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遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

「借りぐらしのアリエッティ」

2010-07-19 22:47:55 | レポート
2010/7/18

スタジオジブリの最新作。公開直後ということで、お客さんはほぼ満員。さすがジブリ。
見終わったあとで確認したら、宮崎駿は企画・脚本だった。他に脚本・丹羽圭子という名前もあるから単独脚本ではない。監督は別な人。この情報見る前にほしかったな。勝手にハードル上げてしまった。どうせなら宮崎駿には死ぬまで監督やってほしい。見る側の勝手な言い分なんだけど一時代を築いた人だし最後まで追っかけたい。
で、見終わったあとの感想。樹木希林が怖い。
いや、ほんとにまったく樹木希林のためのアニメだったんじゃないかというぐらい存在感を撒き散らしていた。
実写なら多分むりでも、アニメなら相当動ける。樹木希林円熟の演技力にジブリが肉体を与えたという感じ。下手したら結構元気付けられてしまう。全国に「樹木希林ファン」がどのくらいいるのかはわからないけど、ファンなら必ず見るべき作品じゃないか。
他の登場人物はアリエッティも含めて既視感がある。いやというほどじゃないけど、「どっかで見たことあるなあこの人たち」いう感じ。
お話のほうは、結構深刻な破綻があると思うし、男女の会話が幼稚というか他にないのかよという具合で、ツッコミどころは多い。最初のタイトルロールは唐突で、男の子がアリエッティを見つけるまでが早すぎる。「なにをそんなに焦ってるんだ!」と脚本家に聞いてみたいぐらい。他に涙の描き方が何であんなにお仕着せがましいんだとか、まち針を服に刺す時、あんな音しねえだろとかついつい細かいことまで気になってしまう。「雑」を「勢い」で凌駕するようなタイプの話でもないし大事なところだと思うんだけどな。
設定でおもしろかったのは、借りぐらしの小人たちが何にも特殊な能力を持っていないこと。ただの小さい人。
だから、角砂糖一個、ティッシュ一枚を奪うのに命がけだったりする。
そりゃアニメなので多少デフォルメはされてるんだけど、与えられた環境に小さい人たちが適応して生活している様子は大きな見どころだった。
ディズニーみたいにその見どころを活かしてきれいにまとめてもよかったんだろうけど、宮崎駿はたぶんイヤなんだろうな。「見ごたえのある混沌」という方法もあるんだろうけど、その手前で終わっている感じが残念。
監督・宮崎駿の後継者はまだ現れていない。そりゃなかなかね。

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