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映画雑談

2018-05-09 12:51:22 | 雑記の宿
SCOOP!
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 今回は映画紹介にあたるのかどうなのかわかりませんが

『SCOOP!』という映画を観ました。

写真週刊雑誌編集社とそこで生きるフリーカメラマンの物語。

この映画で思ったことは、悟りの境地的に言えば

「本人は真実を暈し、他者はその本人の真実を鮮明に表す」

個人的な感覚で振り返ると、写真雑誌でまず、「フォーカス」という雑誌を読む?見るようになった頃?ささやかれるようになった頃は1983年前後ぐらいで、ゾンビから始まりオーメン、サスペリアなど、第何次ホラー映画時代か?わかりませんが当時の少年少女たちの間ではホラー映画の話題も過ぎ、少年漫画もあまり見なくなった頃、わりと求めていたのがグロ写真映像でした。

テレビのワイドショーでは心霊特集や心霊写真特集などもあった時代でした。

日本で言う、フェイクニュース「なんちゃっておじさん」といったオモシロ系もあれば、「口裂け女」といったことが社会的フェイクで盛り上がっていた時代もありました。

そういった時代背景で、ベトナム戦争でのグロ映像などが当時の少年少女たちは影響を受けていた時代でした。
ベトナム戦争で「ベトちゃんドクちゃん」の話題もありましたが、一方では「ベトちゃんドクちゃん」に当時の光ゲンジのメンバーの中に顔が似てるというだけでメンバーに対し「ベトちゃんドクちゃん」を例えにヘイトスピーチをしていた同級生が内輪ではいましたから、それがやがて公務員試験に合格したり、会社役員になったり、現在50代になって時代を反映しているんですから、予想通りの時代になったとも感じています。

現在日本社会は、ヒトラー思想の悪意すら薄れていて、オーム真理教や麻原被告を知らない若者が聖地巡礼をしてると報道され、歯止めはどこでつけたらいいのか?と、疑問に思う感覚にもなっています。

国会議員のひとりは相撲と土俵を国会に例えた題材に、それを見ている観客も一緒になって国会運営をしていかないといけないと言っていました。突き詰めると観客にも責任があるみたいな趣旨のことを申してるようでしたが、
「じゃ、相撲の勝ち負けは観客にも責任があるんですか?」と「サッカーワールドカップで日本代表が負けたら、サポーターにも責任があるんですか?」「ワールドカップの勝敗までサポーターも含め責任を担う国創りとは?どういう国になるんでしょうか?」
僕には日本が戦時中だった時代にしか創造できません。

「フォーカス」という雑誌が出始め話題を集めていた頃、「フォーカス」は確か、火曜日発売で、金曜日に別な出版社から「フライデー」が発売され、当時、僕の中の空気は「フライデー、金曜日、そのままじゃないか!」と一気に「フライデー」へ傾いていった感覚を覚えています。
その後、フライデー襲撃事件が起き、現在でもそれを知る人は多いのではないでしょうか。

「フォーカス」からグロ映像を求めてたり、セクシーグラビアの刺激を求めたり、高校生が「セーラー服を脱がさないで」と自ら歌い出した時代もあり、フリーが全面に出て生まれ、それに麻痺された時代を垣間見る映画でした。



雑記だねゑ: える天まるのブログ「雑記の宿」から (雑記ノベルズ)
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