いつもの山裾散歩道、棚畑斜面から突き出した、コジキイチゴにオレンジ色の実が付いている。
鋭いトゲのある細い枝に次から次へと色付いて行く。
NET検索すると、「食べられるが美味しくない」と有るが、僕は木苺の中では秀逸の味だと思う。
別名の様に中身の詰まって居ない袋状態だが、味噌のものが大きく旨いので散歩の喉の癒しにはもってこい。
乞食の名は戴けないが、「甑(こしき)」が訛ったものと聞いて納得。
撮影2014.6.9
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バラ科 キイチゴ属:別名フクロイチゴ(袋苺)
コジキイチゴは本州中部以南・四国・九州、朝鮮南部・中国・台湾などに分布する落葉低木。
暖地の林縁から林内に成育、茎は高さ1mほどになり、上部は倒れて他の植物に寄りかかることが多い。
全体に腺毛が多い植物、葉は3~7枚の小葉からなる複葉で、葉の質は柔らかく薄い。
茎には棘があり、長い腺毛が密生、花は5月から6月に咲き、白色の花を開く。
果実は大きく、橙色に熟して目立ち、袋状にはずれ、美味とはいえないが食べられる