2021/1/2
・飛行機乗り、エンジニア、彫刻家、それぞれの分野で挫折してしまった三人組がアフリカの海に宝探しに出る話。
・いかにもミスマッチな人物と場所のオープニングが好き。
・のどかな音楽と緊迫した音楽を(たぶん)交互にかける不思議な演出。
・クセの強い三人がそれぞれに夢を追っていて純粋。
・技術も行動力も人並み以上なのに、人の良さとツメの甘さが共通してて嫌いになれない。
・落胆の仕方も三様。自分はローラン型。頑張って面白い話をしようとしちゃう。
・男2女1のトリオはバランスがいいので、物語上でそんなに必然性がなくてもチームになることができる。引力が強い。
・1、2、3幕の時間配分がおおよそ4:4:3。ちょっと変わったバランス。
・人物と関係性の紹介に時間を使っているということになるので、基本的には役者を見せたい話なのかな。アラン・ドロンもいるし。
・時間経過を表してるのかもしれないけど、男どもが急に髭面になるの、見ていて迷子になるからやめてほしい。
・1960年代の時代感というか、飛行機やレッカー車、バイクに船、剥き出しのエンジン、自分にとってそんなに馴染み深い見た目ではないのに懐かしい感じがする。
・今風じゃないビキニも魅力的に見える。
・おじさんのぶん殴り方が完全に猫パンチなのもかわいい。
・飛行機と自動車がいちゃついてるように見えるシーンが美しい。
・それとは別に、撮り方の作り物っぽさもそのまま味になっていて、古さが弱点になってない。
・今のシチュエーションに置き換えても、小綺麗になるだけで、なかなか魅力的な話にはならないと思う。なるのかな。どうかな。
・当たり前のように日本人風の名前の登場人物や日本食レストランが出てくる。この頃から、フランスに結構日本文化が入ってたことがわかる。
・いくら1960年代のフランスでも、死んだ人の処理って、あれでいいんだろうか。
・3場も妙に長い。1場と2場だけで成立してるような気もするのでなおさら。
・レティシアとは何者なのかということが地味に描かれている。
・終盤、新国立競技場みたいな建造物が出てくる。「その展開いるのかな?」と思わないでもないけど、あそこでアクションシーンを撮影するのは楽しそう。
・あの場所から逆算して作った話だと言われても驚かない。
・海でああいう感じで遊ぶの憧れるけど、自分がやるより、人がやってるのを遠目に見てるほうが楽しいんだろうなと思ったりした。
(Apple TV)