松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

台木用の種 その2

2007-05-02 19:07:16 | 復活奮闘日記
私は正直言って、ガーデニングってのは
ちょっと苦手です。
今までサボテンしかうまく育っていません。
しかし今回は松山櫨のために
櫨の台木用の苗をうまく育てたいと願っています。

そこで、よく考えたら
せっかくいい教科書を持っていますから
それを参考に育てていこうかと思いました。

そう!
もちろん、江戸時代の大庄屋、武下武兵衛の
櫨栽培の技術書「農人錦の嚢」です。

前振りは以前お伝えしたことがありますね。
そこで今回は種の部分を引用しましょう。

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櫨種子の播き方は次の通りである。
早播きする場合は、春の彼岸の少し前から
種子を水に浸けておき、二十日ばかりたって
だいたいどの種子にも割れ目が
見えはじめたころ、水から揚げて播く。
---------------------引用おわり

江戸時代は硫酸なんてありませんでした。
単に20日ばかし水の中に入れていたようです。
全く同じようにしてもよかったのですが、
武兵衛は本の中で、よい方法はどんどん取り入れろと
書いてあります。

私は考えた挙げ句、プラスチックの容器に
水に薄めた食器洗い用の中性洗剤を入れ、
その中に種をつけておくことにしました。

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