演劇/微熱少年「縁側アロハ、その前に 第ニ話『みんなのイエーッ』」(観劇三昧)
2025/5/11
中学校の教師が、(おそらく)自宅で生徒から届いた暑中見舞いの手紙を音読する話。
自分は年賀状すら中学校の先生には送ったような送っていないようなという有様なので、暑中見舞いの文化がよくわからない。
地域差なのか、コロナ禍のリモート環境ではそういう授業があったのか。よく見るとハガキに住所書いてない。
一人芝居には、どうして登場人物が声を出すのかという問題が付きまとうけど、映像作品だと更に顕著になる。
実際、どうして彼女は音読しているんだろう。
たまには音読したい気持ちになることもあるだろうけど、どの程度、人に聞かせることを前提に話しているのかがよくわからない。
教師が手紙をとても丁寧に音読しているので、見た感じ一話目のラジオパーソナリティーの話と印象が重なる。
映ってないところにカメラがあって、リモート授業中なのかなとも思ったけど、違うっぽい。
基本的にはコロナ禍による分断と孤独感がテーマになっていきそう。
日常と、その日常にできてしまった裂け目を表現していく感じ。
《詳細(観劇三昧HP)》
■公演時期 2020/05/01
■キャスト
栗原一美
■スタッフ
作・演出・撮影・編集:加藤真史
■あらすじ
演劇/微熱少年第一回公演『縁側アロハ』前日譚一人芝居シリーズ
コロナ禍で制作・上演が中止となった『縁側アロハ』の前日譚をリモート一人芝居で制作し、上演への希望をつないだ。
第二話『みんなのイエーッ』 中学校の国語教師・本城深雪が生徒からの暑中見舞いを読む。リモート授業で分断を余儀なくされ不安を抱える人々の孤独を描く短編ひとり芝居。
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