エミリの一筆啓上

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日々の思いを綴ります。

夜もすがら

2014-11-06 22:31:23 | 日々のできごと
ハナミズキが紅葉し、真赤な夕焼けに山々の稜線がくっきりと美しい霜月、

霜月は天も地も人も、温かな赤い衣を身に纏う。

171年ぶりというミラクルムーン、後の十三夜の月は残念ながらお目に掛かれなかった。

171年前がどんな時代であったのか?264年続いた江戸時代は1867年で終わっている。

その24年前だから1843年、昨年の大河ドラマ、八重の桜のヒロイン新島八重さんの旦那様の

新島襄さんがお生まれになったのが、1843年とある。なるほど、この後、大政奉還がなされ

時代は明治へ向かう。もしかしたら171年前のミラクルムーンは新しい時代に向かう予兆か?

そんな風に思った江戸の人がきっといた気がする。江戸の時代はそんなに昔ではない。

日暮れが早くなって、何だか人恋しいこの頃である。

メールの一つも届かない日などは、ついつい寂しくてヤケッパチな気分になるのはお齢のせいか?

二匹の猫は、付かず離れずの程良い距離で私の心を温める。

図書館で『臨書の疑問』という本をお借りしたが、良き道標となる本であった。

良書との出会いは人との出会いと似ている。

夜もすがらもの思ふ秋は終わり、明日は立冬である。
















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