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ensemble マーケティングの視点

日常生活と趣味を綴る個人的散文です。タイトルに反し、仕事に関する話は書きません。

イスタンブール

2015-05-02 06:13:54 | スポーツ

想像以上の美しさです。

国際空港から市街地へのほとんどの道程、両サイドに緑が生い茂り、やがて右側が海岸線になる、そんなエントランスを持つ大都市はそれほど多くないのではないでしょうか。イメージとしては、だいたい変哲のないハイウェイ、両サイドに見えるのは、グローバルブランドの広告看板だったりするのではないでしょうか。

あるいは工業地域を通ったり、何もなかったり(それが美しい場合もありますが)。頻繁に海外に行っているわけではありませんが、残っているイメージはそんな感じです。

ちなみにイスタンブール、悪名高い渋滞さえなければ、空港から有名なブルーモスクがある観光の中心地まで、本当に近いです。30分もかからなかったです。

さて、新設のATP250イスタンブールオープンですが、さすがにこのために行ったわけではありません。

かろうじてわかる人にはわかる小ささで写っているロジャー・フェデラー出場が決まったのは、自分が申し込みをした随分後ですし、それまでこの大会そのものに何の関心も持っていませんでした。日程の重なりも知らなかったくらいです。

チケットを取るタイミングを誤り、10倍でこの大きさです。肉眼では本当に小さかったです。

でもいろいろネタ的には楽しい体験になりました。だいたいどこでやるかもよくわからない試合に、往復タクシーを使ったとはいえ、自力で往復したのですから。ここイスタンブール市内じゃないです。千葉浦安が東京ディズニーランドと同じです。googleの偉大さを今回ほど感じた旅行はありません。詳細はいずれ。

さて、観光は、明日全力で。


東京マラソン

2015-02-22 23:37:39 | スポーツ

小さすぎて、速すぎて、よくわかりませんが、たぶん白いユニフォームのランナーは、日本人1位か2位の人です。

恒例の東京マラソンが今日行われ、ベランダから撮ってみました。

このあと、出かけるついでに沿道でも見ましたが、年々応援の人が派手になっている気がしました。以前から、仮装したランナーは結構走っていましたが、沿道は比較的おとなしい印象でしたが、今年は本格的なスパイダーマンまで出現。私が出かけた頃走っていた人は、もはや順位はどうでもいいけど、完走は確実な人ばかりで、一緒に記念写真におさまる外国人ランナーも。

キャラクター好きの日本の印象をより強くしたのではないでしょうか。

それ以外にもパンダがたくさんいたのは、何か特段の意味があったのでしょうか。


テニスブームとギア

2015-02-07 01:06:04 | スポーツ

一時は空前のテニスブームが到来するかのように報道されましたが、実際に少し増えた感があるのは、若い人の競技人口でしょうか。

朝刊の記事広告では「大人にヒットする3つの消費キーワード」の1つに「やりなおし消費」というキーワードがあり、そのアンケートの5位がテニスでしたが、どうなのでしょう。ちなみに1位はゴルフ、ギター、料理、ピアノと続きます。ゴルフと料理はともかく、楽器とテニスは少しハードルが高そうです。都心はテニスコートも減っていますし、同程度のレベルの仲間を集めるのも難しいのかもしれません。

事実、よく行く大型スポーツショップの中のテニス・バドミントン用品売り場面積は、以前から変化がありません。品ぞろえも一向に良くならず、結局、都内に数店舗ある専門店に足を運ぶことになります。

大人のブームが到来しているかどうかみるのは、ギアの充実ぶり、中でもウエアやシューズの品ぞろえをみれば推察できます。

圧倒的に品数が少なく、シューズに至っては、白が基調のものがほとんど。グランドスラムなどプロのテニスを観ている人はご存じでしょうが、いまだにテニスウエアやシューズが白基調なのは、ウィンブルドンだけです。でもおそらく、少なくとも中・高校の部活は、今でも白でそろえる学校が多いのではないでしょうか。

そんななか、最近購入したこのシューズは気に入っています。

単に色にバリエーションがあり、派手なだけでなく、足を吸い付くように包み込み、邪魔な感じ、違和感がないのです。さすがにジョギングブームの立役者ともいわれる、スポーツシューズのアシックス……テニスといえば、YONEXやNIKEが浮かびますが、意外なところからチャレンジングな商品が出てきました。

よく言われることですが、日本のスポーツ文化は、学校の部活が起点になっています。野球以外プロになるにはトレーニング方法に問題があるようですが、プロになるのはほんの一握りの人なので、それはいいんです。でも別の側面から考えれば、多くの人にとって、スポーツは努力するもの、一生懸命やるものというイメージがあり、楽しむという感覚が希薄に感じます。だから大人になって始める人が多いゴルフ以外のスポーツは、学生時代に触れておかないと、トライするハードルが高くなっているようです。

テニスに限らず、いくつになっても自分が楽しめるスポーツを持っていることは豊かなことです。いくつになっても、新しいチャレンジができる土壌づくりも、少子高齢化の今、スポーツ振興を図るうえでは大事ではないでしょうか。


ボクササイズ

2015-01-13 00:28:35 | スポーツ

初泳ぎのつもりで水着等一式も持ってスポーツクラブへ。ところがふだんと違う祝日プログラムにひかれて、生まれて初めてのボクササイズに挑戦してみました。

ボクササイズは、簡単にいえば、エアギターならぬ、エアボクシングでしょうか。対戦相手もいないので、格闘技ではありません。参加者は圧倒的に女子率が高く、それは多分エアロビクスを上回っています。ダイエットにいいという常識からかもしれませんが、何となくボクシングをしてみたい(殴ってみたい?)願望がどこかにあるのかもしれません。暴力的、いえ、格闘技が好きで日常的に触れている女性もなかにはいるでしょうが、男性より遥かに少数派です。ふだんは遠い存在のボクシングに、違う形で触れてみたいというニーズは理解できます。

やってみると、エアロビクスより動作は簡単です。リズム感もあまり気にする感じではありません。ストレッチやヨガより激しく、意外と楽しめます。

一般的なボクシングジムでも、それだけでは経営が厳しいのでしょう。女性を集めて、ボクササイズレッスンをやっているようです。以前から築地にあるスタジオを調べたことがありますが、女性専用で1回からでもレッスンを受けられます。

私が行っているジムでは、ふだんは平日の昼間にプログラムが組まれているそうです。行けません。それもそうですが、男性会員も多く来ている祝日ですら、女子率が高かったボクササイズ。平日、家庭の主婦がこぞって、格闘技の真似事にいそしんでいると思うと、何だかこわい気もします。


テニスのツアーシーズンもスタート

2015-01-10 00:41:35 | スポーツ

趣味を聞かれ、テニス観戦と答えると、1年くらい前までは「少し変わり者」でしたが、最近では「ミーハー」だと思われます。そして迷うことなく「にしこり(ファン)?」と。

別に嫌いではないですが、違います。

だから最近は「テニス」と答えます。実際プレーもするので、これが正しいかもしれません。

メジャー、国内問わず、野球ファンは、年が明けてもシーズンは始まりませんが、テニスはほぼ同時に始まります。ゲームの行方が気になり、落ち着かない日々も始まります。

そのにしこりの影響で、プロテニスが国際的(主に欧米ですが)には、メジャースポーツなのだということを知った人も多いのではないでしょうか。プロスポーツとビジネスは密接に結びついているので、年間を通じて世界各地でメジャー大会が行われていること、競技人口が多いことも、このスポーツのプレゼンスを押し上げる要因になっていると思います。大会にも個人にもスポンサーがつきやすいのです。競技人口の多さは、関連商品の販売にもつながります。仮に私がにしこりやジョコビッチファンでもユニクロのテニスウエアを着る気はしませんが、着ている人もいます(少ないですが)。比較してたとえば、日本ではフィギュアスケートも今は人気がありますが、競技できる人、盛んな国が限られ、シーズンが短いため、限界があります。

それにしても、今日NHK、BSだと思いますが、ブリスベンで行われている全豪前哨戦の位置づけのにしこりラオニッチ戦(準決勝)を生放送するそうです。グランドスラムではなく、小さな大会です。全豪の放映権を取ったそうなので、放送も前哨戦で予行練習のつもりなのでしょうか。それにしても、驚きです。

趣味や部活であっても、スポーツが身近な人生は豊かです。いや、別に音楽を演奏することでも、ダンスを踊ることでもいいのですが、仕事や家庭と関係のないところで、自分を表現する時間を持てることはしあわせなことだと思っています。長年テニスを観てきたファンの中には、今の日本のブームを苦々しくみている人もいますし、私にもそういう部分はあります。でも自分の判断でWOWOWやGAORAに加入できない子どもたちが、プロの試合を観ることを通じて、スポーツのすばらしさを感じ、世界で活躍する日本人に夢と誇りを持ってくれるならば、NHKが積極的に放送することは悪いことではありません。

でも、野球やサッカーと違い、個人競技です。たった1人のアスリートにのっかっていても、単なるブームに終わってしまいます。

1人の才能をきっかけにしてもいいですが、背景にある文化や歴史、世界の優れたライバルたちの活躍も同時に伝え、さらには触発された人が新たに競技に参加できる環境を整えることで、ブームは文化として定着し、多くの人の人生に影響を与え、継続していくのだと思います。それはテニスに限らず、どんなスポーツでも同じでしょう。

※余談ですが、サッカー記事が多いと思っていたNumberでも錦織圭特集。売り切れが出ているという噂も。