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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
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アパレルライセンスブランドと就活の進捗。

2018年09月27日 | 繊維業界の転職
先日行った人材会社の内容が合わない求人案件を片っ端から辞退したんだけども。
そうしたら最近になって片っ端から書類が落ちる。
転職サイトからの希望に添いかねる結果のメール。
人材会社2社から今回はお見送りのメールと電話。
ふむ、昨日今日で応募5→3落ちた。
総合成績で見ると、、7応募のうち、5が落ちたことになる。
落ちたものはしょうがないので、次の案件を探すだけである。
2年前は慣れてなくて落ち込んだ時もあったけど、今回は何も感じなくなってしまった。

メインの頼れる人材会社はコンスタントに求人案件を送ってくれる。
本当にありがたい。てかやっぱり2年前よりも案件が多い気がする。
今日も2つ紹介してもらった。
1社は老舗のカジュアルメーカーである。
ちょっと前に倒産したけど、大手商社の融資で復活したらしい。。。
ってこれ、前職の会社と同じじゃないか。
ただ強力なブランド価値は持っており、事業再生の頃から再建が進んでいるようで、安定して見えなくもない。
担当ブランドはライセンスブランドである。
これも前の会社と同じ。三陽商会のバーバリーみたいな、、って書くと先行きが不安になるな。
直貿で企画生産である。デザイナーがいないらしい。
9年弱いた会社とまんま同じ作り方だから、経験を生かせるのでは?とアドバイスをもらった。
これは、企画デザインから生産管理して納品までを担当するやり方である。

企画生産は、こんな商品作ったらどうだろうか?から、店に並ぶまでをやる。
僕はこのやり方でイラレ・フォトショ・直貿に強くなった。
これの難点は、責任の所在と業務が集中する点にある。
通常はデザイナーがデザインして、仕様書を書いて、色決めて、生産管理が引き継ぎ。
生産管理が工場とやりとりしてサンプル作成と量産をする。
間でパタンナーが型紙を作ったり、検品して工場にコメントを出す。
ブランド事業部の場合、ブランド毎に生産管理がいる。僕の前の会社は縦割りというか、仕入先ベースだったけど。。
プリントのデータだとか、仕様書・パターンの不備はデザイナー・パタンナーの責任となる。
企画生産は、それらを引っくるめてやるので、製品の不備は全て担当者責任となる。
仕様書が遅いと物事が進まないし、プリント柄作るのに何時間もかけるのが難しいというのもある。
パタンナーがいない場合、検品責任も出てくる。
まぁ何か有ってもタイミング次第では、全て生産管理にツケがまわるんだけども。。笑

具体的にどんな分業しているのか分からないが、僕がいた会社では僕が90%近く生産管理したので
効率的にまわった。デザインと生産の割合も1:9くらい、誰もまともに縫製が分からないので
僕がまとめて指示して管理した方が早かったし、毎日現地と話した分、質も向上した。
中国工場の生産管理に各デザイナーが連絡して、別々に何か依頼していくのは本当に効率が悪い。
とある日本人社長が総経理のメーカーなんて、バラバラに言いたいこと言うのやめてください、なんて言われたし。。僕が生産管理寄りになることで、元々専属グラフィッカー含めて企画デザイナー6人でやっていた内容が3人、2人でまわせるようになった。代わりにデザインについてはMDとデザイナー任せだった。

もう1社は、こちらも大手商社の繊維部門のグループ会社である。
担当は百貨店向けのブランド、これもまたライセンスブランド。
ちょっと気になる記述が、、
「企画はほぼOEMや商社に提案させる」
デザイナー、パタンナーがいるのに、これってどういうことだろう。
『誰がアパレルを殺すのか』にも書いてあるが、昨今の洋服の同質化の原因は
企画ごとOEMや商社に投げることである。それを地でいくのだろうか。。
その作り方で生産管理がどう必要になるのか、メーカーのクッションとしか想像できないが。。
ちょっと色々聞いてみたくはある。

セレクト系が落ちるとなると、百貨店、ライセンスブランドから逃れられないような気がしてくる。
百貨店といえば、伊勢丹相模原店と府中店の閉鎖が発表された。
首都圏の百貨店が閉鎖になるという一大事である。前の会社でもよく耳にした店舗だ。
高島屋はSC化の方向に突き進んでいるし、百貨店は重要な岐路にいる。

ライセンスブランドといえば、三陽商会のバーバリー、過去のラルフローレンもそうだし
ライセンス元の海外企業が直営に切り替えるのがトレンドらしい。
直営化の目的は、ブランド価値の再生である。
ライセンシーにハンカチとか、傘とか、その国独自のアパレルを作らせていると
異なったブランドイメージが散見されるようになって、結果ブランド価値が下がる。
それを直営が一本化して企画、製造、販売することで、ブランドイメージが統一出来る。
ライセンス元が全てをコントロールする本来の在り方に戻ったと言うべきなんだろうか。

調べたら、ラルフローレンはちょっと特殊で、ライセンス生産していた日本の会社が合併して
直営会社となったようだ。しかし他のライセンシーは契約打ち切り、または子会社化している。

今までライセンシーに独自の製品を作って販売を許可したり、日本支社の運営を任せて
いたのが無くなる。すると、三陽商会のようにリストラが発生したり、急激に業績不振になる。
前の会社でも過去に有名ブランドが直営になりライセンス契約が打ち切られた。
その場合、在庫がどうなるかと言うと、可能な限り叩き売りで現金化して、余ったら焼却処分である。
生地の柄自体に版権が有ったりするのでバッタ屋に出すわけにもいかない。
事実上、販売停止命令なわけで、契約切れた後、定められた日程以後に販売したら違反となり訴えられてしまう。会社は特別損失を計上するハメになる。同時に販売員やらデザイナーやらを雇い止めにして
相殺するのかもしれないな。

そういえば、バーバリーが不良在庫を焼却処分して世間で叩かれている。
その在庫って元ライセンシーの在庫も含まれているんだろうか・・?

前の会社の事業譲渡先もライセンスをやっていたようで、ライセンスが切れた後、抜本的な事業再編をしたらしい。その頃と今を比べると、年商が100億も少ない、6割減である。僕が4月にネットで見た急激な業績変遷は、これが理由だったのかもしれない。そこからさらに新たな事業再編で譲渡を受け入れる。。やはり辞めておいて良かったかもしれない。

ちょっと話がそれたけども、僕は就活をしていると百貨店、ライセンスというキーワードには敏感に反応してしまう。ただ希望的観測を言えば、ライセンスが安定している限り、椅子取りゲームには参加しないとも言える。
常に座れる椅子が有るというか。あくまで業績が安定している場合の話だけど。
サブライセンスでコラボみたいなことも順調だとか。一定のシェアを確保してまともな競合がいないとか。
とはいえ、トレンドに取り残されるとか、デベロッパーベースの抜本的な変革にはめっぽう弱い。
百貨店がこの先マイルドヤンキーの溜まり場になるようなことが有れば、それはそれでアパレルが泣くだけである。

















失業保険の説明会に行ってきた。

2018年09月27日 | 繊維業界の転職
雇用保険説明会に行ってきた。
職安は失業保険という言葉を使わない。雇用保険と呼ぶ。なぜだろう。
僕は3回目の転職なので、今回で3回目である。
受付で雇用保険受給資格者のしおりを見せると、雇用保険受給資格者証がもらえる。
僕は30〜34歳、勤続1〜5年、会社都合なので、120日の支給である。
資格者証を見ると、事前に調べた通りに記載されていた。
離職理由番号は31である。これはネットで調べると、正当な理由のある自己都合(会社都合)とある。
会社都合という言い方の扱いが微妙である。
しかしこの番号は特定受給資格者となり最も支給が手厚いタイプである。
僕の条件だと勤続年数が少ないので90日だったのだけど、29年度の制度変更で120日となった。
1日分の支給金額、基本日額手当を見ると、、事前に試算したよりも少し多かった。なぜだろう。。
総額で比較すると、4万円ほど多い計算となる。

雇用保険を受け取るまで(会社都合)
離職票を持ってハローワークに行く
申請

待機期間 (7日間)

支給開始
↓(3日〜2週間?)
雇用保険説明会(直近で定員割れしていない日)
↓(〜1週間)
失業認定 (ハローワークに行く)
失業認定書の提出
↓(約1週間)
口座に振り込み

雇用保険説明会は基本的に運転免許の更新と同じ。
1時間ビデオ見て、30分は職安スタッフの説明。
ビデオは受給の資格者についてから始まり、受給制度のあれこれを丁寧に説明される。
ビデオの最後に、不正受給の章が有る。それまでの女性ナレーターから急にゴツいおっさんに変わる。
警察密着24時というか、ドラマに出てくる元ラガーマンみたいなデカに見える。
いつもここで笑いそうになる。。
スタッフの説明は、失業認定書で間違いの多いポイントを念押しされる。
失業認定日には300人ほどが職安に来るらしい。僕も2時間くらい待たされたことがある。
間違いが有るとその度に呼ばれて訂正しないと職安の処理が進まない上に呼ばれない。
書き間違いのまま処理されたら不正ですよーみたいなことをサバサバ話すぽっちゃり女子スタッフ。

説明会は2年前よりもかなり盛況だと感じた。
男6女4か、ほぼ半々くらいの割合。年齢層は40代以上がやや多いかもしれない。
希望退職に応じた元管理職みたいな雰囲気の人も。
しかしその場にいる全員が失業者という、ある意味凄い空間だ。
説明会にフリータイムみたいなの作って、色んな人の失業理由とか聞いてみたい。

僕が5年前に尻の欠陥で入院した時も、食堂にいる全員が尻の欠陥持ちという状況。
飯の時間に話すと、お互いの欠陥具合や術後の経過について語り合う。仕事の事とかも。
あれは中々こころ強いというか、1人じゃないって気がして助かった。
あの時話した明治製菓の人、元気にしているだろうか。。
ちなみに病院外の喫煙所で一緒になった若い女の子にライターを貸したんだけど
さすがに、調子はどうだい??とは聞けなかった。
全然関係ないけど、社会の日常の前線から離れた者同士って意味で、なんか共通点を感じてしまった。













最近の求人と進捗。「誰がアパレルを殺すのか」が面白い件。

2018年09月26日 | 繊維業界の転職
今日は朝から職務経歴書を修正したり、先日買った本が面白くてハマってしまい、時間割りは完全にいらない子になっていたり。
昨日行った人材会社は返答をかなり急がせるというか、速攻判断して返事くれみたいな感じだったので、昨日即決した。
さらっと見た時に他に無いなーって企業が有ったけど、よく読んだらなんか自分と合わない。
生産MD
→内容読むと生産管理というかほぼMD。
なぜ既存の生産管理や営業から抜擢しないのか。

企画生産
→デザイン業務が発生する。
デザイナーで完結してほしい。。

販売兼生産管理
→小規模丸出しな案件。本来同時に出来るものではない。デザイナー兼社長のパシリ、、?

生産管理(マネジメント有)
→課長クラスの求人。

などなど微妙に業務がずれてるのが残念だった。
何社かは他の人材会社から応募済みだし、タイミングも悪い。
片っ端から辞退ボタンを押して、検討中1社しか残らず。。
検討中の会社もよく調べたら、2015年あたりに創業者、主要人材が離脱しており、中華系ファンドに買収されたそうである。僕が見たのは15年までの調子いい時だけ。ちょうど前に僕がいた渋谷系が終わる流れに飲み込まれた会社である。
なんか初っ端から応募ゼロとか、フェラーリおじさん怒りそうだな、、笑 まぁ僕がメインで世話になっている人材会社と比べてどうしてもうちは案件が少ない、、とは言ってたので、しょうがないか。

メインの人材会社には、今どこに応募してるか、どこの人材会社使っているか、包み隠さず報告した。他社で2件応募中である。これを伝えておくと業界的に競争効果でスムーズにいくことがある。選考結果を早めに確認してくれたりとか。2年前は人材会社の根回しのおかげで2週間近く選考が圧縮された結果、ハローワーク応募の採用待ちと比較して、前職の採用を受けることが出来た。

転職サイトで応募した1社はそろそろ1週間経つ。今日転職サイトからメールが来ていて、落ちたなーと思ったら、企業に確認して連絡しますとのことだった。通常、選考結果は直接企業から応募者にメールする。それがまだ来ていなかった。でも1週間経ってるし、落ちた可能性が高い。

面白い本がこれである。
誰がアパレルを殺すのか。


読み終わったらレビューを書こうと思う。
筆者は繊維業界の現場経験者ではないので、斜めに見てたのだけど、、実際読むと川上から川下まであらゆる業者を網羅して取材しており、本当に凄い。業界以外の人でも難なく読める。
中国やASEANの人件費がどんな状況か、日本のファッション業界の歴史、主要大手アパレルの創業など、痒いところはかきまくる内容で面白いし勉強になる。
百貨店の委託販売はオンワードが始めたのが始まりとか、販売員の待遇が低いのはハウスマヌカン時代の名残が悪習慣となったなど、目からウロコである。あと、1960年代に百貨店で服を買うこと自体が最先端だったというのも、改めて知るべきことだと感じた。百貨店の周りに渋谷109の全盛期の如く若者で溢れている写真、これは百聞は一見にしかずだった。

繊維業界で働く人間は、間違いなく必読である。読むか読まないかでかなり大きな知見の差が出る。それこそ読んでなければ採用面接で落とすくらいの内容である。
実はこの本が1年前に発刊された時、前の会社で回覧板としてまわってきたのだ。回覧を始めたのは自腹でこの本を買った50代のデザイナーである。僕は一行も読めないくらい忙しかったので、ハンコだけ押してスルーしてしまったのである。
今思えば読んでから、回覧を始めたデザイナーに感想を聞きたかったな、、。

と思うのが、半分くらい読んだところ、この本にはファッショニスタやファッションデザイナーの視点が欠けていると感じるのである。後半読んでまた違うかもしれないけど。

僕は生産管理で川中の中でも川上に近い。
デザイナーとは考え方や立場も違うので、中国の人件費とか、毎年服を作り過ぎとか首を縦に振りまくっているけど、デザイナーはどう思うのか。激オコ、関係無いわね、ショボン、、など他の職種と感じ方が違うと思う。それを想像してレビューしてみたい。

それにしても、この本にも頻繁に登場する落ち目の大手アパレル3社。僕の新卒時代2005年には、まだ、入れば安泰だよねって感じだった。そんな大手の1社、最近また1000人規模のリストラ予定だと発表している。
本には2017年の経営方針も語られていた。何とも五里霧中な内容と批評されていた。それが上手く行かずにリストラなんだろう。まじで倒産するんじゃないか。

リストラは40代50代が多いのだろうか。
正直勘弁してほしい。
大手から流出するのは業界のベテランである。けして能力いかんでリストラになる訳では無い。
そうすると、僕みたいな中小企業出身の中途枠狙いの就活人にとって最大の敵になるのである。

景気が良くなってきていると言うけど、繊維業界はさっぱりである。
側から見て上手くいってるように見える会社も、人材会社の話では悪いというし。成功した後に安定した経営を出来ないのがアパレルである。次にどこが危ないのか、椅子取りゲームに負けるのはどこか、よく業界を見渡すべきだと感じる。
僕の見立てだとメンズが危ない。今後SCが落ち目になって大手小売のどこか、ボロが出てくるのではないかと感じる。

明日は失業保険の説明会である。
受給資格者証をもらう。明後日には区役所で健康保険料の軽減申請である。










3つ目の人材紹介会社に行ってきた件。

2018年09月25日 | 繊維業界の転職
前職の会社で用意してもらった再就職支援サービスの面談日なので、また丸の内方面の三菱村まで行ってきた。
最初の面談で再就職支援と人材紹介は別物だと分かったのは前の記事に書いた通り。とりあえず応募した会社、落ちた会社、選考待ちの会社の話をした。僕は一般的に見たら業種と職種がかなり狭く、かつ2年前に転職活動したばかりなので、再就職支援サービスに適さない。再就職支援の持っている求人も年齢が合わない。担当者も何となく同じことを考えてたようで、同社のキャリア人材紹介にまわしてもらった。一般的な転職活動向けの人材紹介である。アドバイザーを紹介してもらい、その足で行ってきた。東京駅界隈は写真散歩でよく歩くので迷わなかった。九段下から有楽町まではなんとなく土地勘が有る。
しかし後日にならず今日行けて良かった。

今まで行った人材会社で一番規模がデカい。一階はミーティングスペースになっていてあちこちで商談やら何やらをやっていて活発である。
紹介してもらったのは繊維業界出身のベテランアドバイザー。これで今お世話になっている人材会社は全て繊維業界出身の先輩方になった。平均年齢60、、? 前職の上司は50代、転職の手助けしてくれるアドバイザーは60代、なんか感慨深いものがある。

今日のアドバイザーは親父と同い年、だけど長年海外のファッションに関わる仕事をされてたそうで、全く年齢不詳だ。とても親父と同じ年齢には見えない。イメージとしては、浅草浅草寺にフェラーリで乗り付けるみたいな。いい意味で濃ゆいキャラで、ロスジェネ世代には絶対にいないような方。数年前までバリバリの繊維商社マンである。たしかにその目線で見たら、商社の方、うん納得のいく感じである。話し方で分かる。
職務経歴の把握も早く、え商社だめなの?と言われる。前職で親会社の働き方を見て自分には合わないと説明。じゃあブランドアパレルだねと、さすが業界歴が長い、そして話が早い。

人材紹介会社の業界話を色々聞いた。
2008年のリーマンショック前と後で人材紹介会社の需要が激増したそうだ。売り上げも完璧なV字。
2008年以前としばらくは、人材紹介アドバイザーの仕事が無いくらいの勢い。不況で1000人単位のリストラまでしているので、人材紹介会社に金払ってまで採用なんて出来ない会社が多いのである。リストラ社員の受け皿は、会社が用意した再就職支援会社のサービスだった。
ところが再就職支援から人材紹介に人が流れ始める。大手上場企業では55歳になると役員定年となり、役職が取り上げられて別部署に異動、年収ががくっと下がる。1000万から700万とか、ひどいと300万とかまで。すると55歳で転職したいとなる。中小企業では、人材会社にお金を払ってでも、そういう高い役職にいた50代、60代の優秀な人間が欲しいそうである。その再就職の際、給与は元の会社に残るよりも高額なのだそうだ。
自分とはまだあんまり関係無い世界だけども、参考になる話である。

不況になると人材紹介会社が儲かる。需要が増え続けて新規参入も有った。知らなかったのが、リクナビとか手軽に登録出来る転職サイトに人材会社がアクセスして応募者をシェアしているそうである。転職サイト経由で人材紹介会社が採用まで繋げた場合、採用企業から報酬が有るが、その一部は入り口となった転職サイトにも流れるそうだ。
そうして人材業界全体でウインウインしている。どことどこが繋がって契約しているかは分からないが、そんな感じらしい。
しかし採用企業、応募者もウインなので、ウイン×3または4ということになる。
アドバイザーの方は海外ファッションブランドのインポート卸から小売、販売運営まで手広くやられてたそうである。なんとなくフェラーリを感じたのは、まんまイタリアから来ている。僕の今までの経歴では全く交わらない職種なので、話が聞けて面白かった。販路に百貨店が含まれていることは僕の前職と重なっていた。階層は全然違うが、やはり百貨店はね、、という感じだった。
その他、少し前までは調子の良かった小売アパレルの伸びが悪い、あんまり良くないという話は、先日行った人材会社と同じ認識だった。
メインで世話になってる人材会社と同じように、早速求人をメールしてもらった。検討して返事をしたい。

そういえば、今日のアドバイザーからは年商20億程度のアパレルを勧められた。専門性を持って商品を作り卸し商売しているメーカーは息が長いと。大手アパレルの多店舗経営、小売が大ゴケしてリストラしまくっている状況を鑑みてである。
なるほどなぁと。なんとなく同じことを考えてたけど、なかなか無いよね。新規ならあるだろうけど。またはマンションアパレルか。確かに販売成績がモロに経営を直撃するような採算性の低い会社よりも、堅実に製品卸しメインの方が安定が有るのかもしれない。
ただ、なかなかそんな会社で働きたいなと思うところが有るか、難しい。あとは9年弱いた会社が卸しで成り立たなくなって小売メインにチェンジ、売れなくなって廃業まで至った経緯が有るので、見極めが難しいと感じる。

就活やり始めの時、転職サイトで大手老舗小売メインで日本製の製品卸しをしている会社からオファーがあった。社員6人くらいであまりにも規模が小さいので見送った。そんな会社も視野に入れるべきなのだろうか。

アドバイザーに送ってもらった求人をさらっと見ると、かなり他の人材会社と重なってしまった。2社はすでに応募している。、、今日の会社から応募した方が良かったかな。あと見送った会社も有る。しかし1社、2015年くらいに調子良かった会社が有る。優良過ぎて臨時ボーナスや社内部活?みたいなのが、ニュースに出ていた覚えが有る。今どうなんだろう。他の人材会社に無かった会社なので、調べて応募してみようかな。
若い子向けアパレルは、なんかオーナーのイメージが良くないのでやめておこう。。あれ今経営陣変わったのかな。なんかこれも3年前くらいまで調子良かったけど、なんかオーナー関連で色々ニュースになってたような。。

それにしても久々に業界の重鎮みたいな方と話してやや緊張したな(笑 前の会社と比べても、話したことも無いような立場の人である。仕事内容的にはまさに創業者一族レベル。自身が最後の転職でアドバイザーになりやりがいを感じているという話が印象的だった。普段は前述したような同年代の50、60代が多いので、久々に若いの来た!みたいな感じだったらしい。今のとこ僕のメインは2年前に世話になった人材会社だが、今日のアドバイザーは心強い限りである。




ジョナサン門前仲町店が閉店していた件。

2018年09月23日 | 繊維業界の転職
今日は新宿線の森下駅で降りて隅田川沿いに門前仲町まで写真散歩。途中、川沿いで腹の調子が絶対絶命になり内股競歩with便所探しに変更。ようやく見つけたローソンに駆け込んで、、てそんなことはどうでもいいんだけど、タイトルの通りである。休憩しようと思って立ち寄ったらジョナサン門前仲町店が無くなっていた。綺麗さっぱり、新築風のマンションが建っていた。
高校生の時、ジョナサン門前仲町店でバイトしていた。人生初めてのアルバイトである。高校2年の春、1年の時からつるんでいた友達が運動部に入ってしまい、暇になったからバイトを始めたと思う。専門学校の課題が寝れないくらい忙しくて、専門1年の夏前には辞めてしまったと思うので、2年ちょっとかな、世話になった。
若者で活気溢れる店だった。
同い年で2人、一つ上が3人、一つ下が3人、19前後が5人くらい、20代が4人くらい。とても仲の良い職場だった。高校生の平日は大体17:00-22:00のシフトである。終わると高校生4人くらいでまかないを食べてた。仲の良い高校生組でディズニー行ったり、旅行行ったり、とにかくよく働いてよく遊んだ。一つ下の友達とはバンドも組んだ。ジョナサンの歌なんてひどい歌を作った覚えがある。年上の19歳くらいのメンツとも遊んだな。一人暮らしの家に集まってなんかしてた。
僕は兄弟がいないので、最初年上とどう話していいのか分からなかった。16の時に19、22、25はなんだか凄く年上に見えた。敬語を覚えたのは確かこの時である。
社員は20代半ばくらいと、30代前半、店長のマネージャーは40代だっただろうか。キムタクと同い年の社員に改造スカイラインに乗せてもらい一般道で時速120kmを体験してちびりそうになった。今じゃ免停待った無しである。
マネージャーはバイト社員をよく遊びに連れて行ってくれた。健康ランド行ったり、河原で野球もやったかな。
僕は16の時からタバコを吸っていたんだけど、遊びに行く時の車の中で吸わせてもらったり。店では吸ったらダメだけど、今はいいんだよって。そんなマネージャーの言葉で2つ覚えていることがある。失敗しても叱らないが、やればやっただけ認める。
バイトを叱るのが店的に禁じてたのもあるだろうけど、なんだか16歳の自分には響く言葉だった。
もう一つ、22:00過ぎに控え室で一人でまかないを食べていた時である。マネージャーが新人さんを連れて入ってきた。お辞儀の仕方とか、色々指導し始めた。終わって出て行く時に、食事中にすまないな、と一言。大した話では無い気もするけど、それも高校生にとってはなんだか響いた。
学校では遅刻、居眠り、金髪、タバコ、ギターと、教師から冷たい目で見られていたけど、バイト先では一人の人間として扱ってもらえることが嬉しかったのだと思う。今考えると。
高校3年になる前だろうか。キッチンの仕事にも慣れてきた頃、フロアに出たいとマネージャーに言った。フロアは調理作業ではなく接客の仕事である。じゃあ挨拶とかの練習しろって言われて、言われた通り練習しただろうか。飲み方のネタになっていたような気もするけど。しばらくしてフロアの制服を用意してもらいシフトに入れてもらった。髪も黒く染めた。これも嬉しかったな。今考えると、社会人になってからこの接客体験が生きている。
人に恵まれるとはまさにジョナサン門前仲町店のことだとよく思い出す。同年代だけでなく、大人も含めて。その後、社会人になって10数年経っても、あの時のような人の恵みに出会ったことが無い。
履歴書を持って2000年に店を訪れてから18年が過ぎた。調べたら、ジョナサン門前仲町店は2015年に閉店したそうである。今から3年前だ。
僕含めかつての同年代は30代半ば〜後半、20代は40代、マネージャーは50代だろうか。
働くとはどういうことか、転職活動していると毎回ジョナサン門前仲町店を思い出す。多分僕にとって働くことの原点なのである。
この先自分がマネジメントする立場になったとしたら、業界は違えどかつてのジョナサン門前仲町店のマネージャーのことを思い出し実践するのだと思う。




ブランドUの訴訟を見て思うこと。

2018年09月22日 | 繊維業界の転職
もう5年前のことだけど、思うところがあるので記事にしてみる。
タイトルの通り、ブランドUが起訴されていたことを最近知った。

簡単に経緯を書くと、、
ブランドUが猫のグラフィックをシーズンイメージにした。

百貨店の店舗用に猫のグラフィックの看板を作成。

とある写真家が偶然ブランドUの店を通りかかる。
え!これ私の作品の写真、、、!!

写真家の作品が無断で使用されて、看板に使われていた。

店員を呼び出して抗議。
ブランドU、百貨店を相手取り、1億以上の損害賠償を求めて訴えた。

判決により数百万の賠償で決着。

猫の写真は、CGで目をくり抜かれて光っているような加工をされていた。
ネットで調べると、ブランドUは写真家が販売していた猫の写真集から、写真を無断使用していたらしい。

ブランドUといえば、90年代の裏原ブームの草分け的なブランドである。ブームが終わった後もパリコレに進出したり、海外のセレクトショップで販売したりしている。裏原出身で最も成功したブランドの一つである。

僕がこの件を見て思い出されるのは、僕が9年弱いた若者向けのアパレル会社である。
その会社も裏原時代に作られた。社長は業界ではそこそこ有名な低価格アパレル、リプロメーカーの出身。
その会社で作っていたのは、裏原ブーム跡地に来た今は亡きブーム、お兄系と呼ばれるアパレルである。裏原ブームに乗っかり会社とブランドを立ち上げた社長は、全く売れなくて借金まみれ、廃業寸前。しかし2000年台半ば、お兄系ブームの走りを掴んで爆発。社員3人ほどでいきなり年商が20億まで上がった。その後、3年くらいはまずまずの業績。2010年代、お兄系ブームが斜陽の一途を辿り16年で僕は会社都合退職。その後、会社は320平米の事務所からわずか6畳一間の事務所に移転。17年に社長が夜逃げして廃業した。

会社で作っていた服はブームとなったテイストの源泉、国内のものづくりにこだわったブランドのリプロがベースだった。売れてる製品を買ってきて中国やOEMメーカーに渡すとか、ネットで製品画像拾ってきてデザインの元にするとか、当たり前のようにやっていた。今でも、一般的なアパレルでも程度の差こそあれ、同じようなことをやっているが。

会社にいた時は、社長世代の人と話すことが多かった。これがブランドU創業者世代である。70年代生まれ。90年初期に社会人になり、裏原ブーム時代はブランドを作る側の人間だった。今では信じられないが、基本的に1人1ブランドな時代。ブランド立ち上げたんだ〜?俺も俺も笑 って感じ。

僕が話を聞いた人は、裏原とはちょっと違うけど目黒にある有名アメカジブランドの創設時のメンバー。何でそんな人がいたのかさっぱり分からないが。そこで生産管理をしていたらしい。年間休日1日、ミーティングとメーカーを行き来する毎日だったらしい。何が大変かって、デザイナーの御用聞きなのはもちろんだけど、ミーティング中は度々◯でラリってるから後でメモ見返しても何が書いてあるか分からないと (笑 デザイナーも何を言ったのか覚えてないし。
そんな時代だったのである。業界のつながりが強く、イベントに行けば今では有名ブランドの創立者もみんなお友達。みんなラリってたらしい。

社長が古巣で世話になったメーカーの社長もよく会社に来ていた。その人曰く、昔は今みたいに簡単にグラフィックが作れるパソコンが無いから、Tシャツのグラフィックが作れない。手取り早く、海外で有名アーティストの写真集を買ってくる→コピーしてプリント屋に渡す→網掛けしてシルクスクリーンプリント。これが売れに売れたらしい。90年代、チビTが流行った時代である。

90年代は円高だった。調べたら、94年に79円を記録したらしい。アパレルは中国での大量生産に一気にシフトした。
海外から安く買って高く売る。これだけで会社が成り立つ時代である。スニーカーで有名なCもこの時代に買い付けと販売で会社が大きくなった。
OEMメーカーが儲けたのもこの頃だろうと思われる。例えば¥5,800のTシャツ。ブランドとしては原価率25%の¥1,450まで許容出来る。中国から来る見積もりは$5.00とか$6.00である。仮に$6.00、為替を¥85とすると、運送費を20%入れても¥612である。¥1200とかで提示しても、1枚600円も儲かる。これは80年代の1ドル¥200相場ではあり得なかった数字である。ブランドは、1枚で3600円儲かる。
実際は分からないけど、僕の経験上、国内Tシャツ専門会社の有りボディと国内プリントだと、
ボディ ¥170
プリント ¥100
プリント型代 ¥100 (¥10000/100枚)
ネーム付け・仕上げ ¥50
1枚¥420円で作れる。これは僕がいた会社でやっていた数字。¥4,900とか¥5,800で売っていた。

裏原時代のブランドは、自社事務所でプリントをしていたメーカーもある。そうすると、インク代を抜きにしたら、ボディと仕上げだけ、¥220で作れる。裏原ブランドは、アンヴィルやフルーツオブザルーム等、アメリカのボディを使っていたので正確ではないけど。仮に¥500で作れた場合、原価率は驚異の8%、1枚売れば¥5,300も儲かる。
文字通り、ぼろ儲けである。

前置きが長くなったけど、実際ブランドUがどんな活動をしてきたのか分からないが、少なくともベースにあるのは前述したような時代と風潮である。コンプライアンスなんてあったもんじゃない、本当にストリートなビジネスだと感じる。
要するに、ブランドUのコンプライアンスの欠如はこんなところから来ているのだと思う。
何をやっても新しくて、売れて、人が集まって儲かる時代、もてはやされた時代。それを経て2010年代、創業20年を過ぎても、社会的にやってはいけないラインを易々と越えるのである。海外コレクションに出展するようなブランドがやるようなことではないと思う。

写真家の驚きは本当に衝撃的だと思う。自分の作品が全く知らない、意に介さない加工をされた上で国内トップクラスの百貨店で見かける、、
この無断使用は、東京オリンピックのロゴで社会が揺れたパクり問題とはわけが違う。レベルが違うというか。ネットから拾ってきた画像ではなく、書店で販売されるようなプロの写真家の写真集から、当たり前のように写真を使っている。
なぜ当たり前のようにと感じるのか、その写真を使った看板はいわゆるシーズンのコンセプトビジュアルである。それこそ看板どころか、他にも使う予定があったんじゃないだろうか。TシャツとかDMとか、ネット販売ページとか。会社的に、ブランド的に極めて重要なビジュアルなのである。詳細は不明だけど、創業者がデザイナーの会社である。創業者本人が作ったか、創業者の目を通って無いはずがない。
猫を飼ってる知人に頼めば、または猫カフェにお願いするとかすれば写真なんていくらでも取れるだろうに、何故自分達で写真を用意しなかったのだろう。僕はそこにブランドのスピリッツが薄れているのではないかと感じる。20年前なら、カメラ片手に街に繰り出したんじゃないだろうか。

無断使用も酷いが、もっと酷いことがある。
インターネット上にこの訴訟の、特許判例書類がダダ漏れになっている。特許判例データベースというサイトから検索に引っかかって直接的にPDFが出てくる。ブランドU、百貨店の会社名もしっかり見れる。さらに弁護士サイトからも訴訟例が引っかかる。これはブランドの意としないことかもしれないが、酷くないだろうか。ブランド、百貨店の名誉なんてあったもんじゃない。
これはもしかしたら、ブランドU、百貨店公式サイトに謝罪文を掲載するように求めた原告写真家によるものなんだろうか。実際謝罪文を掲載したかは分からないが、双方かなり争った結果なのかもしれない。

僕は裏原世代を高校生で経験した世代である。ブランドUはそんなに好きではなかったけど、青山の店に友達と並んだこともある。当時20代そこそこのデザイナーが東京の一等地にオリジナリティー満載のデカい店を構えているのを見て憧れたものである。紆余曲折を経て僕も繊維業界の人間となり、今こうしてかつて憧れた世代のブランドを冷めた目線で見ることになるのはとても残念である。
ちなみに、転職活動をしていると、このブランドUの求人を見かける。この1件だけでどんな会社なのか察する点が多過ぎて、応募する気には全くならない。













apple純正のマジックマウスが使いにくいので有線マウスを買った件。

2018年09月21日 | 繊維業界の転職


就活中で家にいることが多く、久々にmacを毎日使ってる管理人。
タイトルの通りである。
2012年にmacminiと同時購入したマジックマウス。これがまた、、使い辛い。
今までネットサーフィンが多かったので、ページのスワイプしたりとか便利だったんだけど、、
イラレ、フォトショが劇的に使い辛い。ブラウザーでは使いやすいマルチタッチが凄く邪魔なのである。いつでもマルチタッチで画面内の上下左右の移動が出来るようになっていて、勝手に動く。
ペンツールでパス書いてる時も、直線ツールで線引っ張ってる時も、マウスの表面が勝手に反応して画面が揺れる。正確にクリックするのもやり辛い。まるで山道を行くバス内で作業しているような感覚である。
これまで履歴書書いたりしてた時は画面動かすことがほとんど無かったので我慢してたけど、もう限界なので有線マウスを買った。





Amazonで評価の高いバッファロー製品。
¥1,500という安さ、どこでもトラッキング出来るブルーLED、研究された持ちやすさが決め手。
そして有線。

なぜ無線がスタンダードな時代に有線なのか。
無線だと度々切断されるからである。
これも今まで我慢してきた。電池が切れる、スリープから復帰しない、理由不明で切れる。。
ブルートゥース接続は信用ならない。イラレを紙代わりにしていた9年弱いた会社でも、絶対に有線マウスだった。触った瞬間に絶対に操作出来る安心感は有線でしか得られない。

早速使ってみたんだけども、なぜ今まで買わなかったのか、、。凄く使いやすい。これはもう単純に純正のスタイリッシュさに傾倒していたとしか思えない。
windowsではデフォルトで有効になるサイドボタン。macではデフォルトだと反応しない。スクロールボタンにMission Controlの割り当ては出来たけど。。
サイドボタン、macで使う方法あるのかな。ブラウザーの戻る、進むで使いたい。その点、マジックマウスだとマルチタッチでスマホ感覚だった。

ただ、バッファローの見た目は、、ダサい。ゲーミングマウスみたいなダサさは無いけど、なぜ黒とグレーのツートンカラーにしたのか。見た目はまだMicrosoft純正のほうがいい。
これはもう仕方ない。使いやすさとトレードオフである。



ちなみにapple純正の有線マウス、いわゆる大福だけど、公式ではもう売ってない、、?
大福は慣れると超使いやすかったけど、表面に付いてるあの小さなトラックボールが問題だった。あとサイドボタンが絶望的に押しにくい。
トラックボールは3〜4年でゴミが詰まって動かなくなる。会社に7台くらいあったけど、5年くらいで全滅した。マウスが壊れるくらいの力で白い紙に擦り付けたり、ティッシュで紙縒りを作って巻き込ませたり、色々やったけど、ほんとに僅かに延命するのみ。
ちなみに写真の大福の新品、¥28,000でAmazonに出品されてる、、誰が買うんだ。。

apple製品の難点は、使いやすいもの、使いにくいもの、差が激しいことである。
特にアクセサリに関しては、諦めの境地に立たされて純正かサードパーティかを選ぶことになる。
マジックマウスについては、使う人によっては最高だけど、僕みたいに相性悪いと全くダメである。
mac本体やOSXに関しては本当に使いやすい。これはwindowsと比較にならない。しかしアクセサリの価格や使いやすさを求めていくと、色々妥協しながら選ぶ必要がある次第である。















就活中の1日の時間割を実行してみて。

2018年09月21日 | 繊維業界の転職
事業譲渡による会社都合退職で8末に退職、就活中の管理人。先日ふと思い立ち、就活ライフの暇な時間を有効活用すべく時間割を作って今週実行してみた。


一通りやってみた所感である。

1コマ1時間では時間が足りない。

集中するとすぐに終わりの時間が来てしまう。
1コマ1.5〜2時間くらい必要。
そういえば、専門学校は1.5 時間くらいだった。

ワードプレスはいらない。

教本見ながら新しくブログを作らないと成果が出ないし身に付かない。他の科目に集中しよう。

科目の見直し。

社会は、原価計算・経営数字の2つに分ける。
アパレルは、ファッション・素材の2つに分ける。

エクセルが無い、、、。

教本も買ったのに、本体が無いことに気付かなかった。。我ながらアホ過ぎる。オープンオフィスだと操作が違うから、エクセルに戻った時再現性に欠けるんだよなぁ。。教本見ながらネットで調べるのめんどくさいし。
ちなみにmac版エクセル、公式に買うと¥15,000くらいするらしい。超たけぇ。
僕の感覚ではapp storeから¥1,500くらいでポチれるはずが、、全くの検討違いだった。
マイクロソフトオフィスの月額制にするか、中古で安いwindowsPC買うか迷い中。
お金に余裕が有れば、macminiのSSDを1TBに換装してエミュレータソフトにwindows10とオフィス入れるけど、、。いかんせん7万くらいかかる。
windowsPCにする場合、ノートだ。キーボードもディスプレイケーブルも買わなくていい。ネイティブなショートカットも学べる。

経営、決算書類の数字の本は↓MBAより〜っての買ったんだけど、、



いかんせん、この本シリコンバレーというか、ITに特化し過ぎててまじで参考にならない。
しかも基本をすっ飛ばしてIT企業の決算書類の数字を追っていくので、繊維業界の僕には分かりづらい。筆者の独学の考察が元になっている本である。IT業界の人には勉強になるのかもしれない。
というわけで、新しく1冊買った。



専門学校時代の参考書。
産業概論って本を読もうかと思って前書き読んだら、1996年くらいに書かれた本である。ちなみにこれを買ったのは2002年くらい。96年、円高の煽りで大御所アパレルが低価格路線に突っ走り出した時代だ。原宿では蛍光色とサブカル祭り。セレクトショップがまだもてはやされて、というか全盛期で、PB比率も低い。インターネットも一般普及してなければスマホも無い。
つまり、それからどうやって業界が地獄の坂を転がっていったのか、全く書いてない。しかも筆者は川上の人で、まだ危機感あるか無いかの状態。
さすがに22年前の本は読まなくてもいいかなと、、。

原価計算の本。
凄く分かりやすい。30ページで早くもよく分からなかった言葉が整理できた。買って良かった。

貿易実務の本。
こちらも基本に忠実で分かりやすい。
色々規定の変化が大きい業界らしいが、その違いも分かりやすく説明してくれる。



イラレ、フォトショ。
教本読まずにイラレで絵型書いたり、フォトショで写真加工してポストカード作ったりしてる。
イラレは基本的なショートカットもほとんど覚えてるし忘れてない感じ。
フォトショはマスク関係、チャンネル辺りの扱いを忘れてる。。教本読もうかな。

ファッション。
WWD、ファッションプレス、スナップあたりを読もうと思う。
繊研新聞のweb、繊研プラスは無料だと過去の記事に遡れない。iPadで有料購読しようかな、、。

時間割表を作り直そう。







過去の名作でアラサー世代をカモるスクエニが許せない件。

2018年09月20日 | ゲーム
タイトル通りなんだけども、許すまじスクエニ!。。という思いがたぎるので記事にしてみた。
タイトルだけで完全に同意してくれる同志は、おそらく1978〜1990生まれくらいの方である。僕の肌感覚だと。

簡単に管理人のプロフ。
スーファミ黄金期(1992年〜1996年 ※管理人の思い込) に小学2年生〜小学6年を過ごす。一人っ子なので、ゲームの時間制限や取り合い知らず。

・好きなソフト(SFCスクウェア、エニックス、チュンソフト限定)
FF、サガ、ロマサガ、ライブアライブ、政権伝説、バハムートラグーン、半熟ヒーロー、クロノトリガー、ドラクエ、トルネコ、風来のシレン等。
・最高傑作
1 ライブアライブ
2 FF6
3 ロマサガ3

・スーファミの思い出
発売日翌日、友達の遊びの誘いを全て振り切り家にこもってFF4をプレイ。
小学生時代の旅行、帰省にはスーファミ専用ケースで持参。
お年玉最高額12万円。親との契約?でナンバリングタイトルは必ず発売日前日か発売日にゲット。

前置きが長くなったけど、、
記事を書こうと思った発端は、ロマサガ、ロマンシングサガの完全新作を謳うスマホゲームがリリースされるというニュース。ロマンシングサガ リ ・ユニバースである。
控え目に見て、これFFレコードキーパーじゃね?
スクエニ!レコードキーパーで味しめやがって!、、これが言いたかっただけなんだけども、、

過去のFF名作キャラが登場するスマホゲーム、FFレコードキーパー始め、何が違うか分からないエクスビウス、今度出るらしいマルチプレイのエクスプローラーズ フォースなどなど、、他にも有るだろうけどね、もうよく分からんのですギリアラサー世代には。。
しかしSFC時代のキャラクターを使ってアラサー世代に課金させて儲けていくスタイルってどうなの?って思うわけである。
これも皆さん常々思うところなんだけど、逆にね、ナンバリングはどうなったのかって。
先日youtubeで、感動!歴代のFFオープニング集!みたいな動画を見たんだ。FF4でセシルとカインが旅立つシーン、FF6で魔導アーマー3体が雪の中ナルシェに向けて歩くシーン、FF9でSFC時代の飛空挺がカムバックした感動、FF12で若干現代風味になっても飛空挺発進と同時にメインテーマが流れて歓喜!で、、FF15、ホスト4人でポルシェ押しながら、だりぃ、、タイトル出現、、、っておい!!!
ふざけんなと思うわけ。
せいぜいオープンワールド(もどきらしいが、、)自慢するくらいにしとけと。
あの、言い忘れたけども、管理人の最近のFFナンバリング所感。

FF12→ PS2本体同時購入。生きてて良かった。。
FF13→ PS3本体同時購入。は?これ、、は?、、
FF14→ ふーん。大縄跳びね。ふーん。
FF15→ すまん、死んでくれ、すまん。

話がそれたけども、ナンバリングで楽しさを享受出来ないにも関わらず、スマホで搾取されるっていうひどい状況だと感じるわけである。
10年間もおにぎり極めたりとかね、ライトニングにルイヴィトン着せたりする前にやることがあるだろうと。
FFの生みの親、 伝説的なプロデューサー坂口博信さんは今何やってるのか調べたら、各地で派手な体当たりしながら地雷除去に専念されているというし。。
FFサウンドの神、植松伸夫氏は体調不良で活動休止されるらしいし。。※冗談抜きに心配。

しかし試しにFFレコードキーパーとエクスビウス、やってみたんだけども。違和感しか無い上にクソつまらなかった。過去のキャラクターは完全に召喚獣並みの扱いである。、、、クラス1stなんか言えよ!

アラサー世代にどうしろって言うのか。
確かにスマホゲームに課金してるのは会社で中堅世代になり小金を持つようになったアラサーである。課金ってどうなの?って言い始めると長くなるので割愛するけど。結論から言って、テレビの前のコタツに座ってウマルの宴しながらゲームに熱中することが無くなってしまった。
もうあの頃には戻れ無いのか、、

否!まだスーファミが新品で手に入る。そうAmazonなら、、
スーファミ本体 ¥18,000
ソフト ¥4,000〜8,000
、、?あれ、赤、白、黄の挿すとこは、、
無ぇ。。。
おい!テレビ屋!スーファミにはHDMI挿さらないって何べん言えば、、
なるほど、、フレームマイスターでござるね。ありがたいでござる。。
フレームマイスター ¥38,000
おー、、新品のスーファミやるのに7万近くかかるわーってかかり過ぎだろ!
※中古で揃えて古いTVなら多分1000円以内で用意可能。アラサーのこだわり。。

そう攻略本ね。昔は準備編みたいなのから攻略編とか3種類くらい出てた。擦り切れるほど読んだよね。特にドラクエ3の攻略本なんか鳥山先生のイラスト満載で楽しくてしょうがなかった。ロマサガ1の装備編?なんかも穴があくくらい読んだな。ゲームセンターCXで攻略本から人生の全てを学んだ的なコーナーがあったけど、最高だと思った。
今本屋に並んでる攻略本見た時は、、電話帳かな?六法について書かれてる?とか思ったね。攻略サイトにそこの番号間違ってるよとか、載って無いって言われないように必死なのはわかるけども。。。
そんなことはどうでもいいんだ問題はスクエニの悪の所業である。

100歩譲って、ぶっちゃけアラサー世代にも非がある。スクエニさんが苦しかった2000年代にスマホ買って、その後スマホゲーいくつインストしたのか。課金したのか、してないのか。
管理人は今でも5タイトルくらいインストされている。課金もした。主に白猫プロジェクト、モンスト 。平均して毎月3万くらいかな。はっきり言ってピークの時はスーファミ大好き世代の救世主や!、、なんて思ってせっせと島掘って周回してガチャ回してました、はい。ランク214段位13キャラ数297です。はい。

毎月3万てね、スーファミのソフト2本は買えるよ。今の子供はあれか、お年玉でナンバリングタイトル買わずに、グーグルプレイとか、課金カード買っちゃうんだろうか。
それはいいとして、課金するお金が有りながら、最新のハードも買わずに何をやっていたのかと。PS VITA、PS4、SWITCH、買いましたか?管理人は買っておりませぬ。。。
最後にテレビを付けたのは?、、、1週間前かな。
最後にPS3を起動したのは?、、、2年前かな。。

ハードの事を言えば、ゲームメーカーにも言いたいけど。やべぇ!急いでハード買わなきゃ!って思えるくらいのゲーム出してよって。。
スーファミ買ってもらう時なんて、スイミングスクールの平泳ぎのテスト受かって2級になれたら、みたいな契約を親とした。息継ぎする度にヨッシーが頭に浮かんで死にものぐるいで泳いだ記憶がある。小学1年生だろうか。
今なら、、この出張で工場に頭下げて、お客さんにも頭下げて、部長に滅多打ちにされたら、、ボーナスでPS4買える!買うぞ!みたいな。楽しくなるよね。部長にキス出来るくらいに。ツルピカハゲ丸君を思い出しながら頭も撫でてあげよう。
それくらい、必死にハード買いたくなりたい。

、、そ、そうゲーム雑誌だ!
ファミ通、おいコラ。スマホゲー完全攻略とか言いながらメーカーの売りたいキャラばっかりお勧めしくさりやがって。スーファミ全盛期の恩恵にあずかったばかりか、スマホゲーの恩恵まで受けるとはなんだ、金か?コンシューマーゲームの熱い紹介と普及はどうした?
※全然雑誌読んでない。よく知らない。ごめんなさい。
スーファミ黄金期のファミ通、毎月必ず買ってたな、、、コロコロ〜ガンガン、ファミ通は定期購読。ちなみに、ライブアライブはコロコロの紙面上で小林よしのり氏発信で制作されたゲームである。今では大御所の漫画家の方々がキャラクターデザインを手掛け、スクウェアが制作した世紀の傑作である。
、、、え?長い?そんなのどうでもいい?そうですか、、、

怒りに任せて色々書き殴ってみたけど、段々収集もつかなくなってきたので終わろうと思う。
最後までお読み頂きありがとうございます。
スクエニ許すまじ!スーファミ最高!任天堂神(法務部とかいろんな意味で)!と思われた方はブクマをポチッと、ツイッター、インスタグラムなどは、、有りません!

よろしくお願いいたします。

ただ今無職のアラサー管理人

※ちなみに、、後で気付いたけど、、
サガ スカーレットグレイスの発売を聞いて、PS VITAを5秒で買わせる〜みたいな記事を書いてたにも関わらず、買ってなかったでござるよ。。











就活合間の勉強について教材を選んでみた。

2018年09月18日 | 繊維業界の転職
先週、就活の合間用に時間割表を作ってみたのだけど、今週から実施している次第である。
教材本を用意したので記事にしてみた次第である。
ほとんど分かりやすさ重視である。


原価計算、決算書類、貿易実務


原価計算は本屋で見た目の通り分かりやすい本をチョイス。イラストが可愛い。他はamazonで高評価の本を。
この辺りは、前職の仕事中によく分からなかった内容がほとんどである。視野を広げる意味でも効果がありそうである。通関士の本は、通関士試験を受ける人が基礎を把握するのに良い内容らしい。レビューでは今度貿易の部署に移るという人が、貿易実務全体を把握出来て良かったと高評価していた。

アパレル


卒業して14年、引っ越しは3回したけど専門学校時代の教材は全て残してある。在学中から卒業生が見返すことが多いとよく聞いていたのである。その中から職種に関わる本を選んでみた。
デザイン、パターン関係は読んでもあまり意味が無いので、それ以外の素材、物流、マーケティング関連に絞ろうと思う。あと前の会社でもらった素材教本も読みたい。昔いた品質管理の人が後世の社員の為に執筆、会社で発行して残した本である。学校の教科書には載ってない実務で関わることの多い専門的な内容である。前職が忙し過ぎて一切読んでなかった。。

ILLUSTRATOR、PHOTOSHOP


イラレとフォトショの本は10年前の入門編から何冊も買ってきたけど、9年弱いた会社で4年目くらいに買った本。とても分かりやすかったので残してあった。
プロとして恥かしくない〜イラレは、文字入力のショートカットを中心に、細かい操作説明がいい感じ。
フォトショの方はプロの作品のハウツー本なのだけど、操作が細かく解説されていて非常に分かりやすい。ビジュアル付きで効果と操作が分かるのが良い。
アパレル、ファッションの仕事で使うイラレとフォトショは、グラフィックデザインやコマーシャルデザインと比べると範囲が狭い。場合によってはRGBでもCMYKでもどっちでもいいし。1M四方で300dpiとか必要無いし。しかしながら洋服の絵型・仕様書の書き方や、プリントデザインの実務が学べる教則本が存在しないのである。有るにはあったけど、企業アパレルデザイナーが実務で使うにはあまりにも内容が限定していたり、他の本で事足りる内容だったりする。そうすると一般的なグラフィッカー向けの教則本や教則サイトから使える部分を抜き出して、自己流でやるしか無いのである。
僕はデザイナーになるつもりは無いけど、仕様書や仕様指示書を書けるスキルは保っておきたい次第である。

WORDPRESS


沖縄のジュンク堂で買ったワードプレス入門本。今回ワードプレスは趣味だし外そうかなと思ったり、、
サーバー代とかお金がかかるので、どうしようか迷っている。
あと新しくブログを作るなら内容を限定しようと思っているのだけど、どんな内容にするか決めかねている。
このブログは就活、写真、漫画、ゲーム、PCマック関連などなど、かなりごった煮になってきたので、、。

読書


読書用のペーパーバック。買ってからほぼ積んだままだったキングと読み返したいジュールヴェルヌ。
キングはダークタワーとアンダーザドームも途中だったので、全部読みたい。
読み始めるとのめりこんでしまい、時間割票が大きくズレるので時間を区切りたい次第である。。
しかしキング作品は読み始めてもう15年以上経っている。波はあれど本を読むならずっとキングだった。本棚の小説は上から下までほとんどキングのペーパーバックである。ハードカバーは高いのでほとんど買わない。
新しく買うとお金もかかるので、とりあえず手持ちの好きな作家を読もうと思った次第。

そういえば、エクセルの教則本が無いな。。
エクセルについては9年弱の会社で製品仕入れの管理表として使い始めて5年くらいである。
個人的に面白くないソフトなので、業務内で最低限使うスキルしか無い。教則本も買わなかった。
そう、エクセルの教則本って、ほんとにたくさん有るが、どれも分かりづらいのである。ビジュアル多くて分かりやすい本を本屋で探してヨドバシポイントで買うか。。
IFとかvlook upとか、謎。IFはなんとなく分かるけど、細かい条件指定の関数はよく分からない。
会社指定の原価計算や進捗管理表、簡単な明細表は出来るけれど、売り上げ予測とか営業数字が入ってくると、よく分からなくなる。彼らは%と関数を多用するのである。

しばらくは蛍光ペンとメモ帳を片手に、パソコンで操作もしつつ、これらを読破しようと思う。