松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

デスパレートな櫨たち おまけ

2007-05-28 22:28:33 | 復活奮闘日記
な、なんと、私が「櫨の若苗」だと聞いて受け取ったものは、
櫨じゃありませんでした。

デスパレートな櫨たち その6
コメント欄でHさんから指摘がありました。
あれは、「ヌルデ」という木だそうです。

櫨と同じ「ウルシ属」ではあるそうですが、
やはり別物です。
櫨と違うところは葉っぱが
ギザギザしているところのようです。
私は自生の櫨だからギザギザしてるんだと思ってましたが
ヌルデの画像を見たら、確かにヌルデだろうなと思います。
しかし、似てますよね~。

上の画像は櫨の葉っぱですから、
比べてみると違いがわかりますね。

ヌルデをWikiで調べていたら、
おもしろいことがわかりました。
ヌルデ(白膠木)は別名カチノキ(勝の木)
聖徳太子が蘇我馬子と物部守屋の戦いに際し、
ヌルデの木で仏像を作り馬子の戦勝を祈願したとの
伝承があるそうです。

聖徳太子ですって!
ずいぶん由緒ある歴史的な木ですね。
これが自生してるってことは、
誇らしいことなんじゃないですか?

とにかくヌルデはヌルデとして、
今後も区別をつけるために、そのまま育てることにしました。
櫨同様、秋は紅葉するみたいです。

さて、ヌルデは触ってもかぶれることは
ほとんどないそうです。
(稀にかぶれる人もいるらしい)

どうりで私が素手でしっかり握っても
大丈夫だったわけですね。
しかし、ヌルデの持ち主の女性は
顔が真っ赤に腫れて櫨マケすると言っていました。
つまり櫨だと思いこんで
実はヌルデでかぶれていたってことですね。

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