国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

iPhone騒ぎ in NZ 3

2008-07-23 19:49:34 | 仕事
ショッピングセンターの広い駐車場に,深夜停めているのは、このアップル狂ひとりだけ。

警備員が出てきて、尋問を受ける事に。

お前なにやってんだ。

ーーーiPhoneを買いにきたんです。

この一言で、怖い警備員も、急に親切に。

後少ししたら、スーパーが開くから、その通用口から中に入れてあげるよ。

電話屋さんよりも、食品スーパーの方が早く動き出す訳なので、だいぶ朝早くから中に入れてもらえ、暖をとることができた。

かくして、朝9時の開店と同時に、だんなはその店の第一号の客となり、iPhoneをゲットしたのであった。

そんなわけで、夜も昼もなくすごしていただんなは、私が帰ってくるまでは、何日かという事も,忘れていたらしい。

私を空港まで迎えにきてくれたが、それもよく覚えてたね、と皮肉を言うと、ほらっ、こうしてね、ダイアリーにもなるんだ。ちゃんと、その日の朝に、するべき事がスクリーンに出てくるんだ!と、始まった。。。

確かに、すごい電話だとは認める。

いや,電話だけではない。すごいシステムだと思う。

それにしても。。。そんなにしてまでほしい物なのだろうか。

私にはあまりわからないアップル教(狂)である。



iPhone騒ぎ in NZ 2

2008-07-23 19:36:49 | 仕事
深夜の開店を待っている間、なんと店の人たちからは、文字通りアップルのサービスがあったそうである。

りんご、リンゴ味のチューインガム、コーヒーなどまで配られたそうである。

こんなことは、日本ではなかったに違いない。

そして、もちろん、世界で一番初めにゲットする人を撮影しようと、各国からのテレビカメラマンも構えていたそうである。

その一番目の男性は、確かに私も実家のテレビで見ていた。

うちのだんなは、買わない,と言ってた、なんて会話を母としながら、あはは、あんな寒い中、防寒着着込んで、ご苦労様なこったね、なんて言ってた気がする。

そのちょっと後ろに自分のだんなもいようとは夢にも思わず。

だんなは、開店前、その後ろの方で並んでいて、ドイツのテレビ局のインタビューに出たそうである。

レポーターに、『iPhone、買えるといいですね!』てなことを言われただんな、

え?iPhone?僕は、ノキアの新作を買いにきたんだ!!

と、ぼけをかましたそうだ。全くどこまで人をおちょくってるんだか。

さて、開店して,次々と店に入る人たちが買う事数分、旦那のかなり前の方で、もう今日の販売分は終わりでーす、と門前払いになった。

そうなると、さらに購買意欲は高まる。

アップルもマーケティングがうまい。

だんなは、その日の朝9時に開く、別の店まで車を走らせ、店の前の駐車場に車を停め、車の中で寝始めた。






iPhone騒ぎ in NZ 1

2008-07-23 19:18:34 | 仕事
7月11日に、世界各国で3GのiPhoneが出たそうだ。

これから書く事は、アップル教のだんなから聞いた話である。ちなみに私は全く興味がない。

とにかく、G3というのは,要するに、携帯電話の電波?を使って、インターネットまで見られるようになるという所が、前の形と画期的に違う点だそうである。

本国アメリカでもまだ出ていなかったため、1日が世界で一番早く来る国、ニュージーランドでゲットするのが世界で一番,という事で、わざわざそれのためにはるばるUSAからやってきた人も,深夜並んでいたそうな。

NZでは、目抜き通りの1店だけが当日深夜12時から開き、限定35台だけ売ることになっていたらしい。

だんなは、私に、絶対買わないから。と宣言していた。それは、私だけにでなく,他の親戚友達仕事場の同僚などにもしていた。

ところが、その晩、12時が近づくにつれ、まるでシンデレラのように落ち着きがなくなったという。

ネットで世界の様子を見ているうちに、俺は何やってるんだ、俺は一生懸命働いている、酒もたばこも、賭け事もやらない。

その分、これに使って何が悪いんだ!

かような理論が頭に浮かび、深夜車を走らせ、30分後には店の前の行列に加わっていたそうである。

その日は、この冬一番とも言えるくらいの寒さだったそうだ。

mamma mia!

2008-07-23 18:27:23 | 仕事
日本にいた先日も、このマンマミアの広告が大きくかかっているのを見たのだが、これは劇団四季がするものだった。

さて,私はミュージカルが好きだが、これが映画化されるとは思っても見なかった。

それも、あのもと007の俳優さんや、メリルストリープ!

その上、映画の中でいきなり顔の前で歌いだすのは,非常に不思議な感じがした。

私はABBAの歌は明るくてもちろん好きだし、数年前に舞台も見たのだが、やはり映画はなんと言っても,舞台が本物のロケ地、ギリシアだから美しい色は何にも勝る。

しかし、うちのだんなが、あのミュージカル嫌いなだんなが! どうしても行こう,というのが不思議でならなかった。

それは、彼が私の帰省中に、iPhoneという高いおもちゃを断りなく買ってしまった事に対する罪悪感からと思われる。