里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

オオジシバリ

2013年05月03日 | 4月の花

この時期タンポポに変わって田の畦を黄色い花で埋め尽くす。

撮影2013.4.16

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日本全国に生育する多年生の草本。水田の畦などに群生する。地表付近に茎をはわせ、節から根を出して広がっていく。

葉は地面から立ち上がって、密に地表面を覆っており、頻繁に草刈りが行われる環境に適応した生育形である。春にタンポポとよく似た花をさかせ、遠目には区別が付きにくいこともある。

和名は「地面を縛る」との意味。オオジシバリは畦などのやや湿った場所に生育する。


ミヤコグサ

2013年05月03日 | 4月の花

このところ散歩道の木津川提でやたらと目に付く様になった黄色い豆の花。 

近づいてよく見ると意外と可愛い。

撮影2013.4.20

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ミヤコグサ(都草)はマメ科の多年草、道端などに普通に見られる野草、春に黄色い花を多数つける。

茎は根元で分枝して、地表を這う。茎には節ごとに葉をつける。葉は5枚の小葉をもつ奇数羽状複葉であるが、実際には葉柄の先端に三出しているように見える。あとの二枚は、葉柄の基部にあって、大きな托葉に見える。葉は白っぽい緑で、かすかに粉を吹いたように見え、やや厚みがある。 春に花が咲くが、その他の季節にも少しずつ咲く。花は長い花茎の先にあって、植物体からやや上に抜けて出る。

柄の先に1-3個まとまって着き、放射状に外を向く。花の基部には苞があるが、普通の葉の小葉三枚とほぼ同じ形である。萼は筒状で先は裂ける。花はいかにもマメの花、といった形で、鮮やかな黄色。