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遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

英勉監督『貞子3D』(2012年)

2016-03-24 16:47:11 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

貞子3D 2Dバージョン(本編DVD)
クリエーター情報なし
角川書店

2016/3/23

・前の呪怨が怖かったので、薄めたかった。

・タイトルに3Dと付いているのに、iPhoneで見る暴挙。

・ただ、DVDで2Dversionを出すくらいだから勝算ある可能性も。

・呪いの動画を見た人たちが次々と怪死する話。

・映画の入口と出口でジャンルが違っていた。

・最初は一応ホラー映画の体で進行するけど、あるポイントからモンスター映画に変わる。

・最初のホラー要素は、全体的に大雑把。

・小さなスマホの画面から腕が飛び出してくるところとか、その腕が手首をつかむのにつかまれた人が後ろに吹っ飛ぶとか。

・ニコニコ動画の再現すらピンとこない。

・ネットユーザーの「404 Not Found」への本気の恨みは感じる。

・入試科目に容姿が含まれているのではないかというくらい、女子校の生徒が美形ぞろい。

・ほぼ恐怖は無く、たまにびっくりする感じ。

・ただ、「インターネット」と「ホラー」は相性がよさそう。

・心霊現象の原因になりそうな怨念は、その人が死んだあとでもSNSなど諸々の書き込みとしてネット上に残る。

・今じゃネットは身近なものだし、多少動作が不安定になっても不自然じゃないし、不思議現象が起きればそれなりに恐怖と説得力を確保できる。ような気がする。

・第三舞台の解散公演『深呼吸する惑星』と同じ考え方。

・ただ3Dとは合わない。3Dは臨場感が増すけど、作り手の作為も目立ってしまうので、恐怖表現のノイズになってしまう。

・3D邦画にありがちなやたら蝶や蛾を付け足したがる手口も「またか」と感じる。

・なお、人気ホラーシリーズの恐怖対象が、萌えキャラ化していくのは仕方ない。

・なので、作り手側も折り込み済みだったんだと思うけど、後半はすっかりモンスター映画。思い切った。

・ヒロインにとって問題なのは怪奇現象じゃなくて、敵の牙とスピード。

・耐久性はそんなに高くないから、武器があればそれなりに戦える。

・石原さとみが強い。

・貞子がすごくかわいい(重大なネタバレ)。

コメント
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