【どうして日本人は英語が話せない?】
日本の英語教育は、明治時代から延々と続いてきた東大を始めとする既得権益が支配してきました。これが未だに文部科学省の指導要綱に生き続けています。これは言うまでも英文読解のための文法理論です。
数 日前に、青山 繁晴(あおやま しげはる)氏がラジオで「私は特に英会話を勉強したワケでもないし、英会話学校にも、留学したこともない、それでも英会話など簡単にできる」と述べていま した。それは彼が中学、高校とミッションスクールで育ってきたからです。麻生元総理、阿部総理、くしくも多少とも英語が話せる政治家がミッションスクール で育ち、教育文法の洗礼を受けなかった事実。
文部官僚、東大を頂点とする大学教師、学校で使われる副教材、授業で使われる情報機器、学校に派遣するネイティブ(AET)の派遣会社など、あらゆる既得権益が群がっているのが英語教育、英会話教材販売現場の現実です。
明治時代に作られた読解のための英文法が未だに生き続けているという信じられない世界です。
【今日の学習】
英語はbe動詞系列と一般動詞系列の2つで成り立っています。言うなればbe動詞系列のam, are,is、was, wereとdo, does, didということです。
今回のものは、[九九]のように覚える英会話にとりあげた「6つの英会話のテーブル」の内、一般動詞過去形のテーブルです。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
一般動詞 過去形
![table-1](http://function.d.dooo.jp/00-mutitable/table%20do%20No6.jpeg)
「理屈」ではなく、口からとっさにこのファンクションフレーズが飛び出すためにはトレーニングが不可欠です。つまり「様々の主体の過去の行為・欲求など」を表すためには以下のように宣言することになります。
過去形では、do, doesではなく、すべてdidが使われます。簡単ですね。
このテーブルにある[GROUP-A]から[GROUP-D]は以下の表現展開を支えます。
[GROUP-A] 肯定形
-- 私、~したよ、あなた、~したよ、彼女、~したよ‥
[GROUP-B] 否定形
-- 私、~しなかったよ, あなた、~しなかったよ、彼女、~しなかったよ、‥
[GROUP-C] 疑問形
-- 私、~したの?、あなた、~したの?、彼女、~したの?‥
[GROUP-D] 否定疑問形
-- 私、~しなかったの?、あなた、~しなかったの?、彼女、~しなかったの?‥
※本では[GROUP-D]が含まれていませんが、ON LINE講座では扱います。
また、「私、~したよ、あなた、~したよ」などの日本語を付記したのはまったく便宜てきなものです。
さて、「 [九九]のように覚える英会話」に「ドリルNo.4 (その時)ケーキを作ったよ」にあります。
大切なことは、いつも言っていることですが、日本語訳から英作するのでは「イメージしてください」というフレーズを使って行うことです。これが、私の言う英語を「そのまま理解する」ということなのです。
(1) made some cakes ケーキを作った
(2) made some coffee コーヒーをいれた
(3) made some hand roll sushi 手巻き寿司を作った
(4) made a doll 人形を作った
(5) made a doghouse 犬小屋を作った
(6) made a model plane 模型飛行機を作った
(7) made a dress ドレスを作った
(8) made a meal 食事を作った
(9) made breakfast 朝食を作った
(10) made sukiyaki すき焼きを作った
さてこの動詞フレーズを使った発想トレーニングは以下のように行います。実際の本や動画では(1) から(10) までのトレーニングとなっていますが、すべてをあげることができないのでサンプルをあげておきます。
[GROUP-A] 肯定形
I made some cakes.
She made some cakes.
[GROUP-B] 否定形
I didn't make any cakes.
She didn't make some cakes.
[GROUP-C] 疑問形
Did you make any cakes?
Did she make any cakes?
What did you make? ※
What did she make? ※
[GROUP-D] 否定疑問形
Didn't you make any cakes?
Didn't she make any cakes?
注意していただきたいことは2つあります。
1つは、動詞makeの過去形が使われるのは[GROUP-A]の肯定形だけということ。
2つめは、基本的に否定、疑問、否定疑問表現ではsomeではなく、anyを使います。
さて、今回は紹介を「九九で覚える英会話」に所収されている記事に現在形や過去形で使われる「時」表現」があります。
オンライン講座 現在形で使われる「時」表現」
I made some cakes every morning.
She made some cakes once a day.
She made some cakes on Sundays.
She made some cakes every other day.
オンライン講座 過去形で使われる「時」表現」
これらのフレーズなどを使うと様々な表現ができますね。
I made some cakes yesterday morning.
I made some cakes last night.
I made some cakes several hours ago.
I made some cakes in those days.
次回は、be動詞未来形の系列表現について述べます。
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当オンライン講座を構成する各3つのステップはそれぞれ1ヶ月間の構成であり、3ヶ月(90日間)がワンクールとなっています。
![「ファンクションメソッドオンライン講座](http://20.pro.tok2.com/%7Efunction/99-article-2/online.jpg)
当講座は3ヶ月単位となっていますが、講座はくり返し続きます。
登録料の意味は、「くり返し受講」ができるということです。
以下は、次回からのオンライン講座開講中のブログです。
英会話通信講座 STEP1 [九九]のように覚える英会話』
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