6/1 竹内銃一郎『月ノ光』「…違う、この手触りはわたしのモノじゃない!」
6/2 ベロ・シモンズ『ハロー・ランデブー』「男、リビングのイラストをIPadの赤いペンで塗りつぶす」
6/3 文月奈緒子『かいだん』「どうして話せば話すほど」
6/4 長谷川彩『下校の時間』「(笑って)柳瀬マジワロシだわ。」
6/5 前川知大『散歩する侵略者』「ありがとう。それを貰うよ。」
6/6 宮本研『ザ・パイロット』「ようし、それなら、わたしが犯罪者であること、わたし自分で証明する。」
6/7 佃典彦『ぬけがら』「だからね、あんたは偶然とたまたまが重なって誕生したのよ。」三浦大輔『愛の渦』「(周りを見渡して)ここはデザイナーズマンションですかね?」
6/8 新井章仁『老いとAI』「ああ、外のほうがぬくいぐらいじゃないか」
6/9 二朗松田『私の名前は、山田タロス。』「……0か100か、と思ったら、200だった、ってこともあるかもですよ。」
6/10 梅咲ミヤビ『天気予報』「いい民主化デモ日和ですねぇ。」
6/11 ニール・サイモン『ビロクシー・ブルース』「字の書いてない本。あなたの回想録のための。第一ページには今夜のことを書いてね。」
6/12 ニール・サイモン『ブロードウェイ・バウンド』「ぼくなんだ、彼と喧嘩しなきゃいけなかったのは。」
6/13 アシタリュウタロウ『それでも好き』「チョロいなー、と思いました。」
6/14 ニール・サイモン『噂 ―ファルス』「それで、いい学校に入れてやりました?」
6/15 ニール・サイモン『ヨンカーズ物語』「わたしの赤ちゃんはわたしたちとちがって幸せになるわ、だってわたしが幸せになるように教えてあげるもん」
6/16 ニール・サイモン『ジェイクの女たち』「わたしたち、結婚に始まり、モノローグに終わったのよ。」
6/17 尾崎太祐『赤ペン先輩』「エントリーシートに、書いてくれたじゃないですか。「あなたらしい言葉で、自分の言葉で、思いをぶつけてください」って。」
6/18 北村想『Goin’Home〜遠まわりして帰ろ〜』「あっという間に戦争は終わった。しかし、ナニがどう変わったのか、これが全然ワカラナイ。空は晴れてる。それは昨日は同じだ。風が涼しい。それも昨日と同じだ。自然はなんにも変わっちゃいない。実に不思議だった。」
6/19 ロジャー・パルバース『記者たち』「ダラスにあるわたしのマンションの鍵。5つあるけど、すべて玄関ドアの鍵。ひどい犯罪の国だから、仕方がないわ。」
6/20 ロジャー・パルバース『河原町物語』「ええ人だな」
6/21 別役実『或る昼下がり』「私、バスは嫌いですから……。」
6/22 岩松了『お仕置きの壺』「そうだ、DECO、おまえ脱いでる?」
6/23 樋口ミユ『パレード』「誰でも参加できるパレードなんで。」
6/24 北村想『葬儀委員長もまた死す』「ここで葬儀委員長と母親のあいだで、私にはさっぽりワカラナイ会話がなされる。」
6/25 ニール・サイモン『おかしな二人(女性版)』「あなたがしてくれた二つのことに対してよ。あたしを引き取り、追い出してくれたこと。」
6/26 小松幹生『思い起こせばーベンチ5』「ほら、また、ほとんど、独白になってますよ。駄目な人ですね。」
6/27 小川未玲『キニサクハナノナ』「……そうですか。あのお花、ウツギって言うんですか。よかったわ、教えていただいて。間違いだなんて思わなかった。桑島さん、すごく堂々とおっしゃったから。」
6/28 土田英生『強がる画家たち』「え?……あ、いや……別にそこまでは興味ないんで。」
6/29 川村毅『ハイ・ヌーン』「勝者にはなにも残らない。敗れた者には人生が残る。」
6/30 加藤一浩『雷鳴』「ある意味羨ましいとは思うけど……奴らは女の子に真顔で「面白くない」って言われる前の俺だよ。」