
2019/2/15
・熊谷嶺くんが東京に進出するにあたって企画された追いコン的オムニバス公演。
・ゆかりの役者スタッフが集まって短編三作品とブリッジのコントを上演。
・自分も熊谷くんにはお世話になっているので使命感にかられて見に行く。
・お世話になっているのに、物販のDVDが眼に入ったときに「誰!?」って思う。
『最強』 脚本:赤谷翔次郎(パインソー)
・格闘プロレス団体と最強格闘技一族が全面戦争する話。
・どうしてもレガースを凝視してしまう。
・そういう題材のせいか、出番のない役者さんが舞台の周りで待機しているのを見てランバージャックデスマッチを連想する。
・最後が前衛的なオブジェみたいだった。
『ヒラナリ』 脚本:井上悠介(きっとろんどん)
・平成が終わるたびに平成元年にタイムスリップしてしまう話。
・もうすぐ平成が終わる今だからこそ映える題材。目の付けどころ。30年もちょうどいい。
・自分だったら何するかなと考えながら見る。たぶん投資。
『そもそも論』(脚本:熊谷嶺)
・花火職人の息子が母親の仇討ちのため、街をひとつ爆破しようとする話。
・親父のキラークイーンぶりに不意をつかれる。
・フィクションラインの低い設定で構成に凝るのは結構難しいはず。
・伏線となる小道具の頭どうかしている感じが熊谷くんらしくて好き。
・もはやどの作品に出ていたか思い出せないけど(どの作品に出ていてもおかしくない)、池江さんのレポーターぶりに笑う。あんな引き出しもあるのね。
・もうちょっと役者としての熊谷君を見たかったような気がするけど、演出三作品も担うとさすがに難しいか。
・個人的には、熊谷くんが札幌にいるうちにもっと長尺の二人芝居とか見たかったなあとしみじみする。
・三作品とも良い感じにとっちらかった話で、追いコンらしく賑やかな出来だった。
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