。初めてコピーしたのは、これまた担任の影響でレッドツェッペリンの天国への階段である。その担任は今で多分55才前後。
イントロのアルペジオを家でも練習したいと思ってアコギを購入。ソロが引けねーってなって、初めてのエレキギター。2万弱のレスポールだった。
それから日本のビジュアル系をさらっと通って、ラルクのhydeが長い髪をばっさりと切った頃。アルバムHeartからラルクにハマる。
高2の頃、ラルクのギターはハムバッカーじゃ無理だと思い、シングルピックアップのギターを初めてのバイト代で購入。
フェンダージャパンのテレキャスターだった。
多分、ストラトを通らなかったのは9割がたこの時の選択が理由だと思う。
でも軽音部ではレスポールが多かったと思う。グレイ、LUNA SEA、Xが好きなやつらはハムバッカーだった。
その後同じバンドの友人からドイツのヘビメタバンドHELLOWEENを教えてもらい、ヘビメタにハマる。メタリカ、ミスタービッグもちょっと触ったような、、。日本のヘビメタバンド、セックスマシンガンズも大いにハマった。
そうすると、テレキャスターではフレットが足りない。タブ譜に出て来る24とかどこだよってなって、ESPのヘビメタ御用達ギター、ホライズンを購入。15-19万くらいだったような。。
それからヤマハのベースを買ってみたり。
ESPは部屋で盛大に倒してネックが折れて昇天した。なぜだか覚えて無いけど、今も残っているのはテレキャスターだけ。
9年くらい前に久々にギターがやりたくなってシェクターのヘルレイザーを購入。ギブソンレスポールと悩んだけど、高出力なEMGハムバッカーを選んでしまう。

ちゃんと弾かなくなって15-6年経って、改めてギターってなんだろうと考えてみる。
やっぱり見た目や愛着がもてるかどうかってかなり重要だと思う。先日行った楽器屋の店員も言ってたけど、音はエフェクターでいくらでも追求出来るし、弾きやすさはあとからついてくる。
とは言っても、やっぱりギターは弾いてなんぼの若い頃を思い出すと音で選んでるから悩ましい。逆はやったことないけど、レスポールのHHタイプのハムバッカーでは、ストラトのSSSシングルコイルの音は出ない。音の悪い安いマルチエフェクターとか使ってると余計にドツボにハマる。

昔は90年代は高価なラックエフェクターをアンプの隣に山積みにするのが主流だったそうだけど、最近は足元でコンパクトエフェクターを繋ぐエフェクトボードが主流らしい。多分原点回帰で、アンプ直挿しみたいなのが根本にあるのかもしれない。しかしながらコンパクトエフェクターも巨大化しており、もはやラックエフェクターに比べてシンプルでも気軽でも無いそうだ。さらにマルチエフェクターの音は良くなっているらしい。

どうでもいい前書きが長くなってしまった。。
今のところ、1番欲しいのは80年代のフェンダー USAストラトキャスターである。


81年製のインターナショナルカラーシリーズ。
マウイブルー。この色いいなぁ。
80年代というのはギター愛好家からは価値の無いヴィンテージ と言われているらしく、15万〜25万くらいで手に入る。価値が無い理由は80年代のフェンダーはどん底の落ち目であり、ストラトキャスターは一時生産中止になるほどの危機的状況だった。65年にCBS社に買収されて以降、復刻仕様の廉価版の展開や品質低下もあったそうだ。
お茶の水で見たモロッコレッドは、ネックが79年製、ボディが80年製、組み立て販売が81年だった。おそらく、工業製品的に作られていたフェンダーは在庫過多になっていたと思われる。在庫をさばく為の企画、インターナショナルカラーであると思われる。ピックアップとツマミはなぜか黒い。
年代ものなら買収前の黄金期50-60年こそがヴィンテージ であり、その後は常にその時代の仕様や音が求められてきたそうだ。
しかしながら80年代のストラトキャスター、スタンダードやプロフェッショナルといったシリーズ名が付く前の最後のストラトキャスター。なんか良いなと思った。



御茶ノ水のFINEST GUITARにあったモロッコレッド。ラージヘッドがカッコいい。

最近店頭に並んでいるメイドインジャパンシリーズの'70モデルと比べると、ロゴ下のシリアルナンバーが無かった。



なんかパッと見黒いPUとつまみのおかげで、全体のイメージが凄いバランスが良く見える。
色はフェスタレッドより先ややオレンジ味のあるレッド。 少し離れてみるフェスタレッドぽく見える。

重さ約4.3kg。かなりゴツい。重い。厚い。最近のギブソンレスポールなんで3.7kgくらいだし、、ストラトは3.5kgくらちかな。なので持った感じは重いレスポール並みの重さってイメージ。
ちなみにネットで見つけた↑マウイブルーは4.5kg笑。重過ぎ。
しかし4.3kgは伊達ではなく、音は非常に太く、ストラトのキラキラした軽快さというよりは粘りのある倍音が心地良い音色だった。巻き弦の低音が凄いので、ややドンシャリ気味だけど、非常にキャラクターの有る音だなと。
賛否両論あるらしいけど、僕は音を出すものは重い方がよいと感じる。前に中古屋で触った80年代のグレコレスポールもかなり重かったけど、太い音が良かった。

ちなみにストラトで人気な色はやはりサーフグリーンやソニックブルーらしい。フェンダーUSAカスタムショップのマスタービルダーシリーズでは数十万クラス、他USAシリーズではなかなか採用されない。しかしメイドインジャパンシリーズでは定番色という、、かなりのドル箱らしい。商売上手だ。
サーフグリーンはフェンダーアメリカンヴィンテージシリーズで展開があったらしいが、ネットでもどうにも見つからない。



そういえばドイツの光学メーカー、ライツ社も80年代は落ち目だ。70年代に買収されて、生産国がカナダになった。カナダライツのボディ、レンズはすこぶる評判が悪く、品質も良くない。中古ヴィンテージも安価である。復調するのは90年代になってからだ。80年代生まれの管理人は生まれ年のボディやレンズの玉数が劇的に少ないことや中途半端なモデルの為、買う気にならなかった。
フェンダーと共通点を感じてしまった。。

まぁカナダライツも光学的な性能に大きな差もなく、価値がある、買いやすいと感じて手に取る人は沢山人いるし。今回僕も81年製のストラトは素直に良いなと思った。インターナショナルカラーシリーズの品質が悪いとは思わなかったな。もし品質が悪かったら製造から37年も経って店頭に並ぶわけが無い。50万円以上のカスタムモデルと並ぶ20万円代の80年代ギターになぜか同年代の反骨心的なものを感じて共感してしまった。
うん、連れて帰る寸前だった笑。

てか80年代ってヘヴィメタが流行ってただけあって、世紀末的な感じだったのだろうか。。笑