「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』

2008年01月22日 | Ecology
『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(内山節・著、講談社現代新書)   たしかにキツネにだまされたことはない。日本人は1965年頃を境にキツネにだまされなくなった、と内山さんはいう。それは、戦後の経済発展により、自然の価値も経済的価値で判断されるようになったからだ。科学的真理が唯一の真理と考えられるようになった時代でもある。テレビや電話が普及し、情報のあり方やコミュニケーションが変化した . . . 本文を読む
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