ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

歓迎する決断

2012年11月22日 | ブログ
出資馬ではないがシルクのヘヴンリーハートという馬が引退した。
父サムライハート、母ミスヒテンで美浦の畠山厩舎の牝馬。

何の関係もない人からしてみたら、
「ふーん、その馬の引退がどうかしたの?」という感じだろうが、
実はこの馬、まだ2歳なのである。
そう、まだ2歳なのに引退が決まったのだ。

別に故障などしていない。
元気そのものである。
ただ・・・・・・、ただ、競走成績が悪いだけなのである。

ここまで4戦して二桁着順ばかり。
レースぶりを見る限りこの先も走る可能性はほとんどゼロ。
だからこそ2歳での引退となったわけだが、
競走成績が悪いという理由だけで2歳で引退する馬は、
シルクでは初めてだと思う。
いや、キャロットでもロードでも僕は見たことがない。
まあ、ラフィアンならありそうな気もするが。

これ、出資者はどう思っているのだろう?
賛否両論だろうと思うが、僕ならこの決断は大歓迎だ。

走らない馬は変に引っ張らないですぐに引退させてほしい。
そのほうが出資者にとっては有り難い。
たとえそれが2歳馬であったとしても。

もちろん、馬は生き物でどんどん変わっていくから、
走るかどうかの見極めはとても難しいことではあるが、
しかし、そこは厩舎のスタッフがプロとして判断してほしい。
そして、プロの目から見て無理だと思った馬は引退させてほしい。
繰り返すが、たとえそれが2歳馬であったとしてもだ。

補償が無くなり、これからこういうケースが増えるのだろう。
前述したように、この傾向に個人的には賛成だ。
色んな意味でこの趣味は、「走ってナンボ」だと思う。

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