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例えばgive you a ring(君に指輪をあげる)というフレーズがあれば

2010-06-17 14:26:16 | 英語の九九英会話発想トレーニング

今回も,中学で身につけなければならない英語脳について述べていきます。

今回は一般動詞系列の学習、VOO感覚の動詞フレーズです。

VOO感覚の動詞フレーズとは

「コミニカ中学英語基礎編」に取り組んだ生徒たちは中学一年配当で身につけたファンクションフレーズで、SVOOとかSVOCといったむずかしいと言われる文型を簡単に乗り越えていきます。

これは一般動詞系列の動詞フレーズである限りファンクションフレーズがまったく同じだからです。

一般動詞系列の文は、これも以下のファンクションフレーズのテーブルで運用できます。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル 一般動詞 現在形
table-1 

動詞フレーズが一般動詞系列であれば,Do you. Does he, Do theyと宣言すれば「(ふだん,時々)~してるの?」といった意味になり,I don't, He doesn't, They don'tと宣言すれば、「(ふだん,時々)~ないよ」と表現できます。

さてVOO感覚の動詞フレーズですが,これは基本はVO感覚の動詞フレーズです。単にGive you.と言えば、あげるものがわかっていれば「君にあげるよ」といって意味に,あるいは相手が目の前にいればGive a ring.「
指輪をあげるよ」といった表現となります。

これをまとめた表現がVOO感覚という目的語が2つある表現です。

  (I) give you a ring. 君に指輪をあげるよ
  Give me a ring.  私に指輪をください

ちなみに「君に」とか「私に」を強調したい場合は、以下のように「到達」を表すtoを使った表現となります。

  (I) give a ring to you. (他の誰でもない)君に指輪をあげるよ
  Give a ring to me.  (他の誰でもない)私に指輪をください

ただし、makeやcookなどは、対象を表すforを使います。

いずれにしても、これらの動詞フレーズはすべて一般動詞系列のファンクションフレーズで運用します。

さらにgiveは進行形になる動詞なので進行形での表現展開が,また目的語を含んでいるので受身形へと展開していくことになります。

しかもこの進行形や受身形(ただし人主語のもの)を運用するのはこれも中1配当で身につけた以下のファンクションフレーズです。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
table-1 

つまり私が言いたいのは,例えばgive you a ring(君に指輪をあげる)というフレーズがあれば、「今君に指輪をあげようとしている」(進行形)とか「私は指輪をもらう」(受身形)という展開が自然と身につけることが重要だということです。

これがことばとしての英語学習です。

【一般動詞フレーズ5段活用】 give you a ring 「君に指輪をあげる」
=============================
(1) give(s) you a ring  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) gave you a ring  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) give you a ring  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) giving you a ring  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) given you a ring  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================

【be動詞フレーズ5段活用】 be giving you a ring (進行形)
=============================
(1) (am, are, is) giving you a ring  現在進行形 
(2) (was, were) giving you a ring  過去進行形 
(3) be giving you a ring    未来進行形
(4) being giving you a ring    ing形動詞フレーズ
  ※原則として進行形はありません
(5) been giving you a ring    現在完了進行形
=============================

【be動詞フレーズ5段活用】 be given a ring by him (受身形)
=============================
(1) (am, are, is) given a ring by him  現在受身形 
(2) (was, were) given a ring by him  過去受身形 
(3) be given a ring by him    未来受身形
(4) being given a ring by him    現在受身進行形や過去受身進行形,
  ※動名詞になる
(5) been given a ring by him    現在完了受身形
=============================

[英会話発想トレーニング]

 (1) 彼は,(ふだん)私に指輪をくれています
   → He gives me a ring.

 (2) 彼は,(ふだん)私に指輪をくれません
   → He doesn't give me a ring.

 (3) 彼は,(ふだん)あなたに指輪をあげていますか?
   → Does he give you a ring?

 (4) 彼は,(ふだん)あなたに指輪をあげてないの?
   → Doesn't he give you a ring?

 (5) 彼は,(今)私に指輪をくれようとしています 進行形
   → He is giving me a ring.

 (6) 私は,(ふだん)彼に指輪をもらっています 受身形
   → I am given a ring by him.

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ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと動詞フレーズの組み合わせで文を生産します
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(英語で)彼は,(ふだん)私に指輪をくれています

2010-06-17 14:04:09 | 書いて聞いて覚える中学英語学習

今回も,中学で身につけなければならない英語脳について述べていきます。

今回は一般動詞系列の学習、VOO感覚の動詞フレーズです。

VOO感覚の動詞フレーズとは

「コミニカ中学英語基礎編」に取り組んだ生徒たちは中学一年配当で身につけたファンクションフレーズで、SVOOとかSVOCといったむずかしいと言われる文型を簡単に乗り越えていきます。

これは一般動詞系列の動詞フレーズである限りファンクションフレーズがまったく同じだからです。

一般動詞系列の文は、これも以下のファンクションフレーズのテーブルで運用できます。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル 一般動詞 現在形
table-1 

動詞フレーズが一般動詞系列であれば,Do you. Does he, Do theyと宣言すれば「(ふだん,時々)~してるの?」といった意味になり,I don't, He doesn't, They don'tと宣言すれば、「(ふだん,時々)~ないよ」と表現できます。

さてVOO感覚の動詞フレーズですが,これは基本はVO感覚の動詞フレーズです。単にGive you.と言えば、あげるものがわかっていれば「君にあげるよ」といって意味に,あるいは相手が目の前にいればGive a ring.「
指輪をあげるよ」といった表現となります。

これをまとめた表現がVOO感覚という目的語が2つある表現です。

  (I) give you a ring. 君に指輪をあげるよ
  Give me a ring.  私に指輪をください

ちなみに「君に」とか「私に」を強調したい場合は、以下のように「到達」を表すtoを使った表現となります。

  (I) give a ring to you. (他の誰でもない)君に指輪をあげるよ
  Give a ring to me.  (他の誰でもない)私に指輪をください

ただし、makeやcookなどは、対象を表すforを使います。

いずれにしても、これらの動詞フレーズはすべて一般動詞系列のファンクションフレーズで運用します。

さらにgiveは進行形になる動詞なので進行形での表現展開が,また目的語を含んでいるので受身形へと展開していくことになります。

しかもこの進行形や受身形(ただし人主語のもの)を運用するのはこれも中1配当で身につけた以下のファンクションフレーズです。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
table-1 

つまり私が言いたいのは,例えばgive you a ring(君に指輪をあげる)というフレーズがあれば、「今君に指輪をあげようとしている」(進行形)とか「私は指輪をもらう」(受身形)という展開が自然と身につけることが重要だということです。

これがことばとしての英語学習です。

[コミニカ英作法]

 (1) 彼は,(ふだん)私に指輪をくれています
    <~は ドウする文>
   ① 彼は       → He
   ② 私に指輪をくれる → gives me a ring
   (完成文)  → He gives me a ring.

 (2) 彼は,(ふだん)私に指輪をくれません
    <~は ドウする文>
   ① 彼は ~しない  → He doesn't
   ② 私に指輪をくれる → give me a ring
   (完成文)  → He doesn't give me a ring.

 (3) 彼は,(ふだん)あなたに指輪をあげていますか?
    <~は ドウする文>
   ① 彼は ~するか?    → Does he
   ② あなたに指輪をあげる → give you a ring
   (完成文)  → Does he give you a ring?

 (4) 彼は,(ふだん)あなたに指輪をあげてないの?
    <~は ドウする文>
   ① 彼は ~しないか?  → Doesn't he
   ② あなたに指輪をあげる → give you a ring
   (完成文)  → Doesn't he give you a ring?

 (5) 彼は,(今)私に指輪をくれようとしています 進行形
    <~は ドンナだ文>
   ① 彼は いる      → He is
   ② 私に指輪をくれようと → giving me a ring
   (完成文)  → He is giving me a ring.

 (6) 私は,(ふだん)彼に指輪をもらっています 受身形
    <~は ドンナだ文>
   ① 私は いる     → I am
   ② 彼に指輪をもらって → given a ring by him
   (完成文)  → I am given a ring by him.

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これがことばとしての英語学習です

2010-06-17 13:44:48 | プロ英語教師養成講座

今回も,中学で身につけなければならない英語脳について述べていきます。

今回は一般動詞系列の学習、VOO感覚の動詞フレーズです。

VOO感覚の動詞フレーズとは

「コミニカ中学英語基礎編」に取り組んだ生徒たちは中学一年配当で身につけたファンクションフレーズで、SVOOとかSVOCといったむずかしいと言われる文型を簡単に乗り越えていきます。

これは一般動詞系列の動詞フレーズである限りファンクションフレーズがまったく同じだからです。

一般動詞系列の文は、これも以下のファンクションフレーズのテーブルで運用できます。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル 一般動詞 現在形
table-1 

動詞フレーズが一般動詞系列であれば,Do you. Does he, Do theyと宣言すれば「(ふだん,時々)~してるの?」といった意味になり,I don't, He doesn't, They don'tと宣言すれば、「(ふだん,時々)~ないよ」と表現できます。

さてVOO感覚の動詞フレーズですが,これは基本はVO感覚の動詞フレーズです。単にGive you.と言えば、あげるものがわかっていれば「君にあげるよ」といって意味に,あるいは相手が目の前にいればGive a ring.「
指輪をあげるよ」といった表現となります。

これをまとめた表現がVOO感覚という目的語が2つある表現です。

  (I) give you a ring. 君に指輪をあげるよ
  Give me a ring.  私に指輪をください

ちなみに「君に」とか「私に」を強調したい場合は、以下のように「到達」を表すtoを使った表現となります。

  (I) give a ring to you. (他の誰でもない)君に指輪をあげるよ
  Give a ring to me.  (他の誰でもない)私に指輪をください

ただし、makeやcookなどは、対象を表すforを使います。

いずれにしても、これらの動詞フレーズはすべて一般動詞系列のファンクションフレーズで運用します。

さらにgiveは進行形になる動詞なので進行形での表現展開が,また目的語を含んでいるので受身形へと展開していくことになります。

しかもこの進行形や受身形(ただし人主語のもの)を運用するのはこれも中1配当で身につけた以下のファンクションフレーズです。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
table-1 

つまり私が言いたいのは,例えばgive you a ring(君に指輪をあげる)というフレーズがあれば、「今君に指輪をあげようとしている」(進行形)とか「私は指輪をもらう」(受身形)という展開が自然と身につけることが重要だということです。

これがことばとしての英語学習です。

私たちが受けた英語教育と私たちと同じ非英語圏の人たちが受けている英語教育とまったく異なるのはこのことです。

[コミニカ五文型]
------------------------------------------
be動詞系列の文
  (1) 「~は ドンナだ文」 補語が形容詞のもの
    ※I am happy.

   (補語が3つの非時制動詞フレーズを使った動的表現)
    be going toの文
     I am (going) to take a shower.
    ※進行形
     I am sleeping.
    ※受身形
     I am invited to dinner.

  (2) 「~は ナニだ文」  補語が名詞のもの
    ※I am a happy girl.
  (3) 「~は ある・いる文」 補語が方位副詞、前置詞+名詞のもの
    ※I am here.
    ※I am on a diet.
     There is an accident.

一般動詞系列の文
  (4) 「~は ユウする文」 一般動詞haveの文
      I have a baby.
  (5) 「~は ドウする文」 have以外の一般動詞の文
     V感覚の動詞フレーズ
      I do well.
     ※VO感覚の動詞フレーズ
      I take a shower.
     VOO感覚の動詞フレーズ
      I give you a ring.
     ※VC感覚の動詞フレーズ
      I get bored.
     VOC感覚の動詞フレーズ
      I make her sad.
     two-word-Verbs
      I make fun of him.
------------------------------------------
※印のあるものはすでに登場したものです。

【一般動詞フレーズ5段活用】 give you a ring 「君に指輪をあげる」
=============================
(1) give(s) you a ring  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) gave you a ring  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) give you a ring  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) giving you a ring  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) given you a ring  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================

【be動詞フレーズ5段活用】 be giving you a ring (進行形)
=============================
(1) (am, are, is) giving you a ring  現在進行形 
(2) (was, were) giving you a ring  過去進行形 
(3) be giving you a ring    未来進行形
(4) being giving you a ring    ing形動詞フレーズ
  ※原則として進行形はありません
(5) been giving you a ring    現在完了進行形
=============================

【be動詞フレーズ5段活用】 be given a ring by him (受身形)
=============================
(1) (am, are, is) given a ring by him  現在受身形 
(2) (was, were) given a ring by him  過去受身形 
(3) be given a ring by him    未来受身形
(4) being given a ring by him    現在受身進行形や過去受身進行形,
  ※動名詞になる
(5) been given a ring by him    現在完了受身形
=============================

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(英文法)動名詞を主語として使う

2010-06-17 12:34:28 | TOEIC850点攻略・文法編

ライム色で記されている項目が今回の学習項目です。

 第8章 文法・しくみ編
   第5節 動詞フレーズを用いた動的表現

   その1 原形動詞フレーズを用いた動的表現
     名詞として使う、形容詞として使う、副詞として使う
   その2 ing形動詞フレーズを用いた動的表現
     名詞として使う、形容詞として使う、副詞として使う
   その3 ed形動詞フレーズを用いた動的表現
     名詞として使う、形容詞として使う、副詞として使う

その2 ing形動詞フレーズを用いた動的表現
(2) 叙述用法としての用法 (VC感覚)


●ing形動詞フレーズを補語(VC感覚)として使う
 
まず、すでに登場したto+原形動詞フレーズを使った文例を見てください。

  My wish is to go abroad.
  私の願いは外国に行くことです.
  My only hobby is to listen to jazz.
  私のたった一つの趣味はジャズを聴くことです 

ing形動詞フレーズにもまったく同じしくみです。

  My wish is going abroad.
  私の願いは外国に行くことです.
  My only hobby is listening to jazz.
  私のたった一つの趣味はジャズを聴くことです

【一般動詞フレーズ5段活用】 go abroad
=============================
(1) go(es) abroad  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) went abroad  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) go abroad  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) going abroad  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) gone abroad  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================

その2 ing形動詞フレーズを用いた動的表現
(3) 主語として使って


●ing形動詞フレーズを主語として使う

「タバコを吸いながら」といった状態をイメージして、それを「煙草を吸いながらのこと」、あるいは単に「タバコを吸うこと」と一般的な行為状態を表現するのがing形動詞フレーズを名詞的に使った表現です。

  Smoking is bad for us.
  タバコを吸うのは私たちにはよくない
  Smoking cigarettes is bad for us.
  紙巻きタバコを吸うのは私たちにはよくない

もちろんto+原形動詞フレーズと同じように、動詞というものは目的語や補語を伴うことが多く、ここでも「ひとまとまりの状態」としてとらえてください。ちなみに下のような文は、文法問題でよく出題されるものす。cigarettes を見てbe動詞をareにしないように。あくまでも「ひとまとまりの状態」を表すのでbe動詞はisです。

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PDF形式においても、左の画面に各動詞フレーズのもくじが表示され,それをクリックすると主画面に目的の動詞フレーズが、また文字の大きさはAdobe Readerなどで調節できます。

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(英会話)命令形で言葉を教えるのは、日本の親もまったく同じだ

2010-06-17 10:21:50 | ムリなく話せるイメトレ英会話学習法

私がかつて著した本に「イメトレ英語学習法」日本実業出版というのがあります。このブログはその本から記事を抜粋転載しています。

● 子どもは犬ではないが

 子どもは親の言葉をまねて育っていく。親が「これはネコよ」と言えばネコを知り、「これはイヌよ」と言えばイヌを知る。

同じように、「座りなさい」と言われたら「座る」動作を、「留まりなさい」と言われたら「留まる」動作をすることになる。

  Sit! (坐れ!)  Stay! (留まれ!)  Go! (行け!)

 ところで、上のように、イヌのしつけで使われるのは命令形だ。イヌに向かって「お座りなさい」「座ってちょうだい」あるいは「座ってくれませんか?」などと言ったらイヌも戸惑うだろう。

イヌは同じ言葉のくり返しを聞き、「その動作や行為」をすれば主人が喜ぶことを知り、それに応えようとする。そのとき彼の頭には「その動作や行為をする」というイメージ(情景)が浮かんでいるのだろう。

 命令形で言葉を教えるのは、日本の親もまったく同じだ。
とにかく親は何度も何度もくり返し、こどもはそれを無意識に学んでいく。たとえが悪いが、イヌと同じだということだ。ただイヌと異なるのは相手は人間だ。例えば、単なるSit! ではなく、Sit down.やSit up.などと表現が複雑になることは当然だ。もちろん、イヌの中にもSit up!と教えたら「ちんちん」をする頭のいいのがいるかもしれないが。

以上のように私が本に書いたのは、これは社会人の英語習得法にも大きなヒントがあると考えたからです。

学校英語や市販の英会話本のように、「主語は何か、動詞が何か、目的語は何か」といったとらえ方は日本独特のものなのてす。

私たちと同じ非英語圏の人もこんなとらえ方をしないで、例えばこの命令形、つまり原形動詞フレーズを元にして展開表現をするのが英会話学習ととらえています。

  Must I sit here?
  私、ここに座わらなきゃならないの?
  Must I stay here?
  私、ここに留まらなきゃならないの?
  Must I go now?
  私、今行かなきゃならないの?

  You should sit here.
  あなた、ここに座わるべきよ
  You should stay here.
  あなた、ここに留まるべきよ
  You should go now.
  あなた、今行くべきよ

これらの表現の基礎に命令形、原形動詞フレーズが横たわっているということです。

また逆にMust Iとか、You shouldといったファンクションフレーズを覚えたらそれを使って表現展開ができることになります。

  Must I get married?
  私、結婚しなきゃならないの?
  You should go abroad.
  あなた、外国に行くべきよ

      ムリなく話せるイメトレ英語学習法HTML版 HTML版より抜粋

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このブログは,拙書「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」日本実業出版社刊を元にして配信しています。
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  プログ「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」

初学者のための英語脳構築英作教材 
 書いて覚える「コミニカ中学英語基礎編

ネイティブの人たちや私たちと同じ非英語圏のヨーロッパやインド、中国の人たちと私たち日本人が根本的に異なるのは、彼らが「自分が表現したいことをどのようにして英語に変換するか」という学習を受けるからです。彼らはワンフレーズ、つまり片言でも言いたいことを表現しなさい、という教育を受けます。そしてそれをキチンとした表現へと導くのが教師の役目であり、そのために教えるのが文法(当たり前ですが、これは教育文法ではありません)です。

以上の教材についてのブログを配信しています。ぜひ訪れてください。

  ●ブログ「コミニカ中学英語基礎編

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