ensemble マーケティングの視点

日常生活と趣味を綴る個人的散文です。タイトルに反し、仕事に関する話は書きません。

WOWOWの連ドラ

2008-03-30 22:26:21 | まち歩き

地下鉄の車内吊りや駅に、WOWOW初の連ドラ『パンドラ』の広告が出ている。流行りの医療ミステリーらしく、しかも脚本は平成版『白い巨塔』を書いた井上由美子さんで、俳優陣もいわゆるアイドルではないが、著名で華のあるメンバーばかり。在宅率の高い日曜日22時。高視聴率の大河ドラマも終わった後で、競争力もあると見込んでいるのかもしれない。いずれにせよ、相当力を入れているのではないかと思う。

そういえば、地デジ対応テレビの普及率は徐々に上がっていると思うが、有料放送への契約率はどうなのだろう?NHKの受信料ですら、支払っていない人が相当数いるというのに、それ以外の放送受信料の契約率がそんなに高いとは思えない。私も何度か入りたいと思ったきっかけはあったが、そのたびに思いとどまってきた。

海外のニュースチャンネルは、そこまでして見なくても新聞で十分、という結論に達し、映画チャンネルは映画館やDVDで事足りると思い直し、海外ドラマチャンネルはDVDなら観ることも録画予約することも忘れないと、早い話時間を選ばないレンタルやセルのDVDを選択している。まあ、『パンドラ』も最終的にはDVDBDになるのかもしれないが

結局、放送局はオリジナル番組を作ることがひとつの価値と言えると思う。キー局以外の局が継続的に多番組を製作できる体力があるのかは疑問だが、少なくともWOWOWは以前から単発ドラマを制作したり、既存の民放キー局同様映画製作にも参加したりしている。

映画やドラマが好きな身としては、既存の民放局以外からも多様なソフトが出てくるようになるのは歓迎。何しろこのところはまっているアメリカのテレビドラマをレンタルで観るにつけ、日本の連ドラに興味を失い、リビングのテレビの方はDVD再生モニターになっている状況なので。