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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
趣味を楽しむブログです(^ω^ 三 ^ω^)

御茶ノ水のAUDIO UNIONへ行ってみた。

2019年01月27日 | オーディオ
先週秋葉原のヨドバシで改めてELAC vera bs403をAURAのアンプで聞いてみて、これ最高だなぁ、、なんて思ってたんだけど。そういえば、中古ってどうなん?って考えが浮かんだ。2018年発売のvera 400シリーズや、AURAの30thアニバーサリーモデルのアンプはそれは素晴らしいが、はっきり言って高い。笑。
オーディオってカメラと近いなって印象か強い。個人的に。カメラの場合、まぁC品でも問題無く使える。A品なんて新品と区別がつかないくらいだ。
そんなこんなで、今日は池袋のオーディオユニオンへ。馴染みのある楽器店通りに有る。

前にちょっと行ってみた新宿店と違って?明るい店内。国内外のスピーカーやアンプ、CDプレーヤーなんかがずらりと並ぶ。
早速ELACのスタンド型スピーカー発見。
FS207


2007年発売の80周年記念モデル。参考新品価格は27万円に対し、9.9万の値札。なんてお買い得なんだ、、。
店員さんに試聴出来るか聞いてみると、出来ますよと。アンプは何にしましょうということで、オーラが気になっていると伝えたところ、、
なるほど、暖かい感じですねーと、、アンプコーナーを見渡した後、入り口付近のショーケースの下の方から、オーラのプリメインアンプ を引っ張りだして来てくれた。ありがたい。
AURA gloove ※中古価格7万くらい


CDプレーヤーは、SOULNOTE?だったかな。

先週作った試聴用CDを聴いてみる。
感想としては、、AURAのアンプを使っていることもあり?全体的に好印象。
中音の艶、高音のつながりなど、ヨドバシで聞いた267以下、20万円台のブックシェルフより良く聞こえた。
ただ、高音の解像感が今ひとつなのと、アンプが弱いのか、中音から高音の厚みが無い。ギターのハイフレットのリフまでは良いが、ドラムのハイハットやボーカルのハイが薄い。

店員さんが相談に乗ってくれた。
薄い感じはアンプの出力が弱いという。そしてスタンドタイプはある程度音量出さないと低音が出ない為、バランスが悪い。広い部屋用なので、あまりスペースが取れない環境で近くで聞くスタイルには合わない。それならば、価格帯ランクを上げたブックシェルフを狙う方がいいですよとのこと。
そして、ELACとAURAは同じ輸入代理店なこともあるが、よく組み合わされるらしい。実際音響的にも相性が良いとのこと。
高音が欲しい
広がりの有る音が欲しい
中音から高音までクリアにつながりよく
、、、
僕の好みを完全に理解した店員さんからKEFのLS50というスピーカーを提案された。
KEF LS50 ※実勢価格15万くらい


これがまた、、w 良い音だった。
なんだろう、凄い滑らか。
中音から高音のつながりも良く、とにかくクリアな印象。
ヤマハに近いような気もするけど、艶感や低音にメリハリ感が有るので、また違う感じ。
エラックに比べると、解像感は下に感じるけど、十分満足出来そうな予感。少なくとも今まで試聴したモニターオーディオ、B&W、クアドラルの同価格帯にこんな好みなスピーカーは無かった。

後継機、ワイアレス版のことかな?が出たのもあるのか、オーディオユニオンでは2万割引らしい。ペア13万という。めっちゃお買い得。bs403を知らなかったらゴールしてる確実に。

あとオーディオユニオンの在庫を見てもらったところ、ELACのスピーカーは14点も有った。自分では調べてなかったなぁ。そんな有るとは。。
そしてbs403も有った。しかしながら、ヨドバシ以外のどの店もそうなんだけど、403っていうと2018年発売のveraじゃない方?での認識である。それだけ秋葉原ヨドバシにveraが置いてあることが有数なことなんだろう、、。
bs403と他同価格帯が3点ほど、千葉県の柏店に有るそうだ。笑。遠いw

北千住から常磐線で、、1時間くらいか。
しかし、全く未知の地域だ。葛飾の水元公園より北は行ったこと無い。

veraの前モデルとなる403がどんな具合か、、かなり気になる。値段は約15万円。veraが約30万だから半額である。

オーディオユニオンは中古専門店なのに僕のような初心者の相談に乗ってくれる良いお店だった。先日行ってみたHF堂とはえらい雰囲気が違う笑。

ちなみにその後秋葉原まで歩いて、オーディオ専門店テレオンに行ってみたんだけど、、。
店内の雰囲気が硬すぎて居づらい。。店員2人くらいに質問してみたけど、反応が硬い。実はたまたまbs403有ったんだけど、とても試聴したいとは思えなかった。狭い空間に1階2階だけで10人近く店員いたけど、、謎な空間だった。

その後、ラジオ会館の中古オーディオ専門店、清進商会に行ってみたら、、閉店してた。約60年のご愛顧ありがとうございましたとのこと。。

オーディオ業界も大変らしい。
ちなみに先日アバックの秋葉原店も閉まってて、後日新宿新本店に行ってみたところ、オーディオ販売は辞めたらしい。今後はプロジェクター、AVをメインにAV用の機器、スピーカーしか扱わないらしい。約5年前に秋葉原店やヒルトン内の新宿支店では、オーディオスピーカーやアンプが沢山置いてあったが、、。

ところで、アメリカではレコードの取り扱いが2005年から2013年で8倍に増えて、その後も二桁%増しているそうだ。ストリーミング以前のダウンロード販売に対してCD/レコード販売額が上回ったとのニュースも有った。ソニーは数十年ぶりにレコードを生産するそうだ。タワレコにもレジ前にLPコーナーが有った。
オーディオ業界はどう捉えているのか、、。
はっきり言って世の中の流れについていけてない感が半端無い。もうそんな体力が無いのだろうか。
オーディオ業界に感じる凄まじい閉塞感は何から来ているのか。個人的に凄い気になっている。
小売が稼げない構造だから客からはそう感じるのか、はたまた新しいものに対する右翼的な考えに固執しているのか、、。

なぜオーディオの楽しさや素晴らしさを広めよう、新しい顧客を開拓しようという雰囲気が無いのか。そういった話をしているのは、ごく僅かな店舗の販売員や、ネット販売の店主くらいである。
スマホやタブレット、ストリーミング配信では体験出来ないことをもっと発信すべきではないのだろうか。
カメラ業界もスマホにコンデジを駆逐されたし、アナログフィルムからデジタルへの急激な変遷も経験している。今やスマホのカメラに出来ないことを各社が開発に力を入れて発信している。
富士フイルムで言えば、フィルムを失う代わりに技術の応用で化粧品を作り、安価なコンデジが売れないとなれば、本当に良いカメラを作ろうと高級ミラーレスカメラXシリーズを開発した。
数十年昔のヴィンテージ レンズがモノとして魅力があると流れをもっていった結果、市場価格は上がり続けて数倍から数十倍になったり。若者がフィルムの2眼レフやらコンパクトな一眼を使ったりしている。そんなユーザーはおそらくメーカーが作るヴィンテージ デザインの新作カメラも買うだろう。
なぜオーディオ業界は同じことが出来ないのだろうか。。

話が盛大にそれたな。。