子供の頃、気味悪い物だと思って躊躇していた物に衣笠茸(キヌガサダケ)とこの蒟蒻の花があった。
廃棄畑に近いような荒畑の木立の下に屹立孤立剃る様はいかにも子供にとって気持ちの良い花ではない。
おまけに滅多に目にしないものだから余計に気味が悪かった・・・・。
花開く前の蒟蒻の花・・。
今年は気をつけていたので、3ヵ所で三本の蒟蒻の花を見つけた。
えも言われぬ嫌な臭いがすると言うが???僕には其れ程臭わなかった。
高さ約1m、後、葉をを出しテンナンショウの様な毒々しい実を付けると言う。
真上から見るといかにも不気味で・・・・。
撮影2013.5.9
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さといも科の多年草、初夏に紫色をおびた茶色の花を開く。
蒟蒻の花が咲くのは4年芋以上作付けされた物でないと花が咲かないので産地でも蒟蒻の花を見る事は珍しい。
産地では3年間栽培し、3年芋を出荷するので花は見れず、路地などで放ったらかしの蒟蒻芋に花を着ける。
「蒟蒻の花」は、5月の中旬~6月上旬に紫がかった海老茶色の変わった形の花が咲き、 丈が約1メートル30センチになり大型の花を着け花が終わってから葉が地下部より出て来る。