2023/1/2
IMAXでも見たくなって三回目。
リョータ目線の河田兄がデカい。
リョータ周りのサブストーリーが暗いとか、テンポが悪くなるとかネットの評判よくないので、そのへんも注意しながら見る。
母はかなりひどいことも言うけど、小学生リョータが転んだときに反射的に体が動いているし、事故の時も裏で手を合わせている。
深く傷ついているだけで、ちゃんとリョータにも愛がある。それは彼にも伝わっている。
だからこそ、自己憐憫そのものの「謝罪」が書かれた手紙を捨てて、「感謝」の言葉を選べたんだと思う。
湘北の切り込み隊長としての彼との役割と、母親のために一歩踏み出そうとするところがシンクロしている。
最後の「背伸びた?」は、過去に囚われていた母の心の時間を動かすことに成功したセリフと解釈した。
たしかに暗いし身内が事故死する話なんて既視感強いけど、家族の再生の話として見ても、かなりちゃんとしていたという結論。
(ユナイテッドシネマ札幌)
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