チャロン通信

チャロナー共が夢の跡

ドル校長と大会

2010-02-07 23:09:39 | その他の話題
校長がフラリと一人で来た。
校長は前回も書いたとおり、最近ドルドレイに行き詰まっていてかなり悩んでいる。
大会もギリギリになって「出るか!」みたいな気持ちになったようだ。
結果、2回戦で脱衣ス丸のネット>ショルダー>電撃を喰らってくたばっていた。

[ショルダーは最も範囲が長い近接であり
  出が速くネット抜けに一瞬速く間に合う可能性がある]

全くライデンは最低だぜ。そうだろ?

僕の考えた最強のバーチャロイド ライデン!
固い!速い!
とにかく 強い!

わかったよ。まあそう言うなよ。いや、言え!


校長と甲虫の反省のやりとりを話しておく。
参考になるかもしれない。
うさんくさい感じを出すために評論っぽく書いておく。流し読み程度にして欲しい。


甲虫「”あの状況に限る”なら、僕の方が行けてたかもしれないカブ
 ライデン戦 そこにいるエスポさんで練習した方がいいんじゃないクワ」
校長「はー エスポワールとはやりたくねー」
甲虫「あのくらいの囲まれるようなネットなら自分でアタリに行ってレバガチャで大丈夫だと思うカブ 練習すると良いカブ」
校長「はー なるほどー 家じゃレバガチャうるさくてきちーから怖いんだよねー はー」

私は口に出さなかったが、特に「あのくらいの囲まれるような」と言う部分が確かに面白いと思った。ライデンは自分の目の前であえてネットに引っかかりに行くバーチャロイドの挙動をそもそも想定していない。反応は結構遅れる。
そしてその引っかかりに行くヤツが死ぬほどレバガチャが速かったら、まずダメージを取れないだろう。逆にライデンが反撃を喰らうのは必至である。

ライデンがネットで取れるはずだったダメージ10%以上
ドルドレイに奪われたダメージが20%だとしよう。
実効ダメージは30%以上。
「くそ、取れるはずだったのに!」
と釣り針に気づかないライデンが足掻く。
教育は完了である。そのライデンはしばらく意味不明な行動を取るだろう。
人間はこうやって倒すのだと!

面白いと思った「あの」、とはおそらく距離なんかもあるだろう。あんまり近かったらさすがにヤバイ。
聞いてる相手はドルドレイのインビンシブルでアルマダなドル校長であるし、「あの」が通じないわけがない!
そして通じていたようだ。


暗黙知と形式知!
達人とか言われる人間には

・他人に自分の得ている知をうまいこと伝えるすべを持たない 暗黙知のみタイプ

例 運命のみかんゼリー
「うーん・・・何となくわかるんじゃん?」

・他人に自分の得ている知を伝えられる 形式知変換終了タイプ(下記の人は最初から理論だててたかもしれないが)

例 BIOS
「・・・・・といく、するとバーチャロイドは壁からはみ出るように出来ているから取れる そんで・・・」
(ちなみにこのフラグを立てた次の日私はムーミンと1回戦で当たってムーミンを狩ることに成功している まずは頼りになるヤツを後ろに置いて100円入れる それからのようだ)

言われたとおりに動くというのは少なからず苦痛だが、
必ず苦痛に適用するように出来ている。まずしつこくやってみることだろう。
バーチャロンくらいですら頭がくらくらしてウエッとなることだってなきにしもあらずだ。
(ハンス・セリエ ストレッサーと適応)

さてみかんゼリーは桁違いに強かったが教えるのには向いていない。

問題は聞く方にもある。
喋る側が迷っていたら、じっくり待って形式知に化けて出てくるのを待つのも手だろう。

重要なのは決して教えられたこと自体ではなく、気づくことである。

気づくべき事はいくつかある。
・相手の本当に言いたかったこと。今回のように経験済みの反省ならわかりやすい。

・不明点。違和感。
 それは重要な信号。もし聞ける相手が居るなら1回も確認しないより100回確認して怒られよう。さらに自力で考えなきゃならない事もあるだろう。

・裏。
 言われたことを守らなかったらどうなるのか?どういう結果が出るのか考えよう。

・例外。
 気づきが出来てきたら誰でも解ってくる。この例外がさらに暗黙知としてあなたの中に積もるはずだ。
 まだ付け焼き刃の知識を使わざるをえないと痛い目を見る。これは普通のことだ。
 そこで特に「んじゃいいよ!」と投げ出さないように、その痛みを飲み込んで例外を回避して円滑になる方法が無かったかどうか悩もう。喉元過ぎればなんとやらってな。繰り返せばなんかが強くなるかもしれない。
(ハンス・セリエ ストレッサーと適応)

etc・・・・・・・・・


なんか悟りじみた話になってきた。
つくづくうさんくさい話なのでバーチャロンのワクとして以上に読まないで欲しいので、ここでやめておこう。

しかしこのうさんくささこそがこのブログの醍醐味とも言えるのでうさんくささを残しておく。