雨上がり、朝早い木津川河川敷にちょっと早いミゾコウジュの花を見かけた。
健気にもたった一株だけがすくっと立ってていじらしいほど・・・・。
この手のシソ科の花も多いが、これはどう見てもミゾコウジュに違いない。
京都府:準絶滅危惧種と成っていてあまり見かけないはず
撮影2014.5.27
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シソ科 アキギリ属
湿った草地、溜池畔、畦、河川敷などの日当たりのよい湿った場所に生育する越年草。
茎は高さ30~70cm、4角形で直立し、まばらに分枝して、下向きの細毛がある。
茎葉は短い柄があり、長さ3~6cm、幅1~2cm、縁は鈍い鋸歯があり、脈は凹んで葉面は細かいしわがあり、細毛が生える。
花穂ははじめ短いが、のちに長く伸びて8~10cmとなる。苞は披針形で葉が差2~7mm。
萼は長さ2.5~3mm、唇形で、花が終わると左右に口を閉じるが、果時には長さ約4mmとなって再び開く。
花冠は淡紫色で長さ4~5mm、下唇は大きく、紫色の斑点がある。雄蕊4個のうち下側の葯は不稔である。分果は広楕円形で長さ約0.8mm。