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桃栗三年、柿八年、人間は十七年

2007-10-28 | 生き方
碩学、安岡正篤氏をご存知でしょうか?
身近なところでは、平成という元号の名付け親と言われておりますし、
古いところでは終戦の詔で「万世ノタメニ太平ヲ開カムト欲ス」を
加筆された方です。
吉田茂、岸伸介、佐藤栄作、大平正芳といった歴代宰相や
財界首脳の指南役としても有名です。

その氏の言葉の中に
「桃栗三年、柿八年、人間は十七年」というのがあります。
人が人として出来上がるのに十七年かかるというわけです。
私も4人の子の親として、彼らが一人前の人となるように
まずは自らが徳を積まねばと常々思っております。
その舵取りに安岡氏の言葉はよく響きます。

ネットを見て回りますと、同じく安岡氏を師と仰ぐ方が
この言葉に対して安岡氏の言葉を載せていましたので
転載させていただきます。

人間が人間として育つためには『愛』と『敬』の二つがいる。
「母の愛」であり「父の敬」である。
子供は「愛」を要求すると同時に「敬」する対象を欲し、
その対象から自分が認められたいとする欲求を持つ。
それが父親の役目である。
父は暗黙のうちに、無言のうちに、子供の尊敬、信頼の対象
となるような父でなければならないのです。
優しい母が必要と同時に子供から言うならば、なんとなく
頼もしい、なんとなく敬慕される父が必要なのであります。

これからも徳を積むことを忘れないで、子らの範となるよう
生きて参りましょう。

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