goo blog サービス終了のお知らせ 

遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

三宅隆太監督『呪怨 白い老女』(2009年)

2016-03-21 00:32:40 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

呪怨 白い老女 [DVD]
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

2016/3/20

少女の霊が色んな人を不幸にする話。

5~10分くらいのエピソードを並べて行く構成。

各話ごとに律儀にオチ(恐怖演出)が据えられている(たまに笑えるのもある)。

『クロユリ団地』のような心理描写を突き詰めていくやり方ではなく、ホラー映画のお約束的な驚かし表現も随所に入れてくる。

正統派ホラー。

心理表現はよくても、こういう派手な驚かせ方は演劇では難しそう。

それぞれ独立して観ても成立している上に、各エピソード内の小さな情報を積み重ねていくことで全体像がわかってくる。

怖い映画なのに、少しずつ靄が晴れて話の全体像が見えていく過程が気持ちいい。

なので、あらすじを知らないなら知らないまま観たほうがいい。

バスケットボールとかロボット犬とか、あんまりホラーに合わなさそうな小道具を持ってきているのはあえて挑戦しているんだろうと思う。

Jホラーおもしろい。(いまごろ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中田秀夫監督『リング』(1998年)

2016-03-21 00:05:35 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

リング [DVD]
クリエーター情報なし
角川映画


2016/3/19

見た者は一週間後に死ぬという呪いのビデオを見てしまった女性の話。

貞子のデビュー作。

主演が松嶋奈々子で元夫が真田広之。中谷美紀や竹内結子も出演していて豪華。

とはいえ、1998年の映画なので、もう20年近く前の作品。

映画内で初めて観る貞子に初めて会った気がせず、怖いという感じがしない。

貞子の登場シーンや、各犠牲者の死にっぷりが、むしろコミカルに感じてしてしまう。

貞子が出てくると「待ってました!」と声をかけたくなるけど、明らかに見方を間違えている。

少なくとも当時は恐怖を感じさせるアトラクションムービーとしてきちんと機能してたというのが、いまいちピンとこない。

純粋なホラーだと思っていたら、人の感情がわかるとか、ちょっとSFも混じっていてはらはらする。

逆に考えると、ここ20年弱でのJホラーの進化ぶりがすごいということなのかもしれない。

前田敦子の評価が相対的に上がった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする