piano class emi.i.

いいピアノを弾きたい

フランスの作曲家

2010年11月16日 | 演奏会
フランス人作曲家の曲を 「フランスもの」といういいかたをしますが、フォーレ、ラヴェル、ドビュッシー、ラロ、シャミナード、グノー、サン・サーンス、プーランク、アーン、ダマーズ(現在の作曲家)など

先日フランスものばかりのコンクールが行われ、その講評を書くという仕事の関係で しばらくそれらの曲の楽譜ばかり読んでいました。
寝る前に「水の戯れ」のCDを聴いた夜は明け方 あのリズムによって覚醒し引き続きすぐ忘れるような夢をみて起きました。脳裏に焼き付いた とはこのことかと思ったのでした。
新しいリズム。新しい音階。新しい響き。(新しいとは1800年前後からみて)弾き手の感情をはさまない、物語を読む側になる(主人公になるのではなく)音楽。客観性。色彩感・・・。瞬間的な、泡のように消えるけれど映像が残るような音。

「ドイツもの」といわれるそれ以前の作曲家たちに(特にベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーあたり、) 聴いてもらってぜひ感想をききたいなあと思いました。
みんな驚いたことでしょう。

フランスっておしゃれなのね、て思ったかなあ。